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焚人リレーノート#4〜カオスが「なぜ」と言う問いをくれ、意味や理由(この図だと主題的命題)を導く話〜

今年の夏の環境系学生未来塾に向けて焚人(スタッフ)でリレーノートを始めました。
始めてみたら思いのほかみんな面白いことを書いてくれていたり、自分の言葉として焚人を語ってくれりと、嬉しい会議かぎり。
そんな焚人への簡単な思いはこちらから


肩書きと役割の狭間で

3人のリレーノートを読みながら、焚人という肩書きに向き合ってくれていることに本当に感謝。
多くの指導者やリーダーは、肩書きと役割をセットで渡すと思う。
僕はあえて肩書きと在り方しか渡さず、役割は渡さなかった。
焚人の在り方とは、
心に焚き火のような温かい心を持つ人
焚き火を囲むように対話ができる人
焚き火を囲むように、その人を中心に対話が始まる人
焚き火を囲むような対話の場を作れる人
と伝えている。
学生たちは本当に戸惑っていると思う。
実際いろいろとご意見もいただきました。
その点は申し訳なさを感じながら、
僕は学生たちとできるだけ対等な立場でいたい思っている。
だからこそあえて役割を渡さないでいる。
役割を与えるって、上から目線だし、未来塾は場として存在させていて、1回1回未来塾の場という生き物を扱いながらあえて毎回クローズしている。
屋久島の未来塾は通算10回を超えて開催している。
だけど、前回の延長線上で組み立てている場でもないので、毎回やり方が変化している。
正直毎回カオスでしかない。苦笑
正直ホールドする側も大変。
ただ、肩書きと役割の狭間でもやもやするカオスさは、
すごく大切なことだと思っている。
カオスが「なぜ」と言う問いをくれるし、
意味や理由(この図だと主題的命題)をくれる。
なにより、決まった通りに物事が進むことって何も面白くない。

生命科学的思考より

そんなカオスな世界の
肩書きと役割の狭間で焚人リレーノートからそれぞれが生み出してくれたもの

焚人がいればいるほど、
それぞれ得意な領域で、焚き火を囲んで対話の場が創出される。
それぞれの領域で新しい関係性が構築されていく。

ばらばらに見えるけど、大丈夫。
「屋久島」メインファシリテーターがいるからね。

焚人リレーノート#1 すーちゃんより

焚人として自分ができること、それは
”未来塾に参加してくれた人の話をただ受け止めること” だ。

焚人リレーノート#2 ぬまより

 僕は、大学2年のときから、 『あたたかい空間をつくりたい』と言ってきました。
 そこにいる人たちが、なにができるかできないかに関係なく、個として尊重されるような空間をつくりたいと。
 これは、自閉症を持つ方々と一緒に遊んだ1年間があったからで、
空間をつくるということが『場づくり』に言い換えられるようになったのは、『環境系学生未来塾』と出会ったからです。
 今では、上の言葉たちに、『自然体験を通して』という言葉と、『その人が最大限生かされるような』という言葉が加わっています。僕にできることは、焚き火を起こすことと、その場にいる仲間と心のこもった対話をすることです。

焚人リレーノート#3 れふとより

意味や想像的な学びは、対話の中からうまれると思っている。
伝えることは簡単。だけど、自分で見つけて解釈して、言葉として世界に生み出すことに価値があると僕は信じている。


未来塾とは

未来塾の焚人については、書き出すと想いが止まらないので、こちらを読んでもらえると。苦笑

Introduction
「人生をSHIFTする5日間の旅」へようこそ。
主役はみなさん。
未来塾はこの場に集まったみなさんで作ります。
人との対話,自分との対話を通してみなさんで未来塾を作り,自分を作り上げていく。
自分や将来について語る。考える。感じる。カタチになっていく。
「言葉が世界をつくる」「私が世界をつくる」
そんな時間が未来塾です。
私たちスタッフもエンディングがどうなるか分かりません。
長いようで短い5日間。どんなエンディングが待っているでしょうか。
『自分(未来)は探すものではなく、作るもの』
自分の人生を生きるのは、あなたです。

未来塾は答えのない人生の問いと向き合う時間。
だからこそ、空間づくりや場づくりにはすごく気を遣っている。
たぶん、他の人には気づかれていないだろうけど。苦笑
僕は対話ができる場をつくるだけ。
その中心にいるのは焚人というなの焚き火。
心に火を灯すことによって、言葉とい熱が生まれて、
温められた対話の場は、ぐるぐると想像的に構造的にできていく。
エントロピー増大の法則ってやつです。(言ってみたかった)


あらためて焚人とは

あらためて焚人を言葉にしてみると
焚人とは空気を醸し出せる人。
その空気の質感は、人によって違うだろう。
焚人は硬く言えばファシリテーター。
大体の人は、どんな場を作るべきなのかと悩む
それで良いと思ってる。
それが多様性だし、カオスの根源でもある。
対話の場においてもカオスが「なぜ」と言う問いをくれるし、
意味や理由(この図だと主題的命題)を導いてくれる。
正直ハードモードな場を設定していると分かっていながら、焚人のみんなには成長してほしいと願っているので、たぶん嫌われても変えない気がしてます。苦笑
それぞれが自分らしい『焚人』ってなんだろうを見つけてくれることを願って。

それぞれの焚人リレーノートはこちら。


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この夏は屋久島と長野県泰阜村で環境系学生未来塾をやります🌳

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それぞれの自然の魅力と人の豊かさに触れ、
自分たちの将来について
自然と関わる仕事や生き方について探求していきましょう☀️

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