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読書Sketchnote「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由」

デザイン思考を勉強するため、書籍をいくつか読んでいます。
読んだ本の内容を自分の頭に落とし込むため、スケッチノートをまとめます。
誰かのお役に立てれば幸い。

『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』
佐宗邦威

読書Sketchnote

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ざっくり概要

21世紀のビジネスに必要なのは、創造的問題解決によるイノベーションです。
そのためには、デザイナーが普段から使っているクリエイティブな思考術を普通のビジネスパーソンも取り入れていくべきです。

デザイナーの思考術
デザイナーは左脳(論理)と右脳(イメージ)の両方を使うハイブリッドな思考術を普段から使っています。
下記は主な3要素
INPUT:大量のイメージを入れる(ビジュアル・シンキング)
JUMP:発想のジャンプ(ブレーンストーミング)
OUTPUT:アイデアを伝える(シンプルに感情に訴える)

人の生活に寄り添ったプロダクトをゼロベースで発想するための思考術が、デザイン思考です。

では、具体的なプロセスを紹介。
各フェーズごとに人格モードを変化させるのがポイントです。

0. 初期課題特定
まずは課題の設定。ここはあくまで仮設定です。
この仮設定された課題からスタートします。

1. リサーチ
ユーザーの気持ちに徹底的に共感するフェーズ。
主にはユーザーインタビューを行います。
▶︎旅人モード

2. 分析
リサーチ内容をチームみんなで消化し、分析します。
▶︎ジャーナリストモード

3. 統合
ユーザーのインサイトを可視化して、課題を再定義します。
▶︎編集者モード

4. プロトタイピング 
アイデアを形にして提示し、検証します。
▶︎クラフトマンモード

これら1〜4のフェーズを行ったり来たりと試行錯誤しながら、ベストなアイデアへと落とし込んでいきます。

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感想

今まではデザイン思考の簡略的なプロセスだけをネットで見て、なんとなーく分かってるような気になっていましたが、これを読んで本質を学ぶことができました。
とてもわかりやすく書かれていて、腑に落ちました。
やはり上辺だけ見て分かったふりをするのは良くない、と痛感しました。
何か知識として得たいなら、書籍を読んだりして専門の人の知見を学ばないとダメですね。

本書で書かれている各プロセスごとにモードを変える、というのが分かりやすくて面白いです。
仕事で今後このようなプロセスの業務に当たるときはモードの切り替えを意識してみようと思います。

たぶん今まで左脳ばかりを使っているなとも気づかされました。
手を動かして、イメージでインプット&アウトプットして、右脳を動かしていきます。
いま、仕事机の端にノートとペンを常備させています。
何か考えるときは手にペンを!

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Twitterでもスケッチノートなど発信してますのでよろしければ (^^)


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