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デフトーンズ「オームズ」(9月25日リリース)


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デフトーンズ (左から順に)
◆セルジオ・ヴェガ – ベース
◆ステファン・カーペンター – ギター
◆チノ・モレノ – ヴォイス
◆フランク・デルガド – キーボード
◆エイブ・カニンガム – ドラム

2019年は、スリップノットにトゥールにKoЯnの新作リリースが相次ぎました。デフトーンズも9枚目となる新作のリリースを控えています。そこで、今までにわかっている情報をまとめました。

(最初にこのエントリーを書いた時は、まだ2019年でした......。)

アップデート7:『オームズ』がついにリリースされました。アルバムの感想や以降のことは、また別のエントリーで綴るつもりです。

「僕(チノ)はギターを弾くのが好きで、多くの場合は僕がギターを弾いていると、エイブもドラムを叩き始めて、そうしたらいつの間にか曲が出来てきて、そこにステファンがギターを足していたんだ。それが上手く行くこともある。だけど、デフトーンズの音楽は、ステファンのギターとエイブのドラムに大きく支えられていることに気づいたんだ。つまり僕は、メンバーとしてだけでなく、ファンとしても、そのことを見失っていたんだよ」

「ギターについては、少し違ったアプローチをした。ライブのように録ったんだ。クリックなどに頼らずに。僕たちが若かった頃のように、小細工に頼らない演奏をしたんだ。基本的には、互いに演奏したり、スタジオ自体の力を借りようと試みた。それは、キッズだった頃のような興奮を生み出して形にするのに、すごく役立ったと思う」

アップデート6Genesis

「初期の作曲セッションで、僕は自分のギターを持ち込まず、マイクロフォンをセットした。ステファンはギターキャビネットを、エイブはドラムをセットして、三人でひとつの小さな三角形になった。キッズだった頃、ステファンのガレージに集まっていたように、基本に戻るための実験がしたかったんだ。フランクとセルジオを仲間外れにしたかったんじゃないけど、前作『ゴア』は、ステファンが最初は不在だったから少しいびつになったわけで、バンドの中心メンバーだけになったら何が起きるのか見たかったんだ。何よりも僕は、今も絆があると確認したかった。三人で、ひとつの部屋の中でキャッキャしたり楽器を弾いて音を鳴らすのは、最高だったよ」

「キッズだった頃にガレージでしたように、何もないところからいっしょに何かを作ってみたかったんだ。セルジオやフランクが嫌いだってことじゃないよ。僕たちは三人の中心メンバーだけになって、ひとつの気持ちにまとまりたかったんだ。そして、僕たちは作曲を始めた。一週間ほどやったのかな、そこからいくつかのアイディアが生まれたよ。その作業に、すごくすごく助けられたと思う」

アップデート5:OHMS

アップデート4:タイトルは「ОHМS」で、9月25日にリリースです。

「いくつかのパートは怒りに溢れているんだ。でも、最初から最後まで怒ってるだけのアルバムを作ったことはない。そんなの一度もしたことないよ」

「大事なのは、メンバー全員がきっちり取り組んでいて、ワクワクしながら作ったことなんだ」

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アップデート3:9月リリース予定です。

「たぶん9月にリリースされることになると思う。とても満足してるよ。ずっと長いこといっしょにやってきたプロデューサーのテリー・デイトと組んだんだ。アルバムを作るのは久しぶりだったけど、めちゃくちゃ最高だったよ。おかしな話だけど、去年の夏にロサンゼルスでレコーディング作業を終えていて、オーバーダブとヴォーカルとミキシングを一年ぐらい行っていたんだ。でも、その半分はリモートで行っていたんだ......だいたいは僕(チノ)のことで。ほとんど完成してたけど、主にヴォーカルとミキシングとマスタリングを何度も練っていたんだ。でも、何週間前かな、一か月ぐらい前に、やっと終わった。かっこいい作品なんだ。ワクワクしてるよ」

アップデート22020年9月以降のリリースになりました。テリー・デイトの復帰により、「バンドの本質を捉えた音に戻った」そうです。また、『ERОS』はいずれEPとしてリリースするとのことでした。

「僕たちはテリーと新作を作ったけど、彼とは長いことレコーディングをしてなかったんだ。どうやってレコーディングを進めるか話し合った時、クリックに合わせて激しいギターを録音した経験に触れたんだ。テリーは僕たちに、そうしたいならやればいいけど、やるべきことはわかってるか。昔みたいに、クリックに頼らない演奏を5人全員でやるんだと言ったよ」

