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ベートーヴェンを毎日聴く25(2020年1月25日)

『ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 op.14-1』を聴いた。

劇的な「悲愴」ソナタに続く作品としては、枠の中に納まって、まとまりを見せた作品に思える。

「憂いを含んだスケルツォのような第2楽章」は、短調だが激しさとは対極的な叙情的な雰囲気。全く沈み込んでいるわけでなく、何かを心によぎらせながら一人踊るようなスケルツォ。

その第2楽章とは性格が全く異なるような「コロコロ流れる下降音」の第3楽章は、その対比により、ユーモラスな感じが増すような感じを受ける。


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