風の精🍃
東京の片隅で、東京の日常を綴る。
This is the daily life of a housewife living in Tokyo.
地球温暖化ではなくて 地球沸騰化。 今年の夏は恐ろしく暑かった。 我が家の楓もまだ 緑っぽいまま。 いつも12月に入れば 紅葉しているのに。 柿も通常は12月に入れば葉はみんな落ちている。 今年はまだ 随分 葉っぱが木に付いたまま。 「COP28でも気候変動対策に消極的な国として、 国際的な環境NGOから4回連続 「化石賞」に選ばれた」とのことだ。 このままではいけない。 なんとかしなければ。 有機薄膜太陽電池 検索結果 「有機薄膜太陽電池は、 有機化合物を活用
南瓜が育っている。 西瓜が育っている。 海の日や兄弟よきもの味なもの うみのひやきょうだいよきものあじなもの
小雨の降る中 初収穫をした。 きゅうりのイボイボが痛い。 4本のとうもろこしの苗を植えた。 4本のとうもろこしが育った。 暑き日々初収穫の重さかな あつきひびはつしゅうかくのおもさかな
久しぶりの雨。 木々たちも生き生きとした。 万物にどどーっと染み込む雷雨かな ばんぶつにどどーっとしみこむらいうかな
朝の庭。 葉っぱの上で何かがキラッと光った。 近づいてみると コガネムシ。 居心地の良い場所を見つけたようだ。 静かに じっとしている。 閑さや居場所見つけし黄金虫 しずかさやいばしょみつけしこがねむし quiet here︰ scarab beetle found a cosy place to stay
鬼百合が咲いた。 暑い砂漠のような東京の 我が家の庭に。 梅雨の季節だというのに 東京は雨が降らない。 今年の夏の水不足が心配になる。 鬼百合や東京砂漠の庭に立つ おにゆりやとうきょうさばくのにわにたつ
線状降水帯 最近よく聞く 。 地球上で 何かが 狂い始めているように思う。 大丈夫 なのだろうか。 昨日 自宅で寛ぎながら インターネットで 午後4時から 孫正義氏の記者会見を見た。 孫正義氏は 昨年実父が癌で亡くなったとのこと。 私も 身内が癌で亡くなった。 先日 孫正義氏曰く 「長年の方程式を解いた」 何のために生まれてきたのか 外は雨 。 6月の雨の音を聞きながら 私は この命題を解いた。 現時点での答えは 私の できることをして生きる 自分の
草取りをした。 雨上がりにすると 根っこまで取りやすい。 毎年 草を取っても取っても生える。 いつも私の負け。 夏草の大勝利。 挑むれど負け戦なり夏の草 いどむれどまけいくさなりなつのくさ 私が若い頃好きだった歌 検索結果 「忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで 平兼盛 (現代訳):隠していた私の恋心が顔色に出てしまい、恋の悩みで もあるのかと人に尋ねられてしまったよ。」
紫陽花の剪定をした。 芽が出ている 。 みずみずしいさ緑色の芽が 愛おしい。 来年もまた美しい花を咲かせてくれるのでしょう。 紫陽花やさ緑の芽の生まれ出づ あじさいやさみどりのめのうまれいず
公園にブランコがぽつり。 思い出が蘇る。 ふらここのときめく胸の遥かかな ふらここのときめくむねのはるかかな
ピーマンを収穫して 料理をして 食べた。 自分で育てたものを食べる。 何という幸せ 。 美味しかった。 ピーマン嫌いの友と一緒に食べたかった。 生きていればこそ。 夏空やピーマン嫌いの友の顔 なつぞらやぴーまんぎらいのとものかお
昨日と打って変わって 今日は気持ちのいいお天気。 でも心は晴れない。 ある知人の 消息を知った。 消息にざわつく胸や梅雨晴間 しょうそくにざわつくむねやつゆはれま
外は雨 。 自宅でコーヒーを飲みながらインターネットで 今朝10時から 孫正義氏のプレゼンを見た。 このワクワク感を忘れないためにここに記す。 孫正義氏が発した言葉 人類の進化を目指す ASIは 10年後の世界 情報革命で人々を幸せに 人類 叡智の10,000倍 ASI Artificial Super Intelligence 人間の知能の1万倍 賢い 10倍は AGI Artificial General Intelligence(人工汎用知能) 人
散歩の途中で 私がそばに近づいて行っても 蜂が 無心で 蜜を吸っていた。 一生懸命働いているのだろう。 誰が為に無心で働く夏の蜂 たがためにむしんではたらくなつのはち
散歩の途中で 蝶が花の蜜を吸っていた。 旅の宿で 美しい蝶を見た。 露天風呂目で追ふ先の夏の蝶 ろてんぶろめでおうさきのなつのちょう
毎日 伸びる。 どこまで伸びるのだろう。 皆持てる秘めたる力風薫る みなもてるひめたるちからかぜかおる