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人生脚本は幼少期に構築される⑪ネガティブ脚本13の禁止令「欲しがるな」

「欲しがるな」

「欲しがるな」は、
自分のために苦労や我慢を
し続けている親の姿を見ていたり、
「なんでもかんでも欲しい、欲しいといってはいけない」
「我慢しなさい」
と言い聞かされていた人が決断しやすい禁止令。

「自分のことで欲しがるな」という意味です。

この禁止令を持つ人は、
自分の欲求を後回しにし、
欲求を感じることや欲しがることを
回避する傾向にあります。

自分の欲求を素直に言えないだけでなく、
幸運を人に譲り、
幸せを自ら壊すような行動をとってしまう。

給料が少なく、生活が苦しいのに、
それでも無理して恋人に貢いでしまう人や、

友だちから「お金を貸して」と
言われたときに断れない人などは、

この禁止令の影響を受けている
可能性大なのではないでしょうか?

数日前に、3歳長女を残して9日間旅行し、
子どもを餓死させた事件の母親の
初公判が行われましたよね。

SNSの写真を見ると、
子どもと楽しそうな写真がいっぱいですが、
自分の一番大切な子どもより、
男に狂ってたのでしょう。

自分の欲求を後回し
幸せを自ら壊すような行動をとってしまったのでしょう。

子どもを餓死させた事件の母親の家庭は、
幼少時代は決して恵まれた環境ではなかったようです。

8歳の時に母親から平手で殴られ
全治2週間の怪我。

更に、やせ細り、食事を十分に取っていない状態だったそうです。

警察は『緊急事態』と判断し、
母親は傷害と保護責任者遺棄、
父親は保護責任者遺棄の容疑で逮捕。
児童養護施設から学校に通っていたようです。

幼少期に、自分がされた行為を、
自分の子どもにも同じことをしています。

SNSから見る限り、
子どものことが大好きな母親に見えますが、
幼少期に、良いことも悪い事も
脳に刻み込まれた潜在意識が
このような行動にさせたのかもしれません。

自分も幼少期に恵まれた環境でなかったのだから、
「我慢しなさい」という気持ちがどこかにあり、
自分も我慢して大人になったのだから、
自分の子どもも何とかするだろう
という気持ちもあったのかもしれません。

いかに幼少期の潜在意識が、
大人になっても消えず、
脳を支配しているかが分かっていただけたでしょうか?

「いい子だから、かわいがるのではありません。かわいがるから、いい子になるのです」

「子どもを幸せにするのなんてとても簡単なことですよ。親が笑顔ならそれだけで子どもは幸せなのです。自分が親を幸せにしたと思って自信たっぷりに育っていくのです」


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