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#ワクチン

定量PCR再々考 (新田剛先生に向けて)

定量PCR再々考 (新田剛先生に向けて)

DNA混入についての記事を掲載して以来、私のブログもかつてなかったほどの攻撃を受けています。今回の記事は大変長いものになりますが、自衛の意味も含め、今一度私がDNA混入問題について考えている事を忌憚なく述べさせていただこうと思います。

改めて経緯を説明させていただきます。事の発端は、「RNAコロナワクチンにDNAが混入している?」の記事を書いた約1週間後の2023年4月11日に、新田剛先生から突

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自己増殖型mRNAワクチン

自己増殖型mRNAワクチン

今回は、近頃SNS上等でも話題になっている自己増殖型mRNAワクチンについてお話ししようと思います。

セントラルドグマはフランシス・クリックが1958年に提唱した分子生物学の概念で、遺伝情報が「DNA → mRNA → タンパク質」の順に伝達されるというものです。本来、RNAからRNAをコピーする仕組みをヒト細胞は持っていません。セントラルドグマには例外が2つ見つかっています。一つはレトロウイル

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なぜ医学界(EBM)の重鎮はコロナワクチンを接種しなかったのか?

なぜ医学界(EBM)の重鎮はコロナワクチンを接種しなかったのか?

こんにちは、医師・医療経済ジャーナリストの森田です。

皆さんは、ピーター・ゲッチェ氏(Peter C. Gøtzsche)をご存知でしょうか?

知らないですよね…(^_^;)

実は、あの医学エビデンスの世界で最も信頼されている国際組織「コクラン」の創立メンバーで、まぁつまり医学界での超重鎮、公衆衛生学の世界で彼を知らなければ「モグリ」と言われても仕方ないくらいのお方です。

なんと、ビッグ5

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死亡原因別統計の超過死亡の多い項目(2022年1月~11月)

死亡原因別統計の超過死亡の多い項目(2022年1月~11月)

 2023年4月 4 日〔火〕付けで、厚生労働省の人口動態統計月報(概数)の2022年11月分が公表されました。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html

 このURLの「人口動態統計月報(概数)」の令和4年11月をクリックすると、人口動態統計月報(概数)(令和4年11月分)のページが開き、「統計表」の「統計表一覧」の文字が表示されます。
 

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RNAコロナワクチンにDNAが混入している?

RNAコロナワクチンにDNAが混入している?

コロナワクチン接種者の体内で数ヶ月以上の期間、スパイクタンパクが血中を循環する事が報告されています。なぜこれほど長い間スパイクタンパクが体内に残るのか? 体内でスパイクタンパクの生産が続いているのではないか? また、シュードウリジン化RNAが安定であるとしても、何ヶ月以上も安定に存在し得るのか? 数多くの疑問が浮かんできます。

厚生労働省は「新型コロナワクチンQ&A」において以下のように記してい

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米国でのコロナワクチン接種による死亡者総数は27万8千人と推定される: BMC Infectious Diseasesに掲載された論文から

米国でのコロナワクチン接種による死亡者総数は27万8千人と推定される: BMC Infectious Diseasesに掲載された論文から

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) は、2019年11月に中華人民共和国湖北省武漢市で初めて発生が確認され、その後2020年に入り世界的流行 (パンデミック) を引き起こしました。

厚生労働省が発表する人口動態統計によると、2020年の日本の年間死亡数は137万でしたが、パンデミックの渦中にも関わらず前年の2019年と比べて超過死亡は生じませんでした。

日本でコロナワクチン接種が医

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財務省が「反コロナ・反ワクチン政策」のノロシをあげた3つの理由。(前編)

財務省が「反コロナ・反ワクチン政策」のノロシをあげた3つの理由。(前編)

こんにちは。医師・医療経済ジャーナリストの森田です。

みなさんは、11月7日に財務省が衝撃の資料を発表したのをご存知でしょうか?

財務省の意気込みと覚悟を感じるこの資料。
今回は、その強烈な思いを感じるスライドをいくつか抜粋し(前編)、財務省がそう表明せざるを得なかった3つの理由を考察(後編)したいと思います。

■ コロナはもうインフル以下!

