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「いじめられっこ」にならない子どもに育てるには?

今も昔も学校での
「いじめ」は大きな問題です。

いじめるほうも

いじめられる方も

どちらも親にとっては頭が痛い所です。

しかし、意外といじめ方の親は、
たいして気にもしていないように思います。

あえて言わせていただきますが、

いじめっ子はほぼ例外なく、
親子関係になんらかのストレスを抱えています。

親が虐待しているとまではいかなくても、
家族内の人間関係がうまくいっていないのです。
だから学校という場でも
健全な人間関係をつくることができずにいるのです。

家庭内でいつも夫婦げんかしている。
家庭内暴力が起こっている。

幼児期にこんな環境で育ては、
暴力は当たり前と、
潜在意識に刷り込まれます。

他人の家庭の問題に
足を踏み入れることは非常に難しいうえに、

いじめっ子の親自身も
十分な愛情を注がれずに
育っている場合が少なくありません。
だからこそいじめ問題は根深いのです。

校内暴力の件数は相も変わらず増加しています。
小学校、中学校、高校、いずれも
増加の傾向をたどっていますが、
とくに小学校低学年の暴力が
増えていることが特徴なのだそうです

https://bit.ly/3reZpx2

友達に暴力をふるう、
友達をいじめるという事件が起こると、

先生の指導力だとか、
子ども同士の人間関係が取り沙汰されます。

ただ、先生もサラリーマン、
ましてや、先生自体りレベルが低下している現状、
先生に期待するのも難しいところです。

最も重要なことは親子関係です。

児童精神科医として40年以上、
多くの子と親に接し、
惜しまれながら2017年に逝去された
佐々木正美先生のメッセージはいまなお、
多くの親たちを励ましつづけています。

「いい子だから、かわいがるのではありません。かわいがるから、いい子になるのです」

「子どもを幸せにするのなんてとても簡単なことですよ。親が笑顔ならそれだけで子どもは幸せなのです。自分が親を幸せにしたと思って自信たっぷりに育っていくのです」


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