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《絵本レビュー》えがないえほん


おはようございます。

今日明日は雨のようです。

昨日は仕事でお世話になってる方から、プチシュークリームをいただき、娘たちと争うようにして食べました。えっ?

さぁ今日はですね、読む前に気合を入れないと読めない絵本【えが ない えほん】をレビューしたいと思います。

はい、だって絵が本当に無いんですから(笑)
初版は、2017年11月です。

作者は、脚本家、作家、映画監督もされている
B・J・ノヴァクさん。
訳は、ミュージシャン、翻訳家の大友剛さんです。

《ストーリーについて》
これはですね、まず最初に絵が一つも描かれてないんですよね。

裏表紙に、注意書きがこのようにされています。
一部抜粋しますね。
『もし、お子さんがこの本を選んだなら
あなたは、おバカなことを言わされるハメになります』と。

そうなんです、読み手が気合をいれてなりきって読む内容なのです。(笑)

おサルになったりロボットになったり歌ったりとしなければなりません.....。

《10コの好きなところ》
①表紙は凄くシンプルなレイアウトでオシャレなのに中身はハチャメチャに面白いところ。

②文字だけなので、書体や色・大きさを変えて気合を入れてなりきって読むところと、正気に戻って読むこところと分けられているから面白い。

③だんだん読み進めるにつれて、読み手が本気を出さなくては読めないような内容になってくるところ。(笑)

④文中に『おバカなこと』とか『おしりブーブー』とか絵本にあまり書かれてないような言葉が出てくる。

⑤それに対して、『この本ふざけてる!』とか『あまりにも…おバカすぎる!』というように対比させているところで笑いを誘える。

⑥背景が白なので、文字が目立ち読みやすい。

⑦しかも、余白をいっぱいいっぱい使ったり、逆に余白をとったりと文字に強弱をつけているところもステキ。

⑧擬音語や、擬態語がたくさん使われているので、子供たちもマネしやすい。いや、マネする。

⑨1人ノリツッコミしているような展開が、万人にウケるのかもしれない。

⑩最後は、ブヒィ〜!でハッピーエンド!

《読み聞かせをしてみて》
はい、こういう絵本は大好物ですよね(笑)

『おしりブーブー』のページで大爆笑....
つられて私も笑ったくらいです。

ほんと読み手は気合を入れて、おバカになりきり読むことと、冷めた感じで読むことが大切かなと思います。

子どもの反応はダイレクトに比例して返ってくると思いますよ。

《おしまいの言葉》
ついつい、わたしも読みながら吹き出してしまう絵本ってステキですよね(^^)

しかも、文だけでってハードルが高いのに。

こうやって、ひらがなカタカナをみると日本語ってオシャレでアートだなぁって思ったりもしました。

そんな、アートな日本語が繰り出す言葉をぜひ声に出して読んでみてくださいっ!

『おしりブーブー!』
それでは、ご機嫌よう。

☆彡

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