371.やる気やモチベーションに頼らない「淡々力」を身につける
やる気とかモチベーションとか、メンタル状態が仕事に影響してくる人は少なくないと思います。
かくいう僕も、多少左右されています。
精進しているのですが、やはりここは一朝一夕では解決はしない。
辛抱強く、何度も何度も、繰り返し体感して学び改善する。
その反復がメンタルと仕事への取り組みの姿勢の改善につながると思っています。
できるなら、気分や感情に関係なく仕事にいつも同じ志や熱量で取り組みたい。
度々僕のnoteで取り上げさせていただいている、山下誠司氏のYouTubeの最新動画でもそのことに触れられていました。
ただ淡々と、仕事をしているだけだと。
やる気やモチベーションは関係なくて、むしろ低いぐらいなんじゃないかと。
そうおっしゃっています。
この力は身につけたい、と思いました。
事情や状況、気分感情、自分以外の何かに左右されることなく、淡々とやるべき仕事をやりきる。
そんな力。
淡々力。
淡々力とは、今思いついた言葉です。
実際に存在しているかはわかりません。
身につけたいと思う、淡々力。
そういえば、高校球児の頃はいつまでも素振りをしていました。
あの頃を思い出してみましょう。
なぜあんなにも毎日毎日、素振りを何百回と繰り返すことができたのだろう。
どうなりたいかを決めて描く
まず最初に思い浮かぶのは、「10割バッターになりたい」という願望でした。
無論、10割バッターなんていうのは野球の世界にはあり得ません。
ただ当時打順が二番だった僕は犠牲バントばかりで面白くないと感じていて、犠牲バント以外の打席を全部打てば一番バッターにしてくれると思い込み、打てるようになろうと思ったことがきっかけでした。
これは仕事でも同じですね。
その仕事を通して、自分は何者になりたいのか、どういう状態に、どんな自分になりたいのか。
目標達成の先にある、目的の達成。
それを強烈に描き、達成したいという想いを溢れさせること。
モチベーションは関係ないですね。
二番バッターのままの状態は嫌なので、何より一番バッターは最も打席数が回ってくるので、僕はやる気があろうがなかろうが素振りをしました。
これは淡々力を身につけるのに非常に重要なことでしょう。
習慣化する
人は何かをやるかやらないかの意思決定に大きなエネルギーを割いているそうです。
なので基本的には、習慣化した方が楽なのだそう。
この記事をぜひ読んでみてください。
日々の決断と習慣化について書いています。
これも、やる気もモチベーションも一切関係ないです。
歯磨きに向けてモチベーションを高める人はいないように。
それぞれが意味を作る
僕の大きな方法は以上の二つです。
ただ他にも、後がない背水の陣の状態だから、仲間と決めたことだから、やらざるを得ないから、などそれぞれの状況に応じてなぜモチベーション関係なく動けるのかの理由は違うでしょう。
自分で意味を作ることは大事です。
僕はこの理由で動いている。
この理由や想いだったら、やる気もモチベーションも関係ない。
そう思える原動力をぜひ見つけてください、。
おそらくどうしても達成したい願望か、現状を何としても抜け出したい状態の中に、その答えはあると思います。
何事も仕事だと思って、全ての作業を本業だと思って、取り組む。
意識改革です。
淡々と、淡々と。
好き嫌いとか、どう思われるとか、何にもならない思いに一人で雁字搦めになることなく。
ただ淡々と。
きっと、淡々とやるべきことを続けた先には、今の自分からは想像もできない未来が待っていると思います。
だって、少なくとも一生懸命行動はしているのですから。
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