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釜ヶ崎ココルームでの「けんきゅうのつくりかた」ワークショップ

2017年に大阪の釜ヶ崎というところにある「NPO法人こえとことばとこころの部屋:ココルーム」で、「けんきゅうのつくりかた」というワークショップを行いました。

ココルームというのは大阪の釜ヶ崎というところにあるユニークなゲストハウスです。釜ヶ崎というのは、いわゆるドヤ街と言われているエリアで、私は大学院に入る前、似たような地域である横浜の寿町にある保育所でワークショップをしたことがあります。そういうこともあって、ココルームの存在を知ったとき、非常に親近感を持ち、関西出張があるときは泊まったり立ち寄ったりしていました。

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ココルームは詩人の上田假奈代さんという方が運営されています。HPの説明がわかりやすいので載せておきます。

表現とであいの場をつくろうと、2003年、大阪の新世界で喫茶店のふりからはじめました。2008年、西成・釜ヶ崎のちいさな喫茶店に拠点をうつし、釜ヶ崎芸術大学やまちかど保健室などをひらき、2016年からゲストハウスを運営しています。「生きることは表現」ととらえ、さまざまな人たちがであい、悩みも喧嘩も笑いもありのままに「日々人生劇場」が繰り広げられています。分野横断的な取り組みは実践も言語化することも難しいですが、どのように人生を生きるのかを意識することからはじまります。まずは「こんにちわ」って、声にします。自分自身を呼びおこすように。 (ココルームHPより)

どんなワークショップだったかというと、身の回りにある問いを、どんな方法で解決できるか考えてみようというものでした。

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老若男女参加者がいたので、1時間半と短い時間で行い、反省点も多々ありました。その翌年からは、実践フィールドにより近くお住まいの村上正行さん(現:大阪大学教授)にホストを交代していただきました。

最近、関西に行けていないので、コロナ禍で釜ヶ崎芸術大学という活動ががどうなっているのか気になりましたが、zoomなども使いながら活動されているようです。

深刻な問題を、ありのままに捉える上田さんの姿には、少し浮世離れしたものを私は感じました(女神様とか)。しばらくお会いしていませんが、お元気だといいなと思いいます。みなさんも、ココルームを覗いてみませんか。カフェだけの利用もできます。ほんわかした和食を囲む生活や、少しエキゾチックな空間を体験できて面白いのでおすすめです。




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