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目の見えない白鳥さんとアートをみにいく ダリ彫刻の森vol.3 東かがわ市

「瀬戸内国際芸術祭」をご存知だろうか?
三年に一度行われる、現代美術の祭典。
2022年も春、夏、秋の105日間開催。
直近の夏は、8月5日から開催。

残念ながら、東かがわ市は会場ではない。
しかし、会場といっても遜色のない場所がある。
とらまる公園にある「ダリ彫刻の森」だ。

彫刻を見ても正直よくわからない。
そこで今回鑑賞方法として採用したのは、
目の見えない人がそばにいると想定して、
その方に説明していく鑑賞方法だ。
「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」
という本で紹介されている手法。

早速、はじめてみる。
今回、鑑賞する作品はこちら

笑顔の生き物が、子どもを口の中に入れている。
生き物は顔だけ。
大地が体だと考えると、
とてつもなく大きなスケールの作品に感じる。

仮にこの生き物は大地の精と名付けよう。
大地の精は笑っている。
かおは平べったいが、左端は尖っている。
輪郭が火の玉のような形。
だいだらぼっちなのだろうか?
人間のような鼻。
閉じた口の右側だけ少し開いていて、
そこから人間の子どもの顔と手が出ている。
子どもは笑顔だから、
食べられているわけではないらしい。

大地の精の閉じた口の左端からは
子どもの足が1本出ている。

大地の精の口には、
前歯が2本だけある。
それ以外のものは確認できない。

豊かな自然に包まれている、
幸せな子どもがテーマなのだろうか。

自然が失われ、
スマホ依存などという言葉が
氾濫する世の中。

自然の中で思いっきり遊んで、
子ども達の笑顔を爆発させたい。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。


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