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焚人リレーノート#6~環境系学生未来塾を通した社会づくり~

環境系学生未来塾の焚人(*スタッフのような存在。詳しくはこちら。)で、リレーノートをしています。

7月頭にバトンを受け取ったのだけど、なかなか言葉が湧いてこなくて、
いまになっちゃった。
みんなの文章を読んで、なんとか自分の言葉を熾そうと思ったのだけど、
なかなか立ち上がらないので、書きたいことを好き勝手に書くこととしました(笑)

環境系学生未来塾に初めて出会ったのは2018年3月。
当時はまだ大学三年生。

周りが就活を始めた波についていけず、
漠然と自然と関わる仕事がしたいけれど、
人生をかけてやりたいことも見つからない。
でも、流れに乗らなくちゃ。
でも‥

という感じ。

そんな中で大学のサークルの先輩が案内を流してくれたのが環境系学生未来塾でした。

そんな私が、なぜ、今でも(社会人3年目)環境系学生未来塾に関わり続けているのだろうか…?
環境系学生未来塾を通して、どんな未来を描こうとしているのだろうか。

わたしと未来塾のかかわりはこんな感じ。
2018年3月 初参加
2019年3月 学生スタッフ
2019年9月 学生スタッフ
2020年3月 最後の学生スタッフ
2020年4月 就職
2020年9月 まさかの社会人スタッフ
2021年3月 サブファシリテーターとしてのジョイン
2021年9月 サブファシリテーター
2022年3月 サブファシリテーター

よく懲りもせず、こんなに関わり続けたなぁと、
われながら不思議に思います。

そして、これからも関わり続ける覚悟をもって
全国展開の波を生み出しています。
内閣府 関係人口創出事業として、無事採択を受け、
これから新しい流れが生み出されていく地点に立っています。

こだわりが強くなさそうにふるまうけど、実はこだわりがめちゃくちゃ強いやっくん。
(そのこだわりがすてきな場を生み出すことにつながっているのは百も承知。)

そのやっくんが生み出した環境系学生未来塾に自分の色を添えたり
新しい展開を生み出そうとするのは
それなりにプレッシャーがあります。

喧嘩したり、モヤモヤしたり、
もういいー-!!!ってすねたり。
どうしてここまでして、関わりたいんだろう、続けているんだろう。
そう思うこともありました。

でも、環境系学生未来塾は私にとっては単なるイベントではなくなっているのだと、思っています。

ワークやコンテンツを届けているのでも
ノウハウや知識を届けているのでもなく

その人の内側に宿る
”わたしはわたしで大丈夫”
”わたしにはちゃんと大事にしたいことがあるし、それを大事にしていいんだ”
という体感覚を届けているのだと、思っています。

一般的な就活では、相手に求められることにあわせて、自分の”したいこと” ”やりたいこと”を表現しなくちゃいけない、という雰囲気が流れているように思います。

そうこうしているうちに、
本当にやりたかったこと・願っていたことがわからなくなって、
「自分にはやりたいこととかないし、安定できる仕事に就こう」と
判断基準が外側にゆだねられてしまう。

その選択が心地のいい人もいると思う。
けれど、その選択肢しかその人の人生に立ち現れてなくて、
選ばざるを得ないのだとしたら
すごくもったいないなぁ。

もっと自由にイキイキと生きていくこともできるかもしれない
あなたの内側にはまだ思い出されていない夢や希望が眠っているかもしれない

それなのに、”大学4年生になったら就職しないと落ちこぼれ”という無言の空気によって、その可能性が失われていることをすごく残念に思う。

選択肢を知って選ぶのと、
選択肢を知らずに選ばされるのでは
全然違うと思うんだ。

環境系学生未来塾では
地域で自然に関わる仕事をしている大人と触れ合うことで、
新しい選択肢を知り
自分の価値観を深ぼるワークを通して、
自分への信頼や自分の感性の大事さに気づき
同世代の仲間との交流を通して、
その後歩んでいく道を応援しあえる。

だから、ユニークで、でも自分で納得して選んだ生き方を選べる人が多いのだと思う。

彼らがもとから特別ユニークだった、とか、優秀だった、とか
そういうことではなくて

安心できる土壌(自分への信頼感)と
目標となるロールモデルと
応援しあえる仲間がいたら

誰でも、自分の力で選択をできるようになるのではないか。
そんな仮説を持っている。

わたしはそういう人たちがあふれる社会で生きていきたい。
そして、その選択肢が限られた人だけが享受できるのではなく
必要としているひとに届くものでありたいと。

だから、わたしは”環境系学生未来塾”をとおして、
自分の生きたい社会をつくっているのだ。

そのために、まだ出会っていない必要としている人に届けることをあきらめたくないし、
多様な切り口でその体験を届けていきたいのだ。


【もやもや学生のみんな!自然と関わる仕事をしている大人と出会い、一緒に将来について考えよう!】
☁️自然と関わる仕事っていったいどんなのがあるんだろう…?
☁️地域で生きる、自然と共に暮らすことなんて本当にできるの…?
☁️就活、しなくちゃいけないのはわかるけど、自分にできることなんてあるの…?

そんなもやもやを抱いている学生の皆さんに向けて、
この夏は鹿児島県屋久島町と長野県泰阜村で自分たちの人生を見つめなおす合宿<環境系学生未来塾>をやります!

地域の魅力はそこに住む人の魅力。
だからこそ未来塾では、そこの地域で生きる人たちの想いやストーリーを大切に旅をつくっています。

大自然と共に生きる方法を模索してきた屋久島と
自然の厳しさの中から"足るを知る"暮らしの豊かさを見出してきた泰阜村。

それぞれの自然の魅力と人の豊かさに触れ、
自分たちの将来について
自然と関わる仕事や生き方について探求していきましょう♪

地域で働く大人のライフストーリーの中に、自分たちがこれから選択していくヒントが隠れていたり
同世代の同じ悩みを抱いている学生たちとの交流の中で、自分の大事にしたい価値観が見つかったり…
そんな時間をご一緒できればと思います。

▶️長野県泰阜村
【あるもので豊かに生きる〜暮らしを自分たちでつくる、自分の人生は自分たちでつくる合宿~】
泰阜村はNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターさんのご協力のもと、
"地域でおこなう教育" "地域との関わりの中で育まれる人間力"を大事に、子供たちの体験づくりをしてきたフィールドにおじゃします。厳しい自然の中だからこそ生まれた人と人との助け合いの関係性や子供たちへの教育の姿勢。これからの社会のあり方・自分と社会の関わり方について考える上で大切なエッセンスがつまっています。


▶️鹿児島県屋久島町
【人生をSHIFTする旅〜自分自身の問いと向き合うやくしまじかん〜】
世界自然遺産の屋久島で、自然とともに生きることを探究してきた個性的な大人たちに会いに行きます。未来塾だからこそ聞けるライフヒストリーには今後の進路を考えていく上でのヒントがたくさん!



過去のリレーノートはこちら。



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