【実体験】HSPに必要な仕事環境とは
こんにちは。はるみやです。
前回まではHSPの4つの才能タイプを書籍を参考にして紹介しました。
みなさんはどのタイプにより当てはまったでしょうか?
どのタイプも才能に溢れていて、読み進めていくと、
まるで自分が褒められたように思えましたよね?
え?勘違いだって?
私にはそんな才能なんてないわ!シャー!
って思ってます?
いやいや、みなさんは本当に才能に溢れているんですよ!
それでも、才能を発揮している実感がないとしたら、
ただただ、これだけなんです!
つまり、あなたの才能を発揮するためには、
仕事にもよるし、職場の環境にもよるのです。
実は、僕自身が「環境」の重要性を肌で感じてきた過去があるため、
自信を持って言えることでもあります。
よって、今回は僕の実体験から
を熱くお伝えしようと思います。
【実体験】僕が経験した3つの職場
僕は今までに3つの職場を経験しました。
簡単に紹介すると、
1、ゴッリゴリの体育会系現場
2、カッチカチの規制事務
3、偶然出会ったテーマパーク
です。
守秘義務がある職場でしたので、
実際に体験した職業とは中身を少しだけ変えて紹介したいと思います。
分かりづらい所もあるかと思いますが、ご了承くださいね。
ここからは口語で失礼します!
1、ゴッリゴリの体育会系現場
新卒で入社したこの職業は、とにかく現場第一の職場だった。
もちろん、そこがかっこ良くて、そんな先輩方に憧れて入社したわけだが、
HSPの僕にとっては過酷な環境が待っていた。
それは、
①先輩に怒鳴られ委縮
②チームで協力、団体行動でパニック
③大きい車(マニュアル)を隣で監視されながらの運転でショート
④24時間同じメンバーで過ごす苦痛
⑤夜突然起こされて睡眠不足で疲弊
という環境。
体育会系であるが故に、新人には厳しかった。
とにかく怒られる。怒鳴られる。
もちろん何も分からない新人であったため、
出来ないことに対して怒られるのは仕方なく、出来るように努力しようと
思えるのだが、HSPにとっては大きな声という刺激はかなりきつい。
自信はもちろん、何をしても怒られるんじゃないかという恐怖で、
質問も出来ない、行動もできない、どんどん元気が無くなっていった。
また、チームで協力する現場作業が多くあり、
周りを良く見て気を遣って行動できれば良いのだが、
ただただ一生懸命走ったり、やることの選択肢を多く考えすぎて、
でも急いで結論を出さなければいけなくて、焦ってしまい、
最終的に見当違いなやらなくてもいいことをして、また怒られていた。
極めつけは、大型車(マニュアル)の運転だ。
自家用車の運転は得意な方で、事故を起こしたことはないのだが、
仕事の運転は全然違った。
なぜなら、隣に怒鳴るゴリラ先輩がいたからである。
ぼくの注意はそこに大きく向き、さらに運転中の安全管理はもちろん、
ナビは無いのでルート設定を頭で考える必要があること、
そして慣れないマニュアル車、、
と、マルチタスクと刺激過多のダブルパンチで完全にエネルギーを持っていかれ、当然上手く運転など出来ず、「あいつの運転はダメだ」と常に言われていたし、後輩にも「〇〇さんって調子いい時ないっすよね?」と馬鹿にされていた。
悔しくて、早く上手くなりたくて、見返したくて、、
レンタカーで大型車を借りて、何度も何度も運転の練習をした。
でも、その時は上手くできても、
仕事で隣に先輩を乗せると何故か上手くいかなかった。
そんな状況が長いこと続き、
と思い続けていた。
と自分を責め続けていた。
他にも24時間、10人程度の人と同じ空間で待機しなければならなかったこと、仮眠時間はあるのだが、夜に起こされて出動することが多くあり、
ゆっくり寝られないという日々が多くあった。
今となっては、HSPにとってはずいぶん過酷な仕事だったなと思える。
それでも仕事は続けた。
自分に出来るのは笑顔で愛想よくコミュニケーションをとること。
幸い一緒に働く人の中に、とても優しい先輩や、尊敬できる方、楽しく話ができる同僚や後輩もいた。今でもその人たちには感謝をしている。
なので、ただ目の前の仕事に慣れることを目標にした。
自分にそう言い聞かせて働いた。
2年、3年、4年とやっていくと、不思議なもので仕事に慣れてきた。
怒られることも無くなってきた。
ゴリラ先輩にはいつの間にか「お前を息子のように思っている」とまで言われるようになった。
ただ、自信は全然つかなかった。
やっていることも全然得意だとは思えなかった。
いつも不安で、いつも何かミスをして怒られるんじゃないかと怯えていた。
そして、ある日仕事の運転で事故を起こした。
ルートに自信が無く、考えながらの運転であったこと、
道路上のゴミが気になって、そこに意識が集中してしまったことが原因だ。
幸い車同士が傷ついただけで済んだが、
僕はとても悲しかった。
やっぱり自分はダメなんだと思った。
努力は報われないと思った。
今の仕事に、自分に、心から絶望した。
ただ、今良かったと思うことは、
その仕事に対してそこで諦めがついたことである。
僕の心の中では、
と思うようになり、その気持ちはどんどん膨らんでいった。
そしてついに5年目を迎えた年に、
僕は転職を決意したのである。
つづく
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