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25,勇~コンプレックスがある方へ~

コンプレックスはありますか。

見た目に関してはここで言ってもしょうがないので、今回は忘れておきます。

私の一生もののコンプレックスは英語。

英語がなかなか話せないこと。

前回のマルタ留学もそれを克服することが一つの目標だった。


友達に見破られた私の言い訳

私には日本に留学経験があって、日本人のことをあらかた理解しているフランス人の友達がいる。

日本だと英語話す機会なかなかなくて、難しいよねー。

と友達は、我々日本人が英語を習得することが難しいことに理解を示している様だった。

でも正直英語を話す以前に「外国人」と話すことに抵抗があったことを打ち明けた。

分厚くて高い壁の向こう側の人と話す感じ。

そして今まで自分が安心していた場所から、命綱頼りに飛び越える感じ。

「まぁ、日本は島国だからねー。」

と私は話を締めくくった。

すると彼は私の何気ないその一言に対し、

「なんで日本人は皆『日本は島国だからね。』と特別扱いするの?

イギリスだって島国だよ。」

と不思議そうに言ってきた。

確かに。と思いつつも、すかさず私は他の理由を付け足した。

「イギリスは英語圏だから、海外との繋がりは感じいやすいんじゃないかな。いくら同じ島国でも、語学が通じる国があればやっぱり日本よりは海外に対する壁がないんじゃないかな…。」

必死に言葉を探し当てたけど、そんな自分がださく思えてきた。

私が英語が話せない理由を相手に言い訳しているだけだったからだ。

結局は「島国だから英語が話せない」という私の渾身の理論を

いとも簡単に打破されてしまったのだった。


気づき

まぁでもやっぱり外国人に壁を感じるか感じないかの議論において

日本の比較対象にイギリスを持ってくるのには無理がある。

とも思ったが、そんなことはもうどうでもよかった。

今までの私の思考法について考え直すきっかけをもらった。

人間は誰しも

コンプレックスだったり、できないことがあると

それができない理由を頑張って探してしまう。

それが論理的に説明できたような気がしたのなら

できない自分を肯定してあげられるような気分になるからだ。

できない理由、やらなくていい理由って

探そうと思えばいくらだって見つかってくる。

でもやっぱり大事なのは

それでもやることだと思う。


コンプレックスとの付き合い方

コンプレックスって二次災害を起こすような気がするんです。

自分の好きになれないところって誰にでもあるし、

どうしようもない時だってあると思うんです。

でもそのコンプレックスを言い訳にして

色んなチャンスを逃していませんか?

「私は〇〇だから、〇〇できない」

これはもったいないし、カッコ悪い。

コンプレックスがあったら、逆にそれをバネにして頑張っちゃって下さい。

言い訳ばっかり探していたら、いつまでたってもあなたはそのままのあなただから。







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