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エヴァンゲリヲンとヨガ、ダイエットについて。

最近ヨガしてると、ヨガってエヴァみたいだなと思う。


ヨガをすればするほど思う。

心と体が一体化すると、体に対して(脳に対して)頭の中で言葉を連ねなくても、「こう動きたい」と思った瞬間に、脳がそれを受け取って、神経が働いて、勝手に体が動くの。
だから動くときには考える必要がないの。


それって、エヴァでいうシンクロ率が高くなってる状態だと思う。

しかもそれがデフォルトモードネットワーク状態(脳が「今この瞬間していること」以外にも働く状態、人間の脳の通常状態」)でなくて、深い集中の中で行われているから、余計なものも頭に何も浮かばないの。


そういう瞬間に出会えば出会うたび、宗教的なものを感じる。

ほんで、エヴァも宗教のエッセンスが入っているから、宗教とヨガは近いし、エヴァの感覚とヨガは近いんじゃないか、と私は思う。



脳神経って学べば学ぶほど面白いの。

私がただただヨガを探求していても同じような状態を感じることはあったと思うけれど、私の「思い」(心?)の部分を脳のどの部分が受け取って、どう神経が通って、どんな風に心と体のシンクロ率が体感的に上がるのかっていうのを理解しようと考えるのは、やっぱり大脳生理学や脳神経を学んだからだと思うの。


普通に生きてると、「神経」についての感覚ってみんな深くないと感じる。



例えば「腰痛」は体の不調から来るのではなくて「心理的ストレス」から起こるものであると、すでに見解が上がっている。
(長いこと、腰痛の直接的な原因がなんなのかは不明な状態で、「体のどこどこの不調からくる」って定義づけされていなかったんだけれど、近年それが心理的ストレスからくるものだとほぼ確定されてきた)

もちろん体を動かさないことが原因だったり、神経系と骨盤などの歪みとのバランスからくるものもあると思うけれど、そもそも私たちは「腰痛」という概念がなかったら、腰痛にも気づかなかったと思う。


また、「代謝が下がっていく」ということも誤りであるということが発表された。
よく「30代〜代謝がいっそう下がっていくから、フィットネスをしよう!」という声かけをするけれど、実際のところ30代に入ってから50代くらいまでは代謝が大きく減ることはないということがわかった。

それでも体は変わっていくわけだけれど、じゃあそれはどうして?と考えると、それもやはりストレスによるものではないかと仮説が立っている。(これはまだ結果が出ていないけれど、恐らくこれだと私は思う)



じゃあ、「ストレスが体の表面や感覚に変化をもたらす」ということはどういうことか?


キーは脳と神経系の繋がりだ。

みんな神経系の繋がりの感覚(心と体の繋がりの感覚)が薄いから外側に原因を求めるし、そして外側から「直そう(fix)」しようとする。


でもそもそも体は有機的なもので、心理的な傷は自己で治癒していく力が私たちには備わっている。


腰痛がストレスから起こるということはつまり、ストレスを脳が受け取って、それを痛みとして体の不調に表しているということだ。(つまり、ストレスで頭痛を感じるのと、ストレスで腰痛を感じるのは、同じようなもの)

ストレスを感じると脳の神経系の働きに変化が起きて、それが不調として体の表面に出てくる。つまり、私たちは自分の外側に起こる変化の原因を外側から解明しようとするけれど、結局自分の中に問題があって、それを解消しない限りは解決しないということだ。



だから、腰痛や肩こり、体の不調、体の見た目の変化が現れたとき、一番対処すべきは自分の心である。

ダイエットをして成功した人が一番変わったのは生活習慣ではない。
多分意識の置き所と、人生の見方だ。



意識の仕方が変わると、脳の働きかけが変わる。
体を外側から見てどこをどう変えようというのがネガティブな状態であったり、実際どうして自分が変わりたいのか?を自分の中で一発心をノックダウンしてバチコンに自分の殻を破っておかないと、体は変わらない。無理矢理外側の刺激や自分以外の概念によって体が変わっても、リバウンドしてしまう。


意識が変わるということは生きる感覚が変わるということで、脳が「意識が変わって習慣が変わった後の方が楽だ、自分にとって豊かだ」と感じて、意識を継続できれば、体は勝手に機能的な働きをするし、それが維持できないときには体に倦怠感が起こる。それは体の感覚が、私たちの心に伝えよう伝えようとしてくれているということだ。


だから、見た目を変えるときに何よりも必要なことは意識改革であり、「なぜ自分が変わらなければならないのか」を自分自身ではっきり近くして、潜在意識の置き所を変えない限りは変わらない。だんだんそれが自然になってくる。
本当にこれが人生に必要だと知覚できない限り(私の感覚だと、「脳が知覚する」ことと、心が単純に「思う」のは、心の奥の感覚の場所が違う感じがする)



意識変革が起きない限り、ダイエットは長続きしないし、腰痛も改善しない。整体など人の施術や他責的なものでそれが改善したとしても、それはどこの筋肉がどうなったというよりかは、一過性のもので、本当は私たちは自分の心を治癒していくことで、体の感覚も変えることができる。


意識が変わって心と体のシンクロ率が上がれば上がるほど、私たちの生活は健康的な生活に近づく。おそらくそれが仕事によってどんな生活リズムになっていたとしても、その中で自分の意識を統合して、生活習慣を変えることができる。




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