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人生脚本は幼少期に構築される⑦ネガティブ脚本13の禁止令「考えるな」

「考えるな」

「親に口答えするな!」

「黙って言うことを聞いていればいいんだ!」

と子どもに一喝する、
威圧的な親は多いと思います。

親の立場から言えば、
親の方が人生経験も多く、
絶対的に正しいと思っているのでしょうが、
こういう言葉を発する親は感情で言っているので、
子どもには全く伝わりません。

始終ヒステリックに
怒鳴りちらす親のもとで育つと、
この禁止令は生まれます。

自分で考えるのを放棄してしまう状態になるのです。

この禁止令がある人は、
論理的に物事を考えたり、
冷静に判断することができなくなったりします。

占いや迷信などを盲目的に信じ込む人、
また、新興宗教等にのめりこむ方も
「考えるな」禁止令に
支配されているのかもしれないです。

「自分で考えられない、考えようとすると頭の中が真っ白になってしまう」

「考えるのは苦手」「私は頭が悪いから」

「特定のこと(お金、遊び、仕事、セックス等)について考えられない」

親がなんでも考えて支持してしまうため、子どもは

「周りがすべて考えてくれるから、自分は考えなくていい」

と考えることをやめてしまうのです。

論理的に物事を考えたり、
冷静に判断することができなくなる傾向があります。

自分で考えようとしても
考えがまとまらなかったり、
自分が考えることに
自信が持てなくなってしまうのです。

科学的根拠のないものを信じやすい人、
人の話を鵜呑みにしてしまうような人は、
「考えるな」に縛られている可能性があります。

特に、最近思うのが、オミクロン騒ぎ。
まあテレビでも朝から晩までオミクロン。
ネットを見てもオミクロン。
あまりにも情報がない状態なのに、
なぜか情報があふれています。
科学的根拠がなくても、
人の話を鵜呑みにしてしまい、それを拡散する。

「黙って言うことを聞いていればいいんだ!」
と、幼いころに押さえつけられた人たちなのではないでしょうか?

大人になって、
自分で考えない人たちが
増えてきているというのには、
こんな理由もあるのかもしれませんね。

こんな大人にしないためにも、
幼児期の親の発言は、一言一言が大切なのです。

余談ですが、「考えるな」と聞くと、
あのブルース・リーが
映画「燃えよドラゴン」で言ったセリフ

「考えるな!感じろ!」を思い出しませんか?、
ブルース・リーファンのみならず、
多くの人が知っている言葉ですね。

「考えるな!感じろ!」の続きは、
「それは月を指差すようなものだ。指を見てちゃ栄光はつかめないぞ!」です。

ちょっと意味が違いますが、
目標達成のための手段が目的になっては、
当然ながらうまくいきません。
ゴールや結果にフォーカスするからこそ、
達成があるという意味です。

「いい子だから、かわいがるのではありません。かわいがるから、いい子になるのです」

「子どもを幸せにするのなんてとても簡単なことですよ。親が笑顔ならそれだけで子どもは幸せなのです。自分が親を幸せにしたと思って自信たっぷりに育っていくのです」


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