見出し画像

#177 negombo33 (ネゴンボサンジュウサン) 高円寺 ②

新型コロナウイルス感染対策のため、電車移動を伴う食べ歩きは自粛しつつ、テイクアウトを利用して地元・高円寺のカレー屋さんを応援する企画、題して「高円寺カレー屋巡り強化月間」。9回目の今日は久しぶりに「negombo33 高円寺」へ。

画像1

「negombo33 高円寺」は、コアなカレーファンならば知らない者はいない西所沢の名店「negombo33」の姉妹店として、2018年11月に高円寺駅南口にオープンした人気店。

画像2

高円寺店の店長を務める山崎夏香さんは「negombo33」の元常連客でしたが、オーナー・山田孝二さんの作るカレーをもっと多くの人に知ってもらいたいとの想いから、山田さんと相談し支店を出すことになったのだとか。

ちなみにカレーは西所沢本店のものを取り寄せているため、基本的には本店の味と変わらないのだそう。

早速店内に入り、入口の券売機にて食券購入。
今回は「ラムキーマカレー」と「ポークビンダルー」の「2種盛りカレー」にしました。

というわけで、今回購入した商品がこちら。

画像5

うわぁ♪スパイシーないい香り〜♪♪
いただきまーす!ぱくり。

うーまーいーーっ!!(☆∀☆)

画像4

ラムキーマカレー・・・トマトやワインと共に煮込まれた粗挽きキーマは、ラム特有の香りがしっかりと感じられ、旨味が強くスパイシー。
スパイスはコリアンダーやクミン、カルダモン、マスタードシードなどのオーソドックスなもののほか、花椒やピンクペッパーがアクセントとして使われているのが特徴的。
口にした瞬間はやや塩気が強く感じられますが、噛むたびにラムの脂が口の中に広がって行き、次第に甘味の方がより際立って感じられるようになっていきます。針生姜や大葉の清涼感も心地良く、最後まで美味しくいただきました。ファンが多いのも頷ける納得の味です。

画像5

ポークビンダルー・・・イスラム教徒にとって豚は不浄であり禁忌とされているため、インドの多くの地域では豚肉を食べる習慣がありません。しかし、かつてポルトガル領だった影響により、キリスト教徒が多く住むインド西部のゴア州は、インドでは珍しく豚肉が食べられている地域として有名です。ポークビンダルーとはこのゴアの郷土料理で、豚の角煮をワインビネガーでマリネしスパイスと共に煮込んだ酸味が特徴的なカレーのこと。「negombo33」の「ポークビンダルー」は、スプーンでほろほろに解れるほど柔らかく煮込まれた豚肉の旨味とビネガーのまろやかな酸味、ガツンと効かせた唐辛子の辛味の対比が素晴らしく、見た目に反してそれほどオイリーさを感じさせません。個人的にポークビンダルーは特に好きなカレーの一つなのですが、ここのポークビンダルーは今まで食べた中でも一、二を争う美味しさです。

カレーはもちろんのこと、ターメリックライスはコシのある日本米を硬めに炊き上げスパイスで香り付けしていたり、付け合わせについても、ひよこ豆とにんじんはピクルス風、きゅうりは浅漬け風と同じ漬物でもテイストを変えていたりと随所にこだわりが見て取れます。
美味しさの秘訣ってレシピそのものももちろんですが、こういう細部にも手を抜かない丁寧さの中にこそ隠されている気がします。

「negombo33 高円寺」では「ラムキーマカレー」や「ポークビンダルー」のほか、「コルコルラムレーズンアイス」や「キャロットケーキ」などのデザートメニューや、不定期で提供される「鶏レバーカレー」や「ビーフカレー」など、気になるメニューがまだまだたくさん!今後も要チェックなお店です♪

はぁ〜♪美味しかったぁ♪♪
ごちそうさまでしたー!

晴れ、時々Curry。2020-05-12


ハレカリにカレーを奢る? ▶YES NO