コミティアみたいなリアル対面が一番大事よね。
今日は東京でコミティアがあったようでタイムラインが賑やか。
最近口々にコミティアやこうしたイベントに出ることってめちゃめちゃ大事だ!と言っております。
これ、別にグッズを作れって言ってんじゃなくて、リアルな場所で新規のお客さんとコミュニケーション取ることがすごく大事だなーと思うんです。
僕もギャラリーを始めてもうすぐ9年経ちます。
最近では店舗を持たないギャラリーや、ギャラリーのみならずノマド的スタイルのお店もとても多くなりました。
それらは随分前から"住み開き"って言葉が出てきた辺りからだと思うんだけど、コロナで一気に加速し、「実店舗を持つことのリスク」が明らかになったと思います。
確かに僕もコロナ禍はてんやわんやでしたがたまたま奥で飲食店をやっていたことが功を奏し、給付金のお陰で乗り越えることができたけど、そうでもない物販系のお店は本当に大変だったんじゃないかと思う。
実店舗ってのは家賃をはじめとして様々な固定費がかかります。大雨の日になんかは十数時間開けててもお客さん数人売上0みたいな日もザラにある。
そうしたことを考えると実店舗ってリスクしかないようにも思う。
でも長くお店をやってると実店舗だからこそのメリットがやっぱりめちゃめちゃ大きいと思っています。
目先の利益率だけ見れば大したことはないと思いますが、毎日開けているからこその人と人との繋がり、偶然が偶然を呼んだような出会いが沢山あります。
僕は10代の頃からバイトがほとんどだけどずっと飲食店で働き続けていたので、「決められた営業時間通りに毎日開ける」ってゆー当たり前なことを当たり前にやり続けることの大事さをわかってるつもりです。
ほんと、めっちゃ大事なんですよ。当たり前だと思うだろうけどずっとやってると意外と難しいんです。
今はSNSマーケティング的な観点でフォロワーをどうやったら増やせるか見たいな話が多いけど、勿論、ある程度は大事なんです絶対。
でもリアルなコミニケーションが今は一番大事だと思っています。(本当は自分自身にフォロワーが沢山いる状態で「フォロワーだけじゃないっすよぉぉぉ!」って言いたかった。)
最近よく思うんだけどコロナ前後から制作を始めた作家さん、成長速度がものすごく速いんですよ。数年でここまで??ってゆーほどすごい速さでみんな成長します。
ただ、これ、本当にみんなそうなんですよ。
web上にはどうすれば作品が良くなるのか、いい作品とは何か、絵の具の正しい使い方は、ほぼありとあらゆることが検索できてしまう時代において、SNS上での差別化がめちゃめちゃ難しくなっているように思います。
いつかのタイミングでフォローしたはずの作家さんがタイムラインに流れてくるけど、いつどのタイミングでフォローしたかも覚えていない。
そんなことがとても増えてしまいました。
先日の関西コミティアでも何百というブースを回って何も買わずに名刺だけもらって帰って見返してもどこの誰かが思い出せない。
でも単価はめちゃめちゃ安く、数百円でもお金を出してグッズを買った作家さんは不思議と覚えてたりするんですよね。
と、いう訳で最近は【作品+人間性+何か】
作品、人、プラス何かが必要になってきたのかなぁと思います。
僕だったら【作品+原+ギャラリー運営】ってとこかなぁ。
と、いう訳でここから宣伝ですが第一回の熱視線応募締め切り本日までです。絶妙に定員まであと少しって感じで沢山の方にお集まりいただいています。
リアルなコミニケーションとりましょう!!
是非是非ご応募ください〜〜!!
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大阪で絵画制作や美術活動をしつつ、ARTspace&BARアトリエ三月を運営しています。サポート頂いた分は活動費やスペース運営費として使用させて頂きます。全ての人がより良く生きていける為に 美術や表現活動を発信し続けます。