森田 洋之
医師・医療経済ジャーナリストである森田洋之の新型コロナ関連の記事をまとめたマガジンです。医学の視点と社会・経済の視点の双方から見るコロナウイルスです。
地域医療・家庭医療の医師・医療経済ジャーナリスト、Dr.森田のnoteマガジンです。noteの有料記事や、ブログの情報を定期的に配信します。
国が推奨する「地域包括ケアシステム」。ですがなかなかその本当の理念まで伝わりにくいのではないかと思います。 このマガジンでは、地域包括ケアシステムの先進事例紹介やその解説などを随時更新したいと思っています。
花粉症について、薬のこと対処法のことなど、わかりやすく書いた記事を集めたマガジンです。投げ銭形式ですので、全て無料でお読み頂けます。
1971年、僕は横浜で生まれました。 海沿いを走る京浜急行の金沢文庫とか金沢八景とかあの辺りです。 当時その周辺はまだ裏山や畑があり、比較的のんびりしていました。 裏山の小さな池でザリガニ釣って帰る途中、知らない農家のお爺ちゃんが畑の横の湧き水を飲ませてくれたのを今でも覚えています。 親や親族に医師や医療従事者は一人もいません。 そんな中で僕が医師になれたのは、偶然というか何というか…。 一橋大学にいた当時、僕は公認会計士になろうと思っていました。 先輩や同級生はみん
こんにちは医師・医療経済ジャーナリストの森田です。 先日、ツイッター(X)にて手を洗う救急医Taka氏と子供へのワクチンの是非について議論しました。 9月20日から、秋のワクチン接種も始まりました。 今回は生後6ヶ月の子供から接種対象になっていますので、子供への接種について悩まれている方々もおられると思います。 いい機会なので、ここでその議論をまとめて読みやすく時系列に沿ってご提示したいと思います。 是非参考にされてください。 なお、客観性を担保するために僕の解説な
マガジン限定
実はコロナ前は「夕張では医療崩壊しても健康には影響なかった」とか言うことにも医療業界からの反発にビクビクしてたのですが、感染対策やワクチンで医療業界に対峙してきた今、夕張の話なんてかなりライトに発言できる様になってましたね。 これは成長なのかな?www https://t.co/rrbURvFOYk
「コロナ対策」で高齢者の命は救われたのか? ここは非常に重要な論点なのですが、とても難しい問題です。 この難しい問題を考えるのに重要な視点が2つあると思います。 ◯一つが統計学的に高齢者の命(死亡者数)はどう推移したのか? という、いわゆる事実確認 ◯もう一つが、高齢者にとっての医療と生活の関係性、また感染症と免疫の関係性 という医療社会学的な視点です。 一般的な医療の専門家でもこれらの視点を逸脱してしまっていることが多いので、今回、あらためて解説しておきます。
こんにちは、医師&医療経済ジャーナリストの森田です。 いよいよ9月20日から、秋のコロナワクチン追加接種が始まります。 「前回の接種からだいぶ時間が経ってきたので、そろそろ打つべき?」 とか 「接種券が来たら打たないとね〜」 とか 色々お考えかと思いますが、果たして今回のコロナワクチン、今までと同じに考えていいのか?いままでと何か変わっているのか?で、結局打つべきなのか? 今回は、その辺の基本的な情報の整理をしてみたいと思います。 どんなワクチンなの? まず
個人の感想ですが、医師の8割はワクチンに対してノンポリの無党派浮動層です。 推進派・慎重派がそれぞれ1割。 問題はメディアが1割の推進派のみをTVに出演させ世論を煽ったこと。そして、8割の無党派浮動層の多くが慎重派に傾いてきている現状でも、彼らがそれを表明できないくらいの空気感が出来あがってしまったことです。 多くの医師が声を挙げないのをいいことに、秋からの追加接種が生後6ヶ月の乳児からを対象に開始となります。 医師40.7%「追加接種受けない」、20~30代では過半