マガジンのカバー画像

俳句で綴る東京の日常

26
運営しているクリエイター

#新年の季語

恋シリーズ1  冬桜

恋シリーズ1  冬桜

触れもせで眺むるばかり冬桜

ふれもせでながむるばかりふゆざくら

検索結果

「冬桜(ふゆざくら)三冬

【子季語】

寒桜、緋寒桜

【解説】

冬桜は十一月頃から翌年一月頃にかけて一重の白い花をつける。寒桜は緋寒桜のことで、冬桜とは別種。九州など暖かい地方に寒中緋色の花を咲かせる。」

冬の季語

恋シリーズ9  鏡開き

恋シリーズ9  鏡開き

鏡開きすべては持たぬ君の鍵

かがみびらきすべてはもたぬきみのかぎ

検索結果

「新年、供えてあった鏡餅を下ろして食べることをいう。 普通は一 月十一日に行われる。」

新年の季語

恋シリーズ8  七草粥

恋シリーズ8  七草粥

七草粥恋のとろける月日かな

ななくさがゆこいのとろけるつきひかな

検索結果

「新年の季語とされている七草粥とは、人日の節句である1月7日の朝に食べられる、日本の行事食の一つです。 具材には春の七草や餅などを使用し、今年一年間の無病息災を願って食べられるのです。 また、「正月の御馳走などで弱ってしまった胃を休める」という意味も持っています。」

恋シリーズ6  初日の出

恋シリーズ6  初日の出

初日の出君の睫毛の光るかな

はつひのできみのまつげのひかるかな

検索結果

「初日(はつひ) 新年

【子季語】

初陽、初旭、若日、初日の出、初日影

【解説】

一月一日の朝日。初詣とともに古くから、人々は正月一日、山や海から御来光を拝み、その年の幸福と平和を祈った。」

新年の季語

恋シリーズ2  初便り

恋シリーズ2  初便り

一陣の恋風吹くや初便り

いちじんのこいかぜふくやはつだより

検索結果

「初便り(はつだより)
新年の季語

【関連季語】

年賀状

【解説】

年が改まってからもらう最初の便り。年賀状も初便りだが、初便りというと、年賀状のような儀礼的なものではなく、用件あっての便りという意味合いが強い。」

初鴉

初鴉

羽広げ空支配する初鴉

はねひろげそらしはいするはつがらす

検索結果

「元日のまだ明けやらぬ空に声を上げる鴉である。 いつもは、ごみなどを食いあさって嫌われる鳥であるが、初日を受けたその姿は常とはことなり清らかな印象を与える」

「鳥類は、およそ1億5000万年前までに、恐竜から進化しました。 これまでの研究で、祖先である恐竜の段階から羽毛や鳥類型の呼吸器(気嚢系)がすでに進化していたことが見

もっとみる
初泣

初泣

初泣やこの道この空続きたる

はつなきやこのみつこのそらつづきたる

検索結果

「泣初(なきぞめ) 新年

【子季語】

初泣

【解説】

新年になってはじめて泣くこと。子どもが泣くと、一年中泣いていることになるなどと言ってはやしたてたりする。」

新年の季語

初茜

初茜

初恋の心の染みや初茜

はつこいのこころのしみやはつあかね

検索結果

「初日の出が出る直前、東の空がほのぼのと明るくなって、茜色を帯びてくることを初茜といいます。 夜の暗がりから白み、明るみ、やがて茜色に染まる東雲の空は、日の出より先に元旦の訪れを告げるようです。 正月の初めの日を「元日」、その日の朝を「元旦」といいます。」

新年の季語

門松

門松

門松の流るる時を止むるかな

かどまつのながるるときをとむるかな

検索結果

「新年の季語。 古くは、木の梢に神が宿ると考えられていたことから、門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがある。」

東京の日常は

つづく。