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魂の大きさ

それぞれの体は、個々の魂が具体化されたものであり、その魂の存在の兆候は個々の意識として知覚されます。この魂の大きさは毛髪の先端の1万分の1であることとして記述されています。『シュヴェーターシュヴァタラ・ウパニシャッド』はこれを確証しています。
bālāgra-śata-bhāgasya
śatadhā kalpitasya ca
bhāgo jīvaḥ sa vijñeyaḥ
sa cānantyāya kalpate

1本の毛髪の先端を100等分し、その各部をさらに100等分した大きさが、精神魂の大 きさである

同様に、『バーガヴァタム』 にも、同様の記述があります:
keśāgra-śata-bhāgasya
śatāṁśaḥ sādṛśātmakaḥ
jīvaḥ sūkṣma-svarūpo ’yaṁ
saṅkhyātīto hi cit-kaṇaḥ

「精神的原子の数は無数であり、その大きさは毛髪の先端の1万分の1である」

ですから、精神魂という個別的部分体は原子よりも小さな精神的粒子で、その数は無数で す。このきわめて微少な精神的火花が肉体の生存原理であり、その精神的火花の影響力は、 薬の有効成分が体内に広がる原理と同じように体全体に浸透しています。精神魂によるこの 流れが「意識」として体全体で知覚され、まさにそれが魂の存在の証拠です。


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