摂食障害の長い長いトンネルを抜けて～「痩せたい」と「食べたい」のその先へ～323

今日は何事もなかったら、新山さんとの予定はどういうものだったのだろう。この前のように、おいしいワインのお店にでも連れていってもらえたのだろうか……そんなことを考えながらお昼ごはんを食べた。

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午後になると、発注ミスの後処理か何かで再び忙しそうに電話をしたりしている先輩が何人かいた。

けれども、私は急な仕事を頼まれたり、担当ではない仕事をやるような指示を受けることはなく、自分のペースで仕事を進めることが出来た。

ふとした時にフロアの様子を見渡してみると、やっぱり今日は何となく落ち着きがなく慌ただしかった。

この様子だと、今日はこの先何が起こるかわからないから、新山さんの言う通り夜の予定はない方が良さそうだった。

それにしても、先生の言う『自分にも厳しさや完璧を求めないように心がける』ということと、部長の言う『忙しいかもしれないけれど確認は怠らないように』ということは、どう違うのだろう。私はどう使い分ければいいのだろう……

今日もありがとうございます。