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東京の日常

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東京の片隅で、東京の日常を綴る。
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沸騰している。

沸騰している。

地球温暖化ではなくて
地球沸騰化。

今年の夏は恐ろしく暑かった。
我が家の楓もまだ 緑っぽいまま。
いつも12月に入れば 紅葉しているのに。

柿も通常は12月に入れば葉はみんな落ちている。
今年はまだ 随分 葉っぱが木に付いたまま。

「COP28でも気候変動対策に消極的な国として、
国際的な環境NGOから4回連続
「化石賞」に選ばれた」とのことだ。

このままではいけない。
なんとかしなけれ

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夏草や

夏草や

草取りをした。

雨上がりにすると
根っこまで取りやすい。

毎年
草を取っても取っても生える。

いつも私の負け。

夏草の大勝利。

挑むれど負け戦なり夏の草

いどむれどまけいくさなりなつのくさ

私が若い頃好きだった歌

検索結果

「忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は
物や思ふと 人の問ふまで

平兼盛

(現代訳):隠していた私の恋心が顔色に出てしまい、恋の悩みで もあるのかと人に

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紫陽花の赤ちゃん

紫陽花の赤ちゃん

紫陽花の剪定をした。

芽が出ている 。

みずみずしいさ緑色の芽が
愛おしい。

来年もまた美しい花を咲かせてくれるのでしょう。

紫陽花やさ緑の芽の生まれ出づ

あじさいやさみどりのめのうまれいず

この胸のときめきを

この胸のときめきを

公園にブランコがぽつり。

思い出が蘇る。

ふらここのときめく胸の遥かかな

ふらここのときめくむねのはるかかな

ピーマンの初収穫

ピーマンの初収穫

ピーマンを収穫して
料理をして
食べた。

自分で育てたものを食べる。

何という幸せ 。

美味しかった。

ピーマン嫌いの友と一緒に食べたかった。

生きていればこそ。

夏空やピーマン嫌いの友の顔

なつぞらやぴーまんぎらいのとものかお

消息

消息

昨日と打って変わって
今日は気持ちのいいお天気。

でも心は晴れない。

ある知人の
消息を知った。

消息にざわつく胸や梅雨晴間

しょうそくにざわつくむねやつゆはれま

何のために生まれてきたのか

何のために生まれてきたのか

外は雨 。

自宅でコーヒーを飲みながらインターネットで
今朝10時から
孫正義氏のプレゼンを見た。

このワクワク感を忘れないためにここに記す。

孫正義氏が発した言葉

人類の進化を目指す

ASIは 10年後の世界

情報革命で人々を幸せに

人類 叡智の10,000倍
ASI
Artificial Super Intelligence

人間の知能の1万倍 賢い

10倍は AGI
Ar

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無心に

無心に

散歩の途中で
私がそばに近づいて行っても

蜂が
無心で
蜜を吸っていた。

一生懸命働いているのだろう。

誰が為に無心で働く夏の蜂

たがためにむしんではたらくなつのはち

旅の宿

旅の宿

散歩の途中で
蝶が花の蜜を吸っていた。

旅の宿で
美しい蝶を見た。

露天風呂目で追ふ先の夏の蝶

ろてんぶろめでおうさきのなつのちょう

伸びる 伸びる

伸びる 伸びる

毎日 伸びる。
どこまで伸びるのだろう。

皆持てる秘めたる力風薫る

みなもてるひめたるちからかぜかおる

藁を敷く

藁を敷く

初めてきゅうりの栽培に挑戦している 。

きゅうりの赤ちゃんを初めて見た。

藁を敷く。

検索結果

「敷きわら
素朴ですが、どんな野菜の栽培に用いても効果のある大切な手段です。 その効果についてあげますと、乾燥の防止、防寒、地温の安定、通気性を促す、降雨時の土の跳ね上がりがなく、作物が直接土壌にふれないので病害の発生を抑える、カボチャやスイカなどのつるの安定などのほか、栽培後は堆肥になるなど

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柿の赤ちゃん

柿の赤ちゃん

柿の赤ちゃんが生まれていた。

秋が楽しみ。

柿の花輝く未来の見えぬもの

かきのはなかがやくみらいのみえぬもの

東京の雨

東京の雨

東京の雨の日の外出。

もう二度と会うこともないだろう
見知らぬ人とのすれ違いで

傘かしげ。

お互いの気遣いの一瞬。

傘傾げ

検索結果

「狭い路地ですれ違う際に,たとえ自分がぬれても,傘のしずくが,相手にかからないように,相手と反対側に傘を傾け合った気配りのこと。」

東京の六月の雨傘かしげ

とうきょうのろくがつのあめかさかしげ

大木の花

大木の花

散歩の途中で
大木の花が
風に揺れているのを見た。

寄らば大樹の陰。

今は大樹でも倒れる時がある。
そういう時代になった 。

どんな企業でも
先を見据えて手を打たないと安泰とは言えない。

どんな未来になるのか。

人類が地球を飛び出し
車が空を飛び
ロボットが活躍する。

どこまで見届けられるのだろう。

大木の花の揺るぎや青葉風

たいぼくのはなのゆるぎやあおばかぜ