風の精🍃

人魚姫は海の泡となった。 いいえ。 風の精となって自由に空を飛んでいます。

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人魚姫は海の泡となった。 いいえ。 風の精となって自由に空を飛んでいます。

マガジン

  • 或る男からの絵葉書

    昔或る男がいた。 船でイギリスに渡った。 二年間ロンドンで留学生活を送った 。 その間東京の両親に宛てて 絵葉書を送り続けた。 両親はその絵葉書を大切に保管した。 半世紀以上が経った。 家人はその絵葉書の存在を知った。 これは、希望に燃えた或る男の若き日の記録である。

  • 東京の日常

    東京の片隅で、東京の日常を綴る。

  • 切手いろいろ

    昔或る男がいた 。 或る男からの絵葉書の切手いろいろ。

  • 絵葉書いろいろ

    昔或る男がいた。 或る男からの絵葉書いろいろ。

  • Try making English haiku

記事一覧

或る男からの絵葉書 XXIII

48人のコーラスの美しいハーモニー そして旧約聖書の物語 を写しとった一つのシーンの展開とドイツ語で語られるキリストの最期と復活は美しい色彩に富んだ劇でした。 朝8…

風の精🍃
4時間前

コガネムシは食べている

一匹のコガネムシが 紫陽花の葉っぱを ムシャムシャ食べている。 #夏の1コマ

風の精🍃
6時間前
2

苺の花が咲いた

育っていくのを 楽しみながら見守ろう。

風の精🍃
7時間前

東京のとある住宅街産南瓜

東京は夜中雨が降ったせいか ひんやりとした朝。 虫も鳴いている。 朝晩すっかり秋めいた。 一粒の種からここまで育った。 太い茎になった。 朝 大きくて鮮やかな黄色の…

風の精🍃
8時間前

ドイツの切手

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1日前

ドイツの絵葉書

風の精🍃
1日前

或る男からの絵葉書 XXII

右側の切手はOberammergauで行われているPassion劇の記念切手です。 キリストがエルサレムに入ったPalm Sundayから復活までの劇を一日がかりで上演します。 先生もたしか…

風の精🍃
1日前

或る男からの絵葉書 XXI

チューリッヒの町にはペスタロッチの像があります。 教育心理の時間にきいた名前です。 ZurichからRheinfallをながめて これから西独に入ります。 バスの中でこの手紙を…

風の精🍃
3日前

或る男からの絵葉書 XX

有名な Rheinfallから葉書を出します。 絵葉書文化があった。 「絵葉書のように美しい風景だ」 昔は美しい風景を見るとこういう表現をした。 今は「インスタ映えする風…

風の精🍃
3日前

或る男からの絵葉書 XIX

スイス第二の都バーゼルにつづきライン河を遡上って第一の都チューリッヒにつきました 。 小じんまりとまとまった美しい都です。 この地方ではドイツ語が話されていますが…

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4日前

スイスの切手

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5日前

スイスの絵葉書

風の精🍃
5日前

或る男からの絵葉書 XVIII

さっき フランスから葉書をだしましたが今四時十五分前、 国境を通過してスイスに入りました 。 ぐっと様子が変りました。 Baselの駅で手紙をかいています。 国境といって…

風の精🍃
5日前

柿が育っている

柿が育っている 。 赤くなったら一緒に取ろうと 柿が大好きな孫と昨日約束した。 柿が大好物だった義父が植えた柿の木 。 柿が大好きな孫が柿が熟するのを楽しみに待っ…

風の精🍃
6日前

フランス

風の精🍃
6日前

フランス

風の精🍃
6日前
或る男からの絵葉書 XXIII

或る男からの絵葉書 XXIII

48人のコーラスの美しいハーモニー そして旧約聖書の物語 を写しとった一つのシーンの展開とドイツ語で語られるキリストの最期と復活は美しい色彩に富んだ劇でした。
朝8時から夕方5時すぎまで途中2時間の昼休みがあっただけです。
何千人かを収容する 客席は超満員 。
半野外で寒いのですが 一人として席を立つのがいません。
独乙語がわからないと文句をいいながらもキリストの話はよく知っている 欧米人には

