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占い師の私が、2022年に始めたこと、やめたこと、体験したこと

2022年もあと2日です。数秘術では今年のパーソナル・イヤー・ナンバーは「1」。9年周期のスタートの年でした。なので、なるべくチャレンジを心がけたつもりだったのですが、新しいものを入れるということは、何かを出さないと回らないということを学んだ年でもありました。時間もキャパも有限です。睡眠7時間は必要な私の場合、成果を出すには、せいぜい2つに絞らないとダメだと学びました。自分へのリマインダーを兼ねて、今年を振り返ってみたいと思います。

①始めたこと

パーソナル・イヤー・ナンバー「1」を意識して行動しました

その1 LINE占いデビュー

10月31日、LINE占いにデビューしました。スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』流にいうと、これはとても「大きな石」でした。フルタイムのビジネスライターにチャット・電話占いの為の待機を乗っけたため、ほぼ仕事と睡眠だけの生活になってしまったのです。その代わり、全国のお客様に出会えましたし、対面占いではあまりないご相談と出会うことができました。必然的に時間管理について考えさせられました。

その2 手相講座「手相占い 基本のキ」の開講

ベンチャー企業の役員をしている親友から「採用に役に立ちそうだから、手相を習いたい!!」とのリクエスト受け、7月から3名の少人数限定でスタートしました。コンセプトは、「手相をビジネスの手段として役立てたい人向けの講座」。手相は道具も何もいらず、一人一人完全に違うものなので、大雑把にわかるだけでも話が弾みます。ネイリスト、整体師、エステなど、サロン系のお仕事や、保険などの営業にも活用できます。私自身、教えていると気づきが多く、すごく勉強になっています。来年も5月から新規セミナーを開催予定です。

その3 経営者への鑑定

ある方の紹介で、年商5億、年商20億の経営者の鑑定をさせていただきました。
テーマは事業承継、海外市場への出店や上場の時期など。実は運勢で最も大切なのは「健康」なんですね。優れた経営者というのは、精神力が強いので、つい無理をしがちです。手相は長期的な健康を見るのに良い占術です。とても責任が重く、これまでの学びを総動員しての真剣勝負です。その分、学びも大きかったです。

②やめたこと

新しいことを始めたら、やめるべきことが明確になりました

その1 開運館 E&Eでの対面鑑定

3年間続けた商業施設での対面鑑定を11月で終了しました。
リピーターさんには申し訳ない気落ちでいっぱいで、とても迷いました。ですが、LINE占いという大きな石を入れた結果、対面占いを入れるとライターの仕事が回りにくくなってしまったのです。商業施設での占いは通勤時間、開店準備や精算・入金など、鑑定以外にも時間を取られ、10時間以上拘束されます。
手相は対面が一番ですし、本来は対面鑑定がベストという気持ちは変わりません。ただ、対面だとお会いできるお客様が限定されてしまいます。コロナ禍でzoomを多用するようになり、「全国のお客様のご相談にのりたい」という気持ちが次第に強くなって、決断したのです。引き続き、個人鑑定は対面も対応させて頂いております。

その2 年賀状

2023年元旦に年賀状仕舞いを発送させて頂くことにしました。きっかけは2つあります。一つはLINEやFacebook、スマホのメッセンジャーでのやりとりが増えたことです。逆に言うと、SNSでやり取りしてない友達とは、年賀状を交換してても、「会いたいですね」と言いつつ、まず会うことはありません。
もう一つの理由は、Facebook上で「SNSでやり取りしている方には、来年からお年賀状を失礼します」と言う人が2、3年前からで始めたことです。それを見て残念と思うのではなく、「私も!!』と思う自分がいました。お正月にいただく年賀状は楽しみなのですが、師走のストレスを軽減する方を選びました。

その3 コーヒー

かなり思い切った決断でした。まさに断腸の思いです。
私はコーヒー党で、毎朝豆からひいたコーヒーを飲むのが楽しみでした。街へ出ても、コーヒーが飲みたくて一人でカフェに入っていました。
それを小野照崎神社に願をかけて辞めたのです。小野照崎神社と願かけについては、以前のブログ渥美清が願かけした小野照崎神社で仕事運をアップしよう!!」をご覧ください。
今でも食後のコーヒーが飲みたいですし、街を歩いているとカフェやコービー豆を売る店が目に入り、禁断症状に襲われます。ですが、神様との約束を破ることは出来ません。占いをやめない限り、コーヒーを口にすることはないでしょう。

