二十四節気の【春分(しゅんぶん)】に入ります。
春分は地球の真中心、赤道付近に光がまっすぐに当たり、その光は北半球と南半球に同量にそそぎます。陰と陽がきれいに分かれ、昼と夜の長さが同じになります。
この日は世界中どこからでも、太陽は真東から昇り、真西へと沈んでいきます。4月4日まで。
太陽とともに暮らし、文明文化を発展させてきた人びとは、春分を一年のはじまりにしてきました。神道をはじめ五大宗教のすべてに、春分を基点としたり大祭があります。
新しき
年のはじめの
春分に
生きゆく道の
姿描かむ
20年以上前からの知り合いMOTHEMIWAさんから教えてもらいました。
〔この21日、春分の日はほんとうに大切な日です。新しい「風の時代」の
地球に対して、どういう風に生きていきたいのかを再確認してください。
自分を信頼し、宇宙の仕組みのすべてに感謝して、信頼して受け取ることによって次の未来の扉が開いていきます。どうぞ21日、大切な時間をお過ごしください〕。
21日の「春分の日」は「一粒万倍日」と「大赦日」「寅の日」が重なる
奇跡的な一日です。
一粒万倍日:一粒の種籾(たねもみ)から何倍もの数のお米が穫れること。
何かを始めるのに最適な日。
天赦日〔(てんしゃにち)または(てんしゃび)〕:天が万物の罪を許す日。
なにごとも許され、スピーディーに物事が進む日。
寅の日:黄金色に縞模様のトラは金運の象徴。この日は、吉日のなかで
もっとも金運に縁のあるとても縁起のいい日。
Shunbun 春分 Spring Equinox
“The length of a day and night becomes nearly equal.”
〔Equinox;昼夜平分時。春分、秋分のこと〕 March 21- April 4
春の節気は三つに分かれます。
初春:立春(2月4日)・雨水(うすい2月19日)
仲春:啓蟄(3月6日)・【春分】(3月21日)
晩春:清明(せいめい 4月5日)・穀雨(こくう 4月20日)
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七十二候の【雀始巣】に入ります。
「すずめはじめてすくう」と読みます。二十四節気「春分」の初候で、
七十二候の10番目です。3月25日まで。
この時季になると、雀が巣を作りはじめます。稲穂をついばみ農家の人に
嫌われますが、雀は害虫を食べてくれます。子どものころにくらべて
ずいぶん数が減った気がします。
雀始巣 Suzume hajimete sukū “Sparrows start to nest.”
〔nest;巣を作る〕 March 21-25
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花ひらく
けふ春分の
空あおし
毎朝体操をしている小公園の白木蓮です
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