ASDと診断された話 自閉症診断記
今日は5年前ほどにASDと診断された経緯を書いていきます。
ASDかもしれないと思っている方など、参考にしてみてくださいね。
こちらはADHDの診断記です。良かったら読んでみてください
筆者の過去
・とにかく自分の発言で周りを混乱させる
・まるで自分が宇宙人のように感じる
・触覚過敏が酷すぎて、服装が合わないと癇癪を起こす
・学校に毎年行き渋る
・学校のトイレが使えない。または場所にこだわる
・いつも1人か2人でいる。(周りに合わせられない)
ADHDバージョンでも書いたのですが、特性てんこ盛りですね。今思うとよく生きてこれたなと思います。本当に生きにくかったですよ。
なのでASDの本を読んだ時は、本当に驚きました。自分のことが書かれていたから。
チェックリストが多く当てはまっていたからじゃなくて、「これだ」と言う確信があったのです。
運命の出会いですよ。本当に本当に生きるのが辛かったので、救われた気がしました。
さらに、僕は高校生の時にうつ状態になってしまっていて、部屋がゴミ屋敷になっていました。それによって、全日制の高校から、通信制の高校に転校した経緯があります。
ストレスで耳鳴りがして、耳鼻科に行き、耳には問題がなさそう→精神科に行ってみてと耳鼻科医に言われ、初の精神科に踏み入れます。
精神科へ
精神科はいい所でした。先生も穏やかで、まともな方でした。最初の3ヶ月は話聞いてくれるだけだったのですが、3ヶ月後にASDの本と出会いました。思い切ってその本を精神科に持っていき、それを先生に見せて
「僕はASDですよね?」と伝えたら、ほぉ、と納得した様子で「調べてみましょう」と検査が開始しました。
検査へ
検査結果はこちらです。あとはAQテストをしました。アスペルガー指数を測るテストです。
流れはADHDの診断記と同じです。読んでみてくださいね。
心理士「では次は数唱です 私が言った数字を順番に順唱、ひらがなはあいうえお順に言ってください。ひらがなが先で、数字を後にお願いします」
春野 「わかりました」
心理士「では練習から。4あ1う53い」
春野 「1345あいう」
心理士「ひらがな先でお願いします」
春野 「あっ」
みたいな醜態を2連続で晒す春野。
そして、6ヶ月の経過観察
親と主治医の育成歴の聴取
が発達障害の診断には必要になります。これを行なっていない病院は信用してはなりませんよ。
結果 6ヶ月後
僕は当時未成年だったので、診断の告知は親にしか行われませんでした。なので、結果を知ったのは、親の口からです。
診断された時、「やっぱりそうかぁ」と心底安心しましたよ。もう無理に普通にならなくて良いんだと思えました。逆に自閉症じゃなかったら何?って感じでした。
その後の対応
「薬は合わなかったら変えていきましようね」
と言われ、その二つを飲むことになりました。
飲んでみたらぐんぐん体調が良くなっていって、生きやすくなりました。
本当に飲んで良かったと思っています。
こちらは飲んでる薬について書いていますので、読んでみてくださいね。
他にも精神科の医療費が1割になる自立支援医療の申請、
障害年金と障害手帳のための診断書作成、
デイケアや相談所の紹介、認知行動療法、
大学のための合理的配慮の作成などを行なってもらいました。
実際に診断されて良かったです。
自分の特性の対処法などを知ることが出来て、とても生きやすくなりました。
診断名は、烙印やレッテルでは決してありません。これからを前向きに生きるための指標だと僕は思っています。
なので、ぜひ少しでも迷っていたら精神科へ行ってみてくださいね。
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