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夫婦喧嘩は児童虐待ですよ!?

夫婦喧嘩⇒「面前DV」

なんと児童虐待になる

最近の研究で、

夫婦喧嘩は子どもの脳を傷つけ、
子どもの脳や感情に悪影響を与える

という衝撃的な
研究結果が発表されたようです

夫婦喧嘩はイヌも食わぬ

というくらいなので、
やらないに越したことはないのですが、

家庭でのお互いへの
不満や意見の食い違いから

夫婦喧嘩が起きることは、
よくあることですよね。

夫婦喧嘩があまりにも
日常的に繰り返されたり、

相手への暴言や暴行に及ぶほどの
激しいものになってしまうと、

それを間近で見ている子どもの
脳や感情に悪影響を与えるらしい。

まあ、子どもの前での夫婦喧嘩は
精神衛生上良くないのは
何となくわかりますが、

脳にどのような影響があるのでしょうか?


福井大学と
ハーバード大学が

アメリカの女子学生を対象に調査

ちなみにこの調査のチェック項目とは、
次のような言葉の暴力が
例として挙げられていました。


「大声をあげる」

「ののしる」

「行為を責める」

「はずかしめる」

「気分を悪くするような悪口を言う」

ついカッとなって、
子どもがいる前でも言ってる方

心当たりのある方は
注意してください。

その脅威の結果とは、、、


暴力や暴言が伴う両親の
夫婦喧嘩を幼い頃から
目の当たりにして育った子どもたちは、

そうでない人たちと比べて

IQ(知能指数)
記憶力の平均点が低かったそうです

これは、

脳の視覚野の一部が
萎縮したことが原因で、

身体的な暴力を見てきた人の

萎縮率が3.2%

言葉の暴力は19.8%

子どもの脳へのダメージ
より大きいことも判明しました。

言葉は大切なんですね、、、

警察庁の統計では、

全国の児童相談所での
児童虐待相談対応件数は、

年々増加傾向で、

令和2年は過去最多の20万5029件

身体的な危害に及ばない

心理的虐待が12万件以上

この数字の増加要因としては、

児童が同居する家庭における
配偶者に対する暴力が多いようです。

児童虐待というと、
直接、子どもに対しての、
暴力的なものだと思っていましたが、

実際には、
暴力を伴う夫婦喧嘩が多く、

見かねたご近所からの
通報も多いのでしょうね。

その結果、子どもに影響があると判断した、
警察からの通告が増加しているようです。

子どもへの直接的な虐待ではなく
面前DVが増えているということです。

児童虐待というと身体的・精神的な
危害を子どもに直接加える行為を
イメージしますが、

「面前DV」という名称で定義された
激しい夫婦喧嘩も、

子どもに対して心理的な虐待を
加える行為の一つになっています。

脳の萎縮により、

脳の発達に悪影響

大人になってから心身の不調
うつ病、PTSD、意欲の低下などに
悩む可能性が高くなるそうです。

このような状況を考えると、

現在起こっている色々な事件。

幼児期の体験が、
中学生や大人になって、

色々な昔ではなかった事件の、
引き金になっているように思えます。

いかに、幼児期の教育が
大切な事がかわかりますよね。

これからの時代、

親がしっかりとこのような
メカニズムを理解することで、

子どもに対する接し方も変わります。

子どもが可愛くない親はいません。

夫婦喧嘩が起こる原因は
いろいろとあるでしょうが、

少なくとも子どもの前では厳禁です。


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