ハル

毎日の小さな光の様な気づきを残すためnoteを書いています。📚バイブルは星の王子さまで…

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毎日の小さな光の様な気づきを残すためnoteを書いています。📚バイブルは星の王子さまです。

最近の記事

映画『tick, tick…BOOM!』から考える人生の過ごし方

立ち止まらなかったせいで、何かを失った時。 伝えたいことがあったのに勇気が出ず、 言えないままになってしまった時。 プライドが邪魔して素直になれなかった時。 心に従わなかった時。 自分にとっての悲劇が起きて、ようやく本音がわかる。 いつからでも遅くないと言い聞かせるも、 時間を戻せたなら、と本気で思ったことは何度もある。 映画『tick, tick...BOOM!』は 夢を追いかけるしんどさと美しさを教えてくれます。 この映画の脚本・作詞作曲をしたジョナサン・ラーソンは

    • あの時のあの感じ。

      ものよりも経験にお金を出す。 その心意気で、およそ、大学から生きてきた。 その揺るがない考え方はいつからかわからないけれど、読んだ本、観た映画、幸せに感じた時間、 お金との向き合い方から出来上がったものだろう。 森博嗣も同じようなことを言っていた。 時間を投資することは、 経験を得ようとすることである。 『DIE WITH ZERO』(ビル・パーキンス著)では、経験によって” 記憶の配当 ”を得られるという。一度経験すると、その記憶を持った自分で残りの人生を生きられる。配

      • カフェというものは

        カフェにきてオーダーしたら、 まず人間観察をする。 私以外のお客さんたちを見る。じっくり見ても 意外とバレない。私みたいな人ばかりだったら、 目が合いまくってしまう。 何かに集中している人の顔が好きだ。 何よりも自然体。 集中していたり、笑い合っていたり、 ぼーっとしている。 他人でも、みんな同じなんだって安心するのだ。 映画館で映画を鑑賞している顔を見るのが好きな アメリの気持ちが少しわかる。 カフェは、 来ている人がどんな人たちなのかで、 そのカフェの立地に納得する

        • 人生をバラ色に見ること。

          大学時代はフランス文化やフランス語の授業が大好きだった。フランス独特の気ままに踊るようなイメージが湧く自由な雰囲気、 art de vivre(暮らしの芸術)が感じられる慣習や文化を知れることが嬉しかった。 先生に紹介してもらった中で、出会って良かったなあと思う1番の本は 『14000 RAISONS D’ÊTRE HEUREUX』だ。 14000個の幸せを感じる瞬間やもの、が箇条書きに永遠と書いてある。それだけ。 例えば、 voir la vie en rose 人生を

        映画『tick, tick…BOOM!』から考える人生の過ごし方

          1番大切なことにこだわる

          ここ1ヶ月くらいは八木仁平さんのYouTubeを沢山見ています。「やりたいことで生きる」マインドを熱意いっぱいに伝えてくれ、心揺さぶられ、本当に一歩ずつですが、毎日何かしら夢につながることに触れたり覚えたり、調べたり、しています。 先日、『インサイドヘッド2』を観ました。大学の頃から映画にハマりましたが、その前からディズニー映画は大好きで、特に人間の心の動きをテーマにしたインサイドヘッドは公開を心待ちにしていました。 感想としては、、、、大満足!!!!! そして後ではっ

          1番大切なことにこだわる

          真実の色がグレーでも。

          これはサン=テグジュペリ『夜間飛行』の、 序文を書いたフランスの小説家アンドレ•ジッドのことばです。 当時、24歳の私がこのことばに出会った時、衝撃を受けました。憧れていた東京での一人暮らしや恋愛での出会い、別れ、仕事での自由と責任、全てが忙しなく、落ち着きのない、新しい感情との出会いの毎日。自分が期待していた人生と違ったり、 他人ってやっぱりわからない、と一喜一憂していました。そんな私を納得させるように、見つけたことば。 “正解”とされている「世の中の大多数の意見」しか

          真実の色がグレーでも。

          映画 Love at first sightのセリフから

          Netflixオリジナル映画 『カレとカノジョの確率』(原題『Love at first sight』)に登場する一文です。 心に残ってメモし、映画を見たあととりあえず画像を作りたくて作ってみました。サムネイルがそれです。 考えてみると私は、中学、高校時代に比べると、手にしたものを失うことに恐れなくなりました。 失うことは、それと同時に得ることでもあると 徐々に、分かっていったからかもしれません。 さみしさはそれが大事だったということを教えてくれるし、悔しさは自分がそれほ

          映画 Love at first sightのセリフから

          人が美しいとき

          会社の上司が輝いて見えたのは突然だった。 駅のホームで乗り換えの電車を待っているときに、急に「ああ、人間としてかっこいいなあ。」と思った。お客さまのこと、部下たちのこと、社内の人間関係や個人的な言い分、全てを抱えてなお、投げ出さず、汗をかいて仕事しているその姿に私は感動を覚えた。輝いているように見えた。 この輝きはサン=テグジュペリが作品の中で教えてくれる「光」と似ている。つまり、自分の使命に責任を持って生きる人は気高いということ。 『人間の大地』の序盤にこんなシーンがあ

          人が美しいとき

          「ふらんす」サン=テグジュペリ特集を読んで

          サン=テグジュペリについてもっと探求したいと思っていた矢先、ふらっと入ったジュンク堂書店池袋本店で見つけた。月刊「ふらんす」の7月号がなんと、サン=テグジュペリ特集。 好きと言っておきながらちゃんとチェックしていなかった自分を恥じつつ、入る予定のなかった書店の、いくか迷った奥のコーナーで見つけ、 これは引き寄せた!と思った。 特集っていっても、序盤の数ページで大きく取り上げられるだけでしょ、、と期待しないでいたが、 色んな先生がコラムや解説を上げられていて、面白かった!!