③体験したこと

コロナ罹患とその後の心身を整えることに苦労した1年でした

その1 コロナ陽性

第7波のピークに罹患しました。検査キットの2本の線がくっきり見えた瞬間は今でも忘れられません。軽い風邪と同じかとタカをくくっていたら、かなり長く倦怠感があり、2週間丸々棒に振りました。勿論、対面鑑定もお休みをいただきました。とはいえ、命に別状はなかったので、ラッキーでした。ペスト流行以来の感染症に罹るなんて、貴重な体験ができたと思っています。

その3 アクセスバース

「脳の断捨離」と言われるアクセスバースは、パソコンでいうディスククリーンアップです。脳内に溜まった古く役に立っていない情報をリリースして、新しいスペースを作ります。頭にある32ヶ所のポイントに優しく触れ、不要なエネルギーを消去していくヒーリングセッションです。
ヘッドマッサージとは違い、押したり揉んだりはありません。知人がプラクティショナーの資格を取得したので、お試し価格でチャレンジ。正直、全く期待していなかったのですが、不思議な効果がありました。これについては、別途、ご報告したいと思います。

その4 フラワーレメディ

バッチ博士のフラワーレメディとは、1930年代にイギリスの医師であり細菌学者・病理学者・ホメオパシー医でもあったエドワード・バッチ博士(1886-1936)によって完成された、心や感情のバランスを取り戻すための植物や岩清水から作られたシステムです。
38種類の植物か採取したエッセンス(液体)があり、自分自身が質問に答えることで、その時々で、自分に必要なエッセンスを選んでもらえます。これも知人がやっていたから受けました。ほとんど期待していなかったのですが、人間関係がスムーズになり、イライラや焦りが軽減されたような気がします。

失ったものと得たものと

大切な人の為に時間を使うこと、それが愛なのかもしれません

私は子供の頃から、大のドラマ好きです。物語と言い換えても良いかもしれません。テレビも舞台も小説も、ぜーんぶ大好き。人間が織りなすドラマが好きなんでしょうね。ところが、その大好きなテレビドラマを見る時間がなくなってしまいました。朝ドラも見られなければ、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も録画したまま、最終回を除いて、最後の3ヵ月は見ていません。

LINE占いにデビューして約3ヵ月、1日も休まず待機して、本当に多くの素晴らしいお客さまに出会うことができました。その宝物と引き換えに、テレビを見る時間が消えたのです。それで気づいたことがあります。占いが自分にとって、本当に大切なものになったということです。

よく彼の気持ちがわからないというお客様がおられると、「彼が何を言ったかよりも、行動を見て判断したらどうでしょう?」とお伝えすることがあります。例えば、甘い言葉はかけてくれなくても、わざわざ新幹線に乗って、自分に会いに来てくれたとすれば、それは「大切な人」だと言っているのと同じですよね? 

その逆もあります。「○○は可愛いね」「好きだよ」と言ってくれたとしても、同時に複数の女性と付き合っていたら、愛されているとは言い難いですし、誠実な人とは言えないでしょう。

恋愛だけでなく、仕事もどんなことも、同じなのではないでしょうか。人は本当に大切な人や物のためには、誰に言われなくても、睡眠時間を削ってでも、時間を取るのです。

2022年に得たものは、占いが書くことと並ぶ天職だという確信だったかもしれません。ミーハーで欲深い人間なので、「ああ、ドラマが見たい」と今でも思いますし、「もっとのんびり暮らしたい!!」とも思わないではありません。

それでも、私は架空のドラマに時間を費やすより、リアルな人生を生きるお客様との出会いを選ぶでしょう。なぜなら、それが私自身のドラマだからです。

人生は時として困難に満ち、今のような時代に生きるかてを得るのは容易ではありません。それでも、その苦しい人生に伴走者がいて、苦しさを分かち合うことができたら、ゴールに辿り着けるかもしれません。

2023年も、私はお客様の人生に伴走する占い師でいたいと思います。



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