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COVID-19(新型コロナウィルス肺炎)をファクトフルネスで読み解く

ファクトフルネスとは・・・人間が陥りやすい「ドラマチックすぎる世界の見方」や「自分の世界の見方」に左右されることなく、データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣のこと。

恐怖本能に対するファクトフルネスとは・・・

第4章 危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み
恐怖本能

ファクトフルネス・・・「恐ろしいものには、自然と目がいってしまう」ことに気づくこと。恐怖と危険は違うことに気づくこと。人は誰しも「身体的な危害」「拘束」「毒」を恐れているが、それがリスクの過大評価につながっている。
恐怖本能を抑えるためには、リスクを正しく計算すること。

・世界は恐ろしいと思う前に、現実を見よう。世界は、実際よりも恐ろしく見える。メディアや自身の関心フィルターのせいで、あなたのもとには恐ろしい情報ばかりが届いているからだ。
・リスクは、「危険度」と「頻度」、言い換えると「質」と「量」の掛け算で決まる。リスク = 危険度 × 頻度だ。ということはつまり、「恐ろしさ」はリスクとは関係ない。
・行動する前に落ち着こう。恐怖でパニックになると、物事を正しく見られなくなる。パニックが収まるまで、大事な決断をするのは避けよう。
(ハンス・ロスリング著「ファクトフルネス」(2019)より)


メディアや偽の易者というものは、人が持つ恐怖心を煽り自分への関心をひき、言うことを聞かせようとします。上記にあるように人は特に「身体的な危害」「拘束」「毒」に関心を持ちます。例えば、「新型コロナウイルスによる身体的な危害(自然の脅威)」「クルーズ船での拘束(自由を奪われる)」など複数の要素をかけ合わせると、人の関心は更に高まります。

新型コロナウィルスに関しての中国におけるリスクと日本におけるリスクは異なります。異なる要因としては、国内における発病者数、発病者数に対する医療機関の数、行政の体制、医療に対する基礎的な知識レベル、清潔を好む生活習慣、他人を思いやることのできる国民性など挙げればキリがありません。

医療に対する基礎的な知識レベルに関しては、武漢の医療レベルは日本と変わらないとする一部の見解もありますが、サーベイランスにおいてはTOC(theory of constraints:制約理論)に左右されます。つまりは、ボトルネックがひとつでもあると、例え高度な医療が行われていたとしても、全てのレベルがボトルネックのレベルまで低下してしまうということです。具体例としては、武漢では使い捨てマスクを拾い集め販売しようとしていた市民もいましたが、日本で同じことをする人はいません。


治療に既存薬、効果探る HIV薬やインフル薬、中国・タイで調査 症状改善報告も

2020/2/5付日本経済新聞 朝刊

(以下一部転載。)
…コロナウイルスはHIVなどと増殖の仕組みが似るため既存薬にも効果があるのではないかと期待されている。

ただ、効果の見極めには厳密な臨床試験が必要となる。東北大学の押谷仁教授は「新型肺炎は特に治療しなくても軽症ですんだり、回復したりする患者が多い。投薬後に回復しても、薬の効果が出たかどうかが分からない。慎重に見ていく必要がある」と指摘する。


新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~

首相官邸HPより

(一部転載)
■ほかの人にうつさないために
〈咳エチケット〉
くしゃみや咳が出るときは、飛沫にウイルスを含んでいるかもしれませんので、次のような咳エチケットを心がけましょう。
・マスクを着用します。
・ティッシュなどで鼻と口を覆います。
・とっさの時は袖や上着の内側でおおいます。
・周囲の人からなるべく離れます。


新型コロナウイルス の感染リスクを減らすために…!

日本赤十字社 2月3日付facebook投稿より

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行動経済学におけるプロスペクト理論からみるマスク不足

2019年2月9日付 MBAデザイナーnakayanさんのツイートより

マスク不足のような現象は、行動経済学におけるプロスペクト理論では、消費者の多くに損失回避バイアスがかかることが原因であろうと推測可能ですね。
例えば、あなたの目の前に不足している言われているマスクがたまたま売っていたとします。本人は必要ないが買わないと損した気分になってしまうため、買ってしまうことでしょう。人は将来的なメリットよりも、目の前にある利益が得られない場合の「損失感」の方がより大きなものと感じるからです。
具体例としては、今日もらえる1万円と、1ヶ月後にもらえる1万1千円では、1ヶ月後にもらう1万1千円の方が利益が大きいのですが、多くの人は今日もらえる1万円を選択してしまいます。

「本日限定30箱入荷致しました!お一人様一箱のみ先着順になります!」
更に、タイムサービスとして消費税分は、店長のnakayanさんがご来店の感謝を込めて負担いたします。

なんて言葉に、消費者は弱いのです。
「nakayan店長さん、なんていい人なの!!」というオマケも付いてきますね^ ^

「つまづいたっていいじゃないか、にんげんだもの。スラッジをせずにナッジを!」 (リチャード・セイラー)


東京都のCOVID-19対策本部会議 (2月12日時点)

東京都防災ホームページより

(第10報)第5回東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議の開催について(令和2年2月12日開催)

