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やっぱり親が勝手に決めるより、子どもと一緒にwin-winを見つけた方がスムーズだった話

 子どもが小1になって宿題が出始めた当初、「忘れないうちにやろう」「習慣をつけないと」と思い、私が勝手に決めたタイミングで宿題をさせてました。

 それは、「学童から帰宅したらすぐやる」というもの。プリント類はやってきてくれてるのですが、音読や算数カードは家でやらないといけないので、丸付けをしながらその2つを「すぐ」やってもらってました。

 ところが……帰宅直後は、「お腹すいた」「眠い」「疲れた」の三重苦?!で、ダラダラと時間がかかって全然進まない、いつもお互いにイライラと、とてもストレスフルでした。

 夏休みに入って、音読や算数カードがなくなって初めて「平日の大変さは宿題タイムだったんだ!」と気づき、まずは夏休み明けに子どもと一緒に実験をしてみました。

 それは、お互いに「このタイミングでやってみよう!」を出して、試してみること。
 実際にやったのは例えばこんなタイミングです。

・夕飯の準備中
・夕飯を食べながら
・夕飯の後
・弟の喘息吸入をしながら
・翌朝起きてすぐ

 ポイントは、お互いのアイデアを否定せずにまずはやってみること。特に、「その方法をずっとやるのは嫌だな…」など先読みをしすぎず、選択肢をたくさん出すことを心がけました。

 実際に色々なタイミングを試してみて、私も子どももストレスなくできるのは、「夕飯の準備中」なことが分かりました。
 ただガチガチに決めずに、その日の流れで「今日はご飯食べながら」とか、「疲れたから明日の朝にする」などを混ぜながらやるのがどうやら良さそうということに。

 2人でアイデアを出し合って、試しにやってみて、お互いのストレスがかなり減り、宿題にかかる時間も大幅に短縮されました。

 改めて、「片方が一方的に決めたルールを守らせる」よりも、「双方納得の上決めて進める」方がスムーズだなあ〜と思った出来事でした。

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