          「ふらんす」サン=テグジュペリ特集を読んで

          星の王子さまとの人生

          小学5年生のとき、秋田ふるさと村で観た プラネタリウムが『星の王子さま』との出会いだった。 その後すぐに本を読んで、それから16年、 私はずっとこの本に導かれて生きてきた。 大学では初修外国語にフランス語を選んだ。 星の王子さまを原文で読んでみたかったから。 本当に好きなものや興味があることは、 誰かや何かのフィルターを通してではなく、 自分で触れたいし、見たいし、確かめたかった。 フランス語を学び始めたことをきっかけに、 大学では短期留学でフランスに行った。 初めての海

          星の王子さまとの人生

          Imperfect is perfect.

          振り返ると、 全てが計画通りだったように感じることがある。 転勤族だった私は、小学生の頃に何回か転校を経験した。 転校することを親に知らされてからは、 毎日一緒に遊ぶ友達に会えなくなることが悲しくて、悲しくて、離れる最後は毎回泣き疲れていた。その頃は一生会えなくなる訳ではないなんて、 考えることもできなかった。 社会人になって異動が知らされたときも、 泣いてしまう私だった。 涙もろさは中々変わらないものなのだと。 ただ、一つ大人になったと思う瞬間がある。 それは、 「物

          Imperfect is perfect.

          あなたのバイブルは何ですか📚

          時間を費やしたものが、 自分にとってかけがえのないものになるということ。 小学生の時に出会った「星の王子さま」から学んだことです。 かけがえのないものというのは、 自分にしか見えない "光" を放っているように感じられて、この世界で唯一無二なもの。 例えば、かけがえのない人が住んでいる街は何もなくても特別に感じられたり、お父さんに買ってもらった受験期にずっと使ったシャーペンは、見た目が好みじゃなくたって、お守りのようにずっと使っていたりします。 星の王子さまのお気に入り

          あなたのバイブルは何ですか📚

          音楽とことばと映画と。

          沢山の言葉のお守りをどうしてこんなにも大事にしたくなるのか。 天気ごときにも気分が左右される私はきっと、 絶対的な安心材料が欲しいのだと思います。 大切な人からもらったメッセージカードなんて、 どれだけ折れ曲がっても濡れても捨てないタイプ。 とはいえ、物に執着するのも、人に執着するのも、 なくしたり期待してがっかりしてしまうと疲れると分かっているので、絶対になくならない言葉や記憶をお守り代わりにします。 世界のどこにいても、どれだけ貧乏でも、 一度手にしたら、体験したら、

          音楽とことばと映画と。

          言葉のお守り。

          小さい頃から、よく使う言葉だし、 意味を分かっていたと思っていた。 でもまだまだ分かってない、 ってことが生きていくうちに分かった言葉。優しさ。 「優しさが人を動かす。」 海外ドラマ『メンタリスト』のパトリック・ジェーンが言った何気ない一言。 全7シーズンある長いドラマですが、 この一言に出会えたことで見て良かったなと ふいに思う。 社会人になって学生から抜け出したらより一層、 自分の人となり次第で、世界と調和している感覚があるか、幸せを感じていけるかが決まる気がする。

          言葉のお守り。

          頭の中の棚卸し。

          棚卸しとは簡単に言うと、 今持っているものを整理して把握し直す作業のこと。 聞いたことがある人も多いと思います。 大学時代から、思ったことを書けるノートを常に持ち歩いています。必要不可欠さはケータイ、お財布に匹敵するか、むしろ、代えられないという意味では一番手放せないです。 心に留めておきたい歌詞や、人からの言葉、広告、 ひらめき、もやもや、なんでもとりあえず書きます。 書くとスッキリするのはどうしてだろう? 現実は何も変わっていないはずなのに。 自分の狙いはなんだろうと

          頭の中の棚卸し。

          砂漠の井戸。

          はじめまして。 ハルと言います。 日々の小さな光の様な気づきや、なんとなく思ったことを書き留める為にNoteを始めてみました。 タイトルの「砂漠の井戸」は、私の大好きな本の一つである『星の王子さま』から借りてきました。 “砂漠が綺麗なのは、どこかに井戸を隠しているからなんだ。” 発見した井戸から汲み上げた水は 王子さまと主人公である「ぼく」の心をも潤しました。 時に乾いたように感じる日々に現れる、 オアシスのような瞬間に目を向けたい。 オアシスというと聞こえがいい

          砂漠の井戸。