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”忙しい”は最大のライバル

本日は軍配は”忙しさ”に上がった。

電車の中で目眩と頭痛に襲われたのはこれが初めての経験かもしれない。

向暑はるはこれまで、”忙しい”という言葉に逃げるのではなく、常に戦って生きてきた。

忙しいことを理由に、何かを断るのではなく、もうちょっとだけ無理したら自分がどう成長できるのかを考えて行動していた。

結果として得たのは、体調不良だけである。

このご時世、体調不良を周囲に感じさせると、何かと事が大きくなって過度に気を遣われるので、

家に入るまではなんとか”健康な社会人”を取り繕った。

そして玄関で一度横になる。

ひっやりしていて心地が良い。

と思うくらいには頭の中がショートしていて、例えるならばPCがフリーズして強制シャットダウンしそうな感じである。

なんとか、自分の部屋に入ってもう一度横になる。

机の上に休日に読んだドラゴンボールが雑に積み重ねられているのが見えた。

やっぱり悟空とベジータの関係は最高だよなあ。

敵からライバルになっていく経緯というか、その流れがたまらない。

仲間と言うと、ベジータが怒りそうなのでライバルという言葉が一番しっくりくる。

そんな時、向暑はるも”忙しさ”というライバルと共闘しようと考えた。

お互いの共通の敵は”体調不良”。

向暑はるは身体の中から戦うから、”忙しさ”は社会の見えない圧力から向暑はるを守ってもらおう。

だから”忙しさ”は明日仕事に行ってきて、他の人に向暑はるの仕事を押し付けてきてくれ。

共闘契約成立である。

だから有給を取った。

悟空とベジータのように。

桜木と流川のように。

ナルトとサスケのように。

デクとかっちゃんのように。

向暑はると”忙しさ”もお互いを認め合う良きライバルである。

敵を倒したら、また戦おう。

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