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人生脚本は幼少期に構築される⑭ネガティブ脚本13の禁止令「存在するな」

「存在するな」

これはもっともつらい禁止令です。

幼い頃に虐待を受けたり、
あからさまな拒絶や存在無視、

「お前さえいなければ、私は離婚していたのに」

などと親の不幸の原因にされたりした子どもは、
この禁止令を作ってしまいます。

「自分は存在しないほうがいい」
「自分は生きていてはいけない」
という禁止令をつくってしまいます。

親の自殺や、他人の死を喜ぶような態度は、
とくに強力な禁止令となってしまう可能性があります。

アルコールや薬物などに依存してしまう人は、
この禁止令の影響を受けているかもしれません。

自分は生きていてはいけないという思い込みから、
自分は価値がないと感じたり、
アルコールや薬物などに依存してしまう人、
リストカットをしてしまう人、
あえて不利な条件で危険なことをしてしまう人は、
この禁止令の影響を受けているのかもしれません。

自分の体や命を大事にできなくなるもっともつらい禁止令。

「いい子だから、かわいがるのではありません。かわいがるから、いい子になるのです」

「子どもを幸せにするのなんてとても簡単なことですよ。親が笑顔ならそれだけで子どもは幸せなのです。自分が親を幸せにしたと思って自信たっぷりに育っていくのです」


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