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スマホゲーム・アプリの課金が世界一の国は○○

バスや電車の移動時間、
レストランで入店を待つ時間など、
1日の中では、意外と待ち時間というのがあり、
「スマホ」のアプリやゲームを
楽しんで時間をつぶす人は多いですよね。

あなたは、ゲームやアプリをスマホで使う際に課金しますか? 

しない人(私もですが)からすると
信じがたい話だと思いますが、
スマホのアプリやゲームに
世界で一番課金するのは実は日本人であると、
アメリカのアプリ調査会社・SensorTowerが
2021年(令和3年)に発表しています。

Google PlayとApp Storeの
アプリ・ゲームをこの調査では対象としているため、
比較対象から中国は除外されています。

中国を入れるとまた結果は
変わってくるかもしれませんが、
2021年(令和3年)1月から9月までの間に
アプリとゲームで課金した
国民ランキングトップ5は次のとおりでした。

1位・・・日本(149米ドル)

2位・・・韓国(95米ドル)

3位・・・アメリカ(90米ドル)

4位・・・オーストラリア(62米ドル)

5位・・・カナダ(50米ドル)

149米ドルは日本円にして約17000~18000円。9カ月間における金額ですから、1カ月に平均で2,000円くらいを使っている計算になります。2位の韓国の95米ドルは11000円ほど。月々1,000円ちょっとくらいですね。

しかも日本は、2020年(令和2年)も
世界で一番という結果を残しています。

私の様に、ゲームをしないので、課金をするなんて
「まったく無駄な金を使っている」と思うのですが、
プラットフォームの上で踊らされているだけだとの
指摘も現実的にはあるようです。

日本にはゲーム好きが多い

ただ、180度見方を替えてみると、
それだけ課金してまで、
日本にはゲーム好きが多いということ。

時間とお金の浪費にも見えますが、
その一方で、何か新しいコンテンツを
別の形で将来つくる次世代の担い手が
育っている真っ最中と
考えることも出来ないではないです。

ではどんな人がそんなに
課金しているのかという調査もあります。

市場調査を手掛ける日本のアスマークが
2021年(令和3年)に公開した
「スマホゲームの課金に関する調査」を見ると、
スマホでゲームしている人の
約4割に課金の経験があり
課金経験者の属性としては
「男性×20代」の組み合わせがもっとも多い層らしい。

課金者のうち、
8割近くの人のゲーム時間は、
1時間未満は44.6%、
1時間~2時間未満は34.0%。
しかも回答者は全員が仕事を持つ社会人だったようです。

そう考えると、やはり暇つぶしにお金を使っている感覚かな?
おじさんたちがパチンコに行くこと考えれば、
意外と健全な暇つぶしなのかもしれません。

月の平均課金額

アスマークの調査では月の平均課金額として、

500円未満・・・34.8%

500円~1,000円未満・・・17.8%

1,000円~2,000円未満・・・11.3%

2000円~3,000円未満・・・8.1%

3,000円~5,000円・・・10.6%

この数字からすると、2000円というのは、
あくまで平均値の数字で、
実際には二極化が進んでいて、
はまる人は、どんどんはまっているのでしようね。

eスポーツ

現在では「eスポーツ(esports)」という、
立派なスポーツにもなっているわけで、

「eスポーツを日本の文化」にという想いから始まった
全国高校eスポーツ選手権もあります。

前回大会では194校346チームがエントリー。
多くの高校生が盛り上がっているのも事実です。

昨日、書きましたが、

春になるとスマホの悩みも増加する

親が、スマホやゲームに対して、
シッカリと理解し、子どもと向き合えば、
単にゲームで時間とお金の浪費にはならず、
将来、eスポーツのトッププレイヤーになるかも。

ちなみに、日本人プロゲーマーの
賞金ランキング1位は「ふぇぐ」獲得賞金1億円(世界92位)、
日本2位は「ときど」獲得賞金5400万円(世界241位)
ときど選手は麻布中高→東京大学卒業→東京大学大学院を
中退してプロゲーマーに転身した生粋のエリートです。

「ふぇぐ」さんも、明治大学卒業ですが、
父親世代はゲームで稼ぐという概念がまだ理解できておらず
けっこう反対されたようです。
「俺、プロゲーマーになったよ」と友達に宣言したら、
「ははっ、ゲーム頑張れよ」といった冷たい視線を
浴びせられたという話も有名ですね。

目に見えない苦労して獲得賞金がまだこれくらいなので、
まだまだ、これからのものでしょう。

ただ、親が、スマホやゲームに対して、
まずは理解することが必要です。

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