下村氏は、「キャリアコンサルタントの登録者は増えているものの、高齢化が進んでいる」。
高齢化で課題となるのはIT(情報技術)の知識やスキルだ。ハローワークのコンサルタントは高齢の人が多く、「人工知能(AI)の勉強をしたいと相談したら『ITはよく分からない』と言われた」という声も聞く。
政府が成長分野への労働移動を促すには、デジタル分野に精通したキャリアコンサルタントを育てることが急務だ。とも述べています。
下村氏は「IT業種で働く企業内コンサルタントを活用してはどうか」と提案しています。
記事では、「人材をネットワーク化し、副業としてオンラインでキャリア相談に応じてもらう仕組みだ。政府はこうした官民の連携を幅広く探るべきだ」と述べています。
人生100年時代、キャリコンサルタントの役割も変わっていかなければならないでしょう。