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コガネムシは食べている

コガネムシは食べている

一匹のコガネムシが
紫陽花の葉っぱを
ムシャムシャ食べている。
#夏の1コマ

苺の花が咲いた

苺の花が咲いた

育っていくのを
楽しみながら見守ろう。

東京のとある住宅街産南瓜

東京のとある住宅街産南瓜

東京は夜中雨が降ったせいか ひんやりとした朝。
虫も鳴いている。
朝晩すっかり秋めいた。

一粒の種からここまで育った。
太い茎になった。

朝 大きくて鮮やかな黄色の南瓜の花を見るとなんだか元気が湧いてきた。

今年の夏の酷暑を乗り越えられた。

へたがコルク状になったら収穫しよう。

大き黄の南瓜の花や朝の庭

おおききのかぼちゃのはなやあさのにわ

或る男からの絵葉書 XXII

或る男からの絵葉書 XXII

右側の切手はOberammergauで行われているPassion劇の記念切手です。
キリストがエルサレムに入ったPalm Sundayから復活までの劇を一日がかりで上演します。
先生もたしか御覧になったようにうかがっていますが なかなか独乙人の独色をうかがいしれるものです 。
町中の人々が役者になっていた昔の面影をしのばせるかのように、
カツラを使用しないために髪の毛を長く伸ばした人達が多勢いま

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或る男からの絵葉書 XXI

或る男からの絵葉書 XXI

チューリッヒの町にはペスタロッチの像があります。
教育心理の時間にきいた名前です。
ZurichからRheinfallをながめて これから西独に入ります。
バスの中でこの手紙をかいていますが國境のスイス側でこの葉書を投函するつもりです。
スイスの印象はこの國民が非常にきちんとしていることです。
また早起きのようでもあります。
店は7時前に開くし郵便局は7時半にあきます。
畑も実にきれいで

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或る男からの絵葉書 XX

或る男からの絵葉書 XX

有名な Rheinfallから葉書を出します。

絵葉書文化があった。

「絵葉書のように美しい風景だ」
昔は美しい風景を見るとこういう表現をした。

今は「インスタ映えする風景だ」

絵葉書も切手も身近な存在だった。

観光地には
その土地の代表的な事柄の絵葉書が必ずあった。

学校で旅行に行くと
家族宛に絵葉書を書いて出すという課題があった。

切手も身近にあった。

文通も流行った 。

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或る男からの絵葉書 XIX

或る男からの絵葉書 XIX

スイス第二の都バーゼルにつづきライン河を遡上って第一の都チューリッヒにつきました 。
小じんまりとまとまった美しい都です。
この地方ではドイツ語が話されていますが 旅行者にはなれていて私がたどたどしいドイツ語で道をたずねたらドイツ語と英語と両方で答えてくれました。
日本までの切手は七〇RPという人もいるし五五だという人もいます。
少ない方で出してみますがつくんだろうと思います。
このはがき

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或る男からの絵葉書 XVIII

或る男からの絵葉書 XVIII

さっき フランスから葉書をだしましたが今四時十五分前、 国境を通過してスイスに入りました 。
ぐっと様子が変りました。
Baselの駅で手紙をかいています。
国境といってもだまっていると 旅券にスタンプすらおしてくれそうもありません。
たのんで スタンプを押してもらいました。
切手にBaselとかいてあるところをみるとZurichでは別な切手を売っているのかもしれません。
今Baselでは独乙語が

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柿が育っている

柿が育っている

柿が育っている 。

赤くなったら一緒に取ろうと 柿が大好きな孫と昨日約束した。

柿が大好物だった義父が植えた柿の木 。

柿が大好きな孫が柿が熟するのを楽しみに待っている。

約束の愉しきものや柿青し
やくそくのたのしきものやかきあおし