見出し画像

人生脚本は幼少期に構築される⑬ネガティブ脚本13の禁止令「仲間入りをしてはいけない」

「仲間入りをしてはいけない」

「所属してはいけない」
「孤独になれ」
「属するな」と同じです。

「あの子と口をきいてはいけません」
と親が友達を選んだり、

「この子は恥ずかしがり屋だから」
と親が子どもの心を代弁してしまったりと、

これも良くある話ですよね。
これは親が親の考えを押し付けているわけで、
そもそもがよろしくない行動です。

しかし、現実には、そうなると、
知らず知らずのうちに、
子どもは同世代の子の中で
もまれる機会が少なくなるわけで、
コミュニケーシヨン能力が育ちません。

また、子どもの頃に、
家族と離れて育ったり、
海外や家柄の良い家、貧乏な家庭などで
「自分は他のみんなとはちがう」
と感じながら育ったり、
学校でいじめや仲間外れを
経験した人が陥りやすい禁止令です。

家庭内だけではなく、
親が、非社交的で、
親戚や近所との付き合いを好まなかったり、
社会的に集団生活をうまくやれない親であれば、
その親の姿をモデルとして
受け入れてしまうこともあります。

世の中が、核家族になり、
隣に住んでいる人も知らない。
こういう家庭が増えているのは確かです。

逆に、自営業で何かの商売を
やっている家庭の子どもは、
必然的にお客さんとの交流ができるので、
こんな禁止令とは縁がないはずです。

「仲間入りをしてはいけない」
禁止令が刷り込まれた子どもは大人になり、
学校や職場などの集団・組織に溶け込めず、
いつも一人で行動することが多くなります。

これはまだ許容範囲ですが、
よくないのが、
集団に溶け込めず居心地が良くないため、
組織に不平不満を持ちやすい面もあります。

この禁止令を持つ人は、
職場やグループに溶け込めず、
一人で行動することが多くなる。

サークルの合宿や社員旅行など、
大勢の仲間と旅行に行っているのに、
気がつくといつも一人で行動している人、
飲み会や合コンに誘ってもいつも断る人は、
この禁止令を持っている可能性がある。

ここ最近は、ぶっそうな事件が多いですよね。

大阪ビル放火、東大前刺傷 
死ぬなら1人で死ねばよいのに、
なぜか知らないが見知らぬ人も道連れに
「拡大自殺」を狙っています。

ここ20年ほど前からは、
少子化のなか家族関係は希薄化、
高層やワンルームマンションで
地域社会でコミュニティーはどんどん失われています。

表面的には、家庭や学校はそれなりに
ケアしていたかも知れませんが、

潜在意識にあるところまでは、
ケアできないのが事実。

どちらも深まる孤立感から起きた事件です。
周りにいる人たちに溶け込む環境であれば、
何らかの形で防げたかもしれない事件です。

「仲間入りをしてはいけない」
禁止令は、親が作り上げた事。
幼少期の脳の潜在意識は大人になってからでは修復が効きません。

「いい子だから、かわいがるのではありません。かわいがるから、いい子になるのです」

「子どもを幸せにするのなんてとても簡単なことですよ。親が笑顔ならそれだけで子どもは幸せなのです。自分が親を幸せにしたと思って自信たっぷりに育っていくのです」


この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,899件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?