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詩的なやつ

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#日記

もしも、自閉症が治療できるとしても

もしも、自閉症が治療できるとしても

例えば、たった一粒の薬剤によって。
例えば、人工内耳のように、体内にテクノロジーを埋め込むことによって。

自閉症が治療できる世界になったとしても、私は断じてそれを受け入れることはないでしょう。

ふと、疑問に思うことがある。

もし、自分の中から自閉症が消えてしまったら、私は私と言えるのかどうか。

私の人生は、とても順当に行ったとは言えない人生だった。それはきっと、自閉症を持っていたせいだと、

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僕は異星人です。そして自閉症です。

僕は異星人です。そして自閉症です。

自閉症の動物学者、テンプルグランディンは、自分を火星の人類学者だと形容した。

遠くから人間を観察し、地球に適応しようとする自閉症者の思考を端的に表した言葉だ。

この言葉を聞いた時、自分は心の底から歓喜して、共感したことを今でも覚えている。

自分はずっと正体不明の違和感と闘ってきた。
言葉や、思考、価値観や文化が目の前の人と一切交錯しないような恐怖。

自分だけが異世界に迷い込んでしまったかの

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自閉症者が求めていたもの

自閉症者が求めていたもの

僕は、

本当の意味での

「対話」を行うことが出来なかった。

自閉症だったから。仕方がなかった。

ずっと自分が何なのか知りたかった。

人は、他者がいることによって、

初めて自分自身の感情を知る。

他者の感情を知ることが出来ない僕達は

それを行うことが出来ない。

ある自閉症者が言っていた。

自分のことを知る事が、何よりも喜びだと。

誕生日プレゼントより、

自分の脳のMRIや診断

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