1番大切なことにこだわる

ここ1ヶ月くらいは八木仁平さんのYouTubeを沢山見ています。「やりたいことで生きる」マインドを熱意いっぱいに伝えてくれ、心揺さぶられ、本当に一歩ずつですが、毎日何かしら夢につながることに触れたり覚えたり、調べたり、しています。

先日、『インサイドヘッド2』を観ました。大学の頃から映画にハマりましたが、その前からディズニー映画は大好きで、特に人間の心の動きをテーマにしたインサイドヘッドは公開を心待ちにしていました。



感想としては、、、、大満足!!!!!


そして後ではっと気づきました。

今回のインサイドヘッド2が伝えたいことは、
まさに、
八木仁平さんが常々教えてくれていたことだと。
自分の心の声に従うこと。

主人公のライリーは思春期の女の子。
「やりたいことで生きる」というスローガンについて考える年頃ではありません。
ですが、自分にとって将来得するのはどっちだろう?と損得勘定で物事を考えたり、
〜だと感じるけれどきっと…するべきなど、
思春期にさしかかると、ライリーは感じるより
考えるようになっていました。

思春期を迎え、色んな感情が出てくる中で、
「シンパイ」という感情が
「ヨロコビ」や「カナシミ」といった、とても
シンプルで直感的なfeelingを抑えてしまうこと。
それがまさに、八木さんがいつも言っている
頭で考えるな!心の声を聞け!なんだなと。

心配することで、最悪の状況を未然に防げたり、
急に慌てることなく対応できたり、決して悪い感情というわけではない。
そもそも悪い感情というものはない。

ただ、まず心の声を聞いてから、それをどう叶えるかを頭で考えるという順番が大事なのだと思いました。叶えたい夢があるのなら、それがどんなに大きく見える夢でも、叶える方法を考えることが頭の役目。
ライリーも、
心が喜んでいるのか、悲しんでいるのか、感じる。そうして心配が出てきたら、
俯瞰して対応策を考えておく。


1番大事なものを最優先にする。

1番ほしいものを最初に買う。
1番行きたい場所に最初に行く。

お金とか時間作れないとか、難しさを考えて、
行けそうだし行きたいところや、
買えそうだし欲しいものを買っても、
1番欲しいものがまだある。という気持ちが残る。



そういえば以前、母からもらったことば。

それをして良かったかは後味でわかるものよ。

私には、この「後味」という表現が
とてもしっくりきました。後味って余韻。
頭で考えてわかるものでなく、感じる「心地」だと思うから。

人生長いようできっと短い。
後味を感じてそれから学ぶことは大事。
だったらこれからはできるだけ、
後味はどうなるだろうと想像して、行動して生きていきたい。

失ってから気づくのことが遅いこともあるように。


ここまで書いてこなかったけれど、
実はサン=テグジュペリも、
やりたいことで生きた人です。

幼少期に初めて飛行機に乗せてもらったときから、飛行に夢中だった。21歳で兵役に服し、操縦士の道へ進んだけれど、事故をきっかけに、除隊。
その後自動車のセールスマンになったものの、
一年半で一台しか車を売ることができなかった。
この時の彼は結婚もあって、きっと頭で考えて
セールスマンを選んだのではないかと思う。

でも、彼の心の声は小さい頃から変わっていなかった。飛行することが幸せだった。
だからもう一度、操縦士を目指した。

結果彼は亡くなる最後の瞬間まで、飛行していた。
心の声をきいて選んだ仕事の人生は、過酷でも
幸せだったのではないだろうか。

「誠意」が相手に届くことは稀であるが、自分に届かないことは決してない。

『的を射る言葉』森博嗣

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