上記資料の7ページ目がこちら。

いろいろ書い

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『STOP!!💉今こそ正念場【岡田正彦先生と魂の医師特集!】』(前編)

『STOP!!💉今こそ正念場【岡田正彦先生と魂の医師特集!】』(前編)

このnoteは10月22日にTwitterのスペース上で行われた座談会の文字起こしです。👇

通信状態が良くなかったところなど、聞きづらいところもありましたので、音声と一緒にお読みいただければ幸いです。

5:00(←動画開始からの時間)

華「皆さま、こんばんは、華(はな)と申します。本日も本当にたくさんの方にお集まりいただきありがとうございます。今日はSTOP‼︎お注射。今こそ正念場【岡田正

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アインシュタインの言葉から

アインシュタインの言葉から

マスコミはコロナ感染については煽り続けていますが、コロナワクチン後遺症の報道については及び腰です。

政府はコロナワクチン接種を強引に推進しますが、これが大きなリスクを持つ実験である事についてはどれだけ誠実に伝えてきたでしょうか。

私の周りで早くにコロナワクチンの危険性に気が付いた人には、普段からテレビを見る習慣の少ない人が多かったように思います。私自身も日本を離れてから、テレビはほぼ見ないよう

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コロナワクチンと肝炎 (2), T細胞依存性自己攻撃による新しいタイプの肝炎か: J Hepatolに掲載された論文から

コロナワクチンと肝炎 (2), T細胞依存性自己攻撃による新しいタイプの肝炎か: J Hepatolに掲載された論文から

前回に続いてコロナワクチンと肝炎のお話になります。コロナワクチン接種後の肝炎の発症については複数の論文が報告されています。今回紹介するのは、コロナワクチンに関連した新しいタイプの免疫疾患についてです。

論文中の症例では、患者はファイザーコロナワクチンの初回接種後に急性肝炎の症状を呈しました。それにも関わらずワクチンの2回目の接種を受け、その後に重症肝炎を発症しました。この患者の症例は、典型的な自

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旧型コロナウイルス問題への私見 Part 20 1/18投稿

旧型コロナウイルス問題への私見 Part 20 1/18投稿

 コロナでの死者や医療崩壊なんてどうでもいい。目的じゃなく手段に過ぎない。裏の最大の目的が「ワクチンを打つ事」としか見えない。そのために、オミクロン株で煽り、濃厚接触者をあぶり出し、プライマーを追加(PCR追加検査)し、検査を無料にして検査数を増やして陽性者を作り上げ、鎖国し経済封鎖する、、。適当だろうが、インチキだろうが、なんでもやりまっせ。 自分の専門分野の目先の死者を減らしたい視野狭窄専門家

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自己免疫疾患とワクチン

自己免疫疾患とワクチン

コロナワクチンと自己免疫疾患については、以前にも記事内で触れた事がありますが、ここでもう少し詳しく説明していきたいと思います。

遺伝子ワクチンはワクチンを接種した人間の細胞内でウイルスの遺伝子を発現させます。つまりワクチン接種後は体内の自分の細胞がウイルスの一部分を細胞表面に保有する事になります。体内の抗体が攻撃するのはウイルスだけではなく自分の細胞もであり、これは自己免疫疾患と同じ機構です。こ

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コロナワクチンと帯状疱疹: International Journal of Infectious Diseasesに掲載された論文から

コロナワクチンと帯状疱疹: International Journal of Infectious Diseasesに掲載された論文から

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる痛みをともなう皮膚湿疹です。帯状疱疹の原因は潜伏感染しているヘルペスウイルス (水痘・帯状疱疹ウイルス) の再活性化です。

水痘・帯状疱疹ウイルスに感染すると、まずは水疱瘡として発症します。多くの人は子どもの頃に水疱瘡にかかりますが、発症して1週間程度で治ります。実は、このウイルスは水疱瘡が治った後も体の神経節に潜伏します。それでも、免疫力

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ワクチン接種者のスパイクタンパクはエクソソーム上で4ヶ月以上血中を循環する: The Journal of Immunologyに掲載された論文から

ワクチン接種者のスパイクタンパクはエクソソーム上で4ヶ月以上血中を循環する: The Journal of Immunologyに掲載された論文から

コロナワクチンによって生産されるスパイクタンパクは血流を循環し、血管を障害する事が知られています。では、ここで循環しているスパイクタンパクとは何でしょうか。細胞膜から切り離されたスパイクタンパクの一部が血液中に存在している事はOgataらの研究で指摘されています。スパイクタンパクは膜タンパクであり、通常はウイルスや細胞の「膜上に生えている」タンパクです。膜タンパクの発現には細胞膜かそれに類似したも

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