あなたのバイブルは何ですか📚

時間を費やしたものが、
自分にとってかけがえのないものになるということ。

小学生の時に出会った「星の王子さま」から学んだことです。
かけがえのないものというのは、
自分にしか見えない "光" を放っているように感じられて、この世界で唯一無二なもの。

例えば、かけがえのない人が住んでいる街は何もなくても特別に感じられたり、お父さんに買ってもらった受験期にずっと使ったシャーペンは、見た目が好みじゃなくたって、お守りのようにずっと使っていたりします。

星の王子さまのお気に入り場面の一つは、
王子さまとキツネの会話のシーン。
「肝心なことは目では見えない。」
というセリフがある有名なシーンです。

大切なものが どのようにして、
大切になるかをキツネが教えてくれるページです。

キツネは王子さまと出会い、
一緒に過ごす時間を積み重ね、
絆ができていきます。

王子さまと結んだ絆のおかげで、
小麦畑の色は金色の髪をした王子さまを想起させ、
小麦畑を見ることも、その上を渡る風の音を聴くことも好きになるのです。
王子さまと会える1時間前、直前、
ワクワクするその「気持ち」こそを「幸福」と感じて、そう呼んでいるキツネ。

この場面を読み返す度に、
幸せとは、何かをgetするものではなく、
感じるものなのだと気付かされます。



一方で、2番目に大切にしている本の
「アミ、小さな宇宙人」のシリーズは
こんなことを教えてくれます。

いいかい、進歩するということには、執着を乗り越えるということを学ぶということもふくまれているんだ。
シリーズ二作目の「もどってきたアミ」
でのアミの言葉

星の王子さまから教わった、
飼い慣らすこと、絆を結ぶということ、愛すること
は人生を豊かにしてくれる大きな要素、
むしろ、それが人生の醍醐味だと言っても過言ではないはず。

けれど一歩ずれると執着になりかねない。

私はこの二つの作品から
執着せずに、本当の意味で愛すること、を
自分の中で整理して訓練している最中です。
一生訓練し、進歩し続けられたなら、
きっと、いい人生だったと言えるんじゃないかなと。

興味がある方は是非是非、二作品読んでみてください✨
もしよろしければ、皆さんのバイブルの様な、
大切な本をコメントで教えてください


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