k前ラマン

サッカー×映像

 僕は、今年4月に友人が立ち上げた会社にいます。自分自身映像のクオリティにはほとんど興味がありませんでしたが、映像と接していく中でおもしろいと思い始め、現在では、映像でサッカー界を変えてやろう!とまで思うようになってしまいました。 
 そんな僕が現在の日本サッカー界について、サッカー×映像という観点で今日は書いていきたいなと思います。

日本サッカー界の現状

 現在の日本サッカー界の映像、正直に言って力を入れているところは無いように見受けられます。編集もちょっとの時間勉強しただけでできるレベル。クリエイティブな要素は全くと言っていいほどありません。JクラブのYouTubeチャンネルは、DAZN様からいただいたハイライト動画の保管場所のようになっています。そのハイライトも、J公式やファンの方の編集動画(権利上よろしくない)、DAZNチャンネルなど、同じ内容の動画を探せばいくらでもあります。
 というようにクラブが発信しているものに差別化が図られていません。選手インタビューなどをあげているクラブもありますが、それでもありふれたハイライトの方が再生回数が多い。これは、ファン以外のサッカー好きの方が見ているということにもよりますが、圧倒的にハイライト以外の動画の再生回数が低いんです。

なぜ映像を重要視しない?

 ではなぜ映像の部分に力を注がないのでしょうか。それはやっぱりお金がないから。日本はお金があれば、第一にチームの強化に当てられます。選手の給与であったり、新しい選手の獲得、施設のグレードアップなど。もちろんチームの強化も大事です。ただ、そこまでやっても上位に入れないのがサッカーです。シーズンオフに大型補強しても勝てないチームは勝てないんです。ここで、勝てないとサポーターが減ってしまう可能性まであります。シーズンオフにあれだけ期待させといて。。。なんてことになりかねない。
 だからこそ、チームの強化もそうですが、ファンの方やスポンサー企業に対してもっとお金を使うべきだと思うんです。負けても次こそはって試合に来てくれるファンを増やす。順位が悪くても、来シーズンも契約してくれるスポンサーを獲得する。こう言った地盤が整ってから初めてチームの強化に移るべきなのではないのかなと。
 今年の名古屋グランパスは特にすごかった。順位が最下位でも4万人近くの来場者数。気になる方は下の記事を読んでみてください。

映像でできること

 僕が思うに、映像でできることって無限大だと思います。イニエスタ・トーレス・ビジャという2010年ワールドカップを制した無敵艦隊のメンバーや、ポドルスキというワールドカップ優勝経験者がJリーグに集まるようになってきました。海外メディアはもちろん、メディア以外の一般の方でも日本はどんな感じなんだと気になっているでしょう。しかし、クラブの発信力は希薄。。。これでは海外のメディアが直接取り上げたものしか情報が得られない。この情報はクラブの発信情報ではないから、もしかしたら違った情報が伝わってしまうかもしれない。それならクラブが自社で発信した方が絶対にいいと思うんです。映像って言語を用いないから、その壁も簡単に越えられるんです。
 イケてる映像じゃなくてもいい、とにかく発信することに意味があるんです。ハイライト動画だけじゃなく、選手のオフの日密着とか、楽しそうな練習風景とか、スーパープレイとか。もしかしたらそれきっかけで海外移籍できちゃう可能性だって0ではないと思うんです。それって、選手がそのクラブに行きたい!残留したい!っていうクラブのブランディングにも繋がりますよね。
 というように発信することでファンの獲得や、選手の帰属意識、海外からの注目まで、本当に色々なことが得られます。
 僕らの会社のYouTubeでもいろいろ言いたいこと言ってるので、みてもらえたら嬉しいです。

イケてる映像

 先ほど、いけてる映像じゃなくてもいいって書きましたが、それはあくまで現状の配信より、もっと内容を考えた配信をした方がいいよということであって、そりゃイケてる映像の方がいいに決まってます。僕の勝手な予想ですが、これから絶対に動画のビックウェーブが来ます。それの波に乗り遅れないようにどのクラブも、徐々に徐々に内容の伴った配信が増えてくるのかなと思います。ただ、そこでの差別化はやっぱり動画のクオリティ。試合前日は、めちゃくちゃかっこいいモチベーションビデオをファン向けに配信したり、選手の誕生を祝ったり、退団・引退選手へ感謝を伝えたり、やりようはいくらでもあります。こういった部分にもっと力を入れて取り組んで行かないと、発信力がキーとなるネット社会に取り残されてしまいます。
 「うちのクラブお金がないんです。」とJクラブの方々のほとんどが口にしますが、それを言い続けていたらずっとそのままな気がします。じゃあ、稼げるように新しい施策や、仕組みを導入すればいいのにって思います。実際、僕の頭の中ではクラブの新しい稼ぎ口となるような仕組みがあります。もちろん映像を使ったものです。今すぐにでも、どのクラブにでも始められるようなものです。これを早く現実にしたく着々と土台作りを今進めています。

一生サッカーと関わって行くことが夢

 僕は、サッカーが大好きです。だからサッカーに恩返しがしたく、サッカークラブと仕事がしたいと思っています。もしこのnoteを読んでいただいた中にクラブ関係者の方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけますと幸いです。新しい施策のお話しをさせていただきたいです。
 また、現在映像制作をさせていただけるクラブを募集しております。スポーツを撮った実績がまだ2,3件ほどしかございませんので、無料で制作させていただきます。既に某クラブ様からもご連絡いただきました。まだまだ募集しておりますので、よろしくお願いいたします。

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