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251.夢中があなたを夢のような世界へ連れて行く

あなたは「夢中」になったことはありますか?

不可能を可能に変えるには、まず「狂」がつくほど強く思い、実現を信じて前向きに努力を重ねていくこと

経営の神様、稲盛和夫氏の名言です。

つい先日稲盛氏が亡くなられたことに、多くの方々が衝撃を受けたのではないでしょうか。

稲盛氏の著書、『生き方』という本を読んだことがあります。

そこには経営や事業など何かに対するやり方ではなく、考え方、解釈などといった在り方や、何をすればいいかというよりどう生きるかという文字通りの生き方など、そういった目に見えないものが存分に書かれた名著でした。

成功を決めるのは、何を取り扱うかではなく、どんな人間であるか。
当たり前のことですが、忘れがちです。
やり方探しよりも、「狂」がつくほど強く実現したいことを思うこと。

僕は「夢中」という言葉と似ているな、と自分の過去を振り返って感じました。

夢中になった時代は確かにあった

今も実現したいことはたくさんありますが、もっともっと、その夢に夢中になれる自分もいるなと感じているのが正直なところです。

ただ過去を思い出すと、中学受験と高校野球は確かに夢中で取り組んでいたように思います。

受験期の小学六年生の頃、どれぐらい勉強していたかはこの記事に長々と書き記しました。

毎週火木土の授業と、日曜は10時間の特訓コースがありました。
めちゃくちゃ楽しく勉強してたのを覚えています。

高校野球では、ひたすらに素振りを繰り返していました。
どうしてもひと学年上のキャプテンの人に素振りの数を勝ちたかったのです。

18時に練習が終わり、それ以上いても意味がないからと部員の誰よりも早く帰って、21時から24時にかけてバットを振る、そんな日々を過ごしていました。

この時も、数を追うというよりも試合でもっと打ちたくて、一心不乱だったように思います。

このように過去、夢中になった経験はあるのです。

結果的に、志望校に受かりましたし、高校野球は一年秋から試合に出続けていました。

最初思いもしなかったところへ辿り着くのに、夢中という状態は重要な役割を果たすのではないでしょうか。

誰にもできる努力ではなく、「狂」がつくほどに

中学受験での勉強時間に驚かれることがありました。
高校野球では誰よりも早く一人で帰っていて、部員からも不思議がられていました。

他人から見ると、ちょっとおかしいぐらい何かをやっていたような気がします。

思えば小説も、電車通学中の暇つぶしとはいえ、中学生から高校生の頃は毎日毎日更新していました。

まだまだかわいいレベルの「狂」ですが、こういった感覚を社会人となった今、夢を持ち続けている今、改めて発揮できれば、と思うのです。

会社の仕事以外の時間で、生き方、価値観考え方を学んでいます。
空いている時間で、ビジョンや未来を語ったり、たくさんの人と会ったり、今後の計画を練ったりしています。
その過程で、仲間が増えます。

そしてその先に、実現したい未来があります。

僕はどこに燃えているのでしょう?
あなたは人生の何に燃えているのでしょうか?

熱量をぶつける。
新しい挑戦をする。
叶えたい未来があり、創りたい世界があるから。

そのためには、一見「狂」でも構わないのです。
おかしいなこいつ、ぐらいでちょうどいいのです。

それぐらい夢中になって、今はまだ夢のようにも感じる状態に、自分を運んでいくのです。

夢中に連れて行かれる世界をもっと見たい。

時間がありません。
が、焦ってもそんなすぐに人生は変わりません。

継続。日々精進。
自分の中の狂気を育てて、圧倒的な結果をつくっていきます。

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