アップデート1:新作のプロデューサーは、テリー・デイト。ハリウッドのHenson Recording Studioでレコーディングを行っています。現在はミキシング中で、2020年の後半にリリース予定とされています。

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「今回はいつもと違うやり方なんだ。制作を数年かけてゆっくりと進めた。一年を通して休暇を挟むことに、メンバー全員が賛成したんだ。のんびり休んだことで、自分たちがやっていることにより深く感謝できたよ。みんなで楽しく笑いあったり、いっしょに何かを考えていると、まるで17歳の頃に戻ったみたいで.....素敵だった」

「いまはミキシング作業を行っていて、とても良いよ。何度聞いても、悪いところが見当たらないんだ。フレッシュで、『ゴア』よりも少しアップビートで、いいことだと思う」

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デフトーンズは、2016年4月に8枚目のアルバム『ゴア』をリリースしました。『ゴア』は、シューゲイザーやポスト・ロックに接近した挑戦的な作品です。その姿勢は好きですが、独特の華やかさや優雅さに欠けていて、そのうえ初期衝動やヘヴィネスが疎かになっている作品だと感じました。

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デフトーンズの魅力は、チノ・モレノの甘美なメロディから狂気じみたスクリームまでを自由自在に操る歌唱力と、ステファン・カーペンターの8弦メタルギターによるソリッドな破壊が織り成すカタルシスだと考えています。

しかし、『ゴア』には破壊ブルータリティが足りませんでした。というのも、ステファンにとって『ゴア』は不本意な作品で、自身のアイディアやメタル志向がほとんど反映されなかった事が窺えるのです。

「全員のアイディアを集めて曲を書くとき、形になっていったのは他のメンバーのしょうもないやつだった。俺がこうしたいなと思ってたスタイルや音じゃなかった。期待したものや求めていたものなんかじゃなかった」

チノによれば、9枚目のアルバムとなる新作では、ステファンとエイブ・カニンガムが大きな役割を果たすことになるというのです。この二人は、『アドレナリン』『アラウンド・ザ・ファー』の主な作曲を手掛けていました。

「デフトーンズの真髄とは、ステファンがリフを弾き、エイブがドラムを叩くことだから、新作は二人のことを重視した内容にしたい」

「僕たちは、全てのアルバムでステファンに中心人物でいてほしいと強く望んでいるけど、『ゴア』では叶わなかった。彼の問題は個人的なもので、デフトーンズとは関係ない。僕たちは新作の曲を書いているところで、『ゴア』と違って、彼と協力しながら取り組んでいるから最高なんだ」

新作では、ステファンのメタルギターが存分に活躍しつつ、エイブの心地良いスネアとセルジオ・ヴェガのどっしりとした6弦ベースも堪能できて、それにチノの透明なヴォーカルと鳥肌もののスクリームも愉しめるなら、最高です。とにかく、ヘヴィで切れ味が鋭くて、クイックサンドクロセズパームズ等からのフィードバックが含まれた作品を聞かせてほしいです。

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デフトーンズのインスタグラムを遡ってみると、2018年の2月から2019年の4月にかけて、サクラメントのリハーサル・スタジオ(The Spot)等でジャムセッションを行っており、その後、夏に商業スタジオでレコーディング作業をしたようです。また、ステファンのギターが8弦から9弦になりました。

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「6,7曲のアイディアが浮かんでいるよ。どれもすごくパワフルな曲で、みんなで形にしていくのが待ちきれない。全員すっかりオッサンになったと思うけど、刺々しいリフとクールなメロディとたくさんグルーヴがある曲を作っていると、やっぱり楽しい。こういうのは、面白いよ」

「みんなで集まって曲を毎日書いていると、どんどん変わっていく。僕たちは、エクスペリメンタルな方向性に進むことを楽しめる段階に来た」

「今年(2019年)の夏、僕たちはスタジオに入って、アルバム一枚分の曲をレコーディングした。そして曲はほとんど完成したから、ここ数か月は歌詞とメロディと歌を作っているよ。現状はそんなところかな。来年には間違いなくリリースされるよ。来年の早い時期にできればと願ってるけど、正確な回答や確実な推測をしたらそっちに縛られそうだから、作業が進むままに任せたい。僕たちにとって大切なのは、いいものを作ること。新作がリリースされたらツアーなどで2,3年は演奏するだろうから、出来る限り最高の作品にしたいし、みんなをハッピーにしたいんだ......僕たち自身も含めてね


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