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靴から学ぶこと


靴の汚れ。
私はとある事情から、白いスニーカーを必ず履いて通勤する。

そのスニーカーも3年ほど履き続けているが、
それだけでは汚れが目立つので、1年半ほど前に、もう一足、メーカーの違う白いスニーカーを購入した。

せっせと、大体2週間に一度くらいの頻度で掃除をしている。
まず、メラニンスポンジで外側の汚れをキュッキュと磨き、
その後、専用洗剤を水で埋めて、ブラシで泡立てながらスニーカー全体に塗布する。
その後、布で汚れを拭き取る。これを大体3回繰り返す。
最後に、また残りのメラニンスポンジで靴底の汚れを取る。
こんなことを続けていると、周囲との差が生まれた。
周りは「汚れても良い靴」をあえて履いているのだろうが、私はこの白い靴はプライベートでも履くため、
なるべく綺麗に保ちたく、常になるべく白い状態を保つように掃除をしている。最初は他の人の靴と並べて白光りする自分の靴に非常に満足がいっていた。
靴が白いだけでなんだか勝ち誇った気持ちにもなるものだ。

しかし、だんだんとこれって私みたい、
私を体現しているのようだなと感じるように。
外見が整っているとかでは全くなく、外面だけを取り繕うとするあたりが自分らしいなと思った。
以前、何かの本で「お皿は裏から洗いなさい」という
文言があった。
なんでも、内側からだそうだ。

それでいうのなら、私は殆ど靴の中に手をつけない。
洗い方もよく分からないし、乾くのに時間がかかるからだ。

やはり外側だけツルピカに保って良い気になっている。
靴って自分の模縮図であり、分身なのかなと思った。

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