《絵本レビュー》からすのパンやさん
おはようございます。
昨日は、あんなに風が強かったのに今日は静かな快晴です。
はい、今日の絵本レビューはコチラ《からすのパンやさん》です。あまりにも名作ですよね(^^)
作者は、ご存知の方多いのではないでしょうか、かこさとし大先生ですね。
1973年9月に発行されていますので、47年も経ってます。そして、600冊余りの絵本を描いてこられたみたいです。いやぁ、すごい、すごいですよほんと。圧倒的にすごいしか言えませんね。
描いてこられたと書いた理由は、2018年5月、92歳で亡くなられているからです。以前亡くなる直前までお仕事をされてた様子をNHKで特集されていました。
ほんとに、視力も低下されて、あちこち痛いはずなのに、お仕事をされるわけです。もう、ライフワークでこれが使命をまっとうされている方なんだなぁと感動しましたよ本当。
好きなんですよね。好きだからどんな状況でも出来る。好きだからなんですよね。(しみじみ)
これ以上、書くと涙がでそうなので本題に戻します。
(からすのパンやさん、どこいったん)
ストーリーは、こんな感じです。
いずみがもりというカラスの町にカラスのパン屋がありした。そのおウチに4羽のあかちゃんが生まれるんですけど、育児が大変でパン屋が経営危機に‼︎
ところが子供達のあいだで売れないパンが人気になり、評判がひろがり、事件騒動がおこり....はたしてカラスのパン屋はどうなるのでしょうか....というようなおはなしです。
まず、登場するカラスの数とパンの数が多いんですよね、びっくらしますよ。
そして、パン屋のおとうさん、おかあさんが優しい。(親の鏡です)こどもたちにも、優しいんですけど、お客さんにも優しいんです。お客さんの要望を取り入れたり改善したり、更に工夫もしてるんです。
なんか、落ち着いているんですよねこのご夫婦。
いや、他の登場カラスとの対比効果を使われているのかもしれませんね。
通りで他のカラスは、ツワモノ揃いですよ(笑)カラスの個性も丁寧に描かれてます。一羽一羽、性格が違うことが読んでいてわかります。
まだ、スキなところがあるんですけど(まだある)
文面で、《そんなこんなで》っていう接続語がたくさん使われているんですよ。
ここが、ダイスキですね。そんなこんなでって時間が結構経つイメージがわくんです。いろいろありましてぇみたいな(^^)
娘たちが、喜んだページはやはり、パンがたくさん並べられたところでした。
またまた、カルタ取りみたいに
長女『わたしは、コレとコレとコレとコレーーーー!』
次女『あたしは、コレとコレとコレーーーー!』
って、指差したのち、手のひらでパンを覆ってました。
この、選べるようなページって、こどもに人気ありそうです。書いていて気づきました。
もう一つ、娘たちが気に入ってたのは、カラスのパン屋のこども4羽の名前です。1973年前に、この名前をつけれるって本当ステキだなぁって思いました。
覚えやすく、時代を超えても色あせない名前。
ポップで、おしゃれなんですよね。カタカナにする才。
勉強になります、先生。
そんなこんな(←わたしも使ってみました)で、いろいろあるカラスのパンやさん劇場ぜひみてみてくださいませ。
他の方の、感想もお聞きしたいです(^^)
ぜひぜひコメント宜しくお願いしますっ。
☆彡
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