〈以下一部転載〉
新型コロナウイルス感染症の現状について

東京都感染症対策アドバイザーの評価・見解
【国内における感染の広がり】
〇 報告されている患者の感染経路や発生動向を考慮すると、現在は国内で感染が広がっている状況ではない
【患者の症状】
〇 高齢者や基礎疾患を有する一部の患者で重篤化するという報 告はあるものの、自らが診察した患者ではのどの痛みや鼻水などの軽度のかぜ様症状が多く、重い病気という印象は無い
【武漢市の致命率が高い理由】
〇 症状の軽い患者は必ずしも診断されておらず、主に重症例が診断され、患者数の母数となっていることから、見かけ上致命率が高くなっていると考えられる。
【都民への啓発】
季節性インフルエンザと同様に手洗い・咳エチケットを徹底することが有効である。また、感染するとすべて重篤化するような病気ではないため、冷静に対応するよう、呼びかける必要がある。

(参考:https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/319/5/20200212_04.pdf


「毎週1億枚以上!!マスク生産販売開始!!」

経産省 2月12日付のtweetより


COVID-19のファクトから危険度を読み解く

2020年2月15日(土)付

[ファクト]
COVID-19(新型コロナウイルス)の致死率は中国全体で2%、湖北省以外の中国では0.5%、
通常のインフルエンザは0.1%、SARSは10%、MERSは34%
※致死率を決める要因はウイルスの危険度だけではなく、医療体制や初期対応、感染者数なども影響します。
追記:更に、致死率を決める構成要素は、平均寿命を決める構成要素と類似していて、外れ値が平均値に大きな影響を与えます。外れ値とは、例えば新生児の死亡率などが該当します。
出産時の衛生状況が悪かった時代は、0歳児死亡率が高くなり平均寿命が短くなっていました。
致死率では高齢者の多さも影響します。
COVID-19とインフルエンザとの比較の際には、ワクチンの有無も考慮に入れる必要があります。ワクチンがあれば当然致死率は下がることになります。
(2020年2月15日(土)MBAデザイナーnakayanさんのツイートより)


新型肺炎の回復者から抗体発見 血漿を重症患者の治療に活用=医学専門家(2020年2月15日付)

(以下記事内一部転載)
武漢金銀潭病院の張定宇院長は、「 #新型肺炎 に感染し回復した患者の体内に抗体ができている」と明らかにし、この抗体を含む血漿を利用した血液製剤が、最も効果的な手段になると見られています。…


欧州のウイルス専門家、新型コロナウイルスに「消すことのできない人工的痕跡」(2020年2月13日付)

2020年2月13日付
(以下要約)
世界の研究者たちがCOVID-19に対してゲノム解析を行った結果、これまでのコロナウイルスと新型コロナウイルスの違いが明らかになった反面として、HIVウイルスなどとの類似性があることが分かってきたそうです。しかし、一部解析が不能なゲノム配列があり、それが過去のデータにはないそうです。つまりは、変異部分も確認され、その変異した部分が重症化や臓器不全を引き起こしているのではないかと、更に研究を進めているそうです。

結論から言うとコロナウイルスが変異した要因として、SARSワクチン開発の為に人工的にゲノム編集された可能性があるというだけで、イコール生物兵器という訳ではない。


「なぜ、希望者全員にPCR検査をしないのか?」(2020年2月26日付)

(以下要約)
COVID-19のPCR検査の精度は「感度」「特異度」「的中率」がある。
「感度」・・・陽性の人を正しく陽性と判定できる確率。COVID-19のPCR検査の感度は30~50%や70%だと報告される。100%ではない。
「特異度」・・・陰性の人を正しく陰性と判定する確率。検査の感度、特異度はトレードオフの関係にある。
「的中率」・・・検査が仮に陽性だった場合に、どのくらいその結果が正しいかを示す確率。
風邪のような症状を訴えている人がCOVID-19のPCR検査をすることが多くなると、COVID-19にかかっていないのに検査結果が陽性と出る人の絶対数も多くなることになる。
すると、陽性という結果が出た人の中で、本当に感染している人の割合である陽性的中率もかなり下がる。よって、本当はCOVID-19ではないのに陽性の検査結果が出てくる可能性も高くなる。
PCR検査をする目的は、
「重症化しそうな患者(あるいはすでに重症な患者)を早く見つけて死なせないこと。」
この病気で今一番力を入れるべきは、高齢者や持病を持っている人が重症化して亡くなってしまう可能性を限りなくゼロに近づけること。限られた医療資源をそこに振り向けなくてはならない。
安易に検査を広げることは、そこに注げる資源を減らし、かえって国民にとってマイナスになるかもしれない。
※感染者の80%は軽症で、1週間ほど風邪のような症状が続いて治ってしまう。
また、お子さんはなぜか感染者も重症者も非常に少ない。妊婦さんも今のところ重症化しやすいという報告は出ていない。
重症化する危険があるハイリスクな人は、だいたい50歳より上の方や持病のある方。
COVID-19の進行は比較的緩やか。風邪症状が出たら慌てずに休養し、症状を注意深く見守ってください。


「中国でのCOVID-19の調査結果が年代別や症状別など既にまとめられています。」2020年2月11日時点

※感染者の8割は軽度(非肺炎および軽度肺炎の症例)です。更に軽度または中等度の患者では死亡は発生していません。

(以下転載)
「COVID-19、年代別の致命率は~4万例超を分析」
ケアネット(2020/2/20)
 4万4,000例を超える新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の疫学的調査結果が報告された。2020年2月11日時点で、中国で診断された全症例の記述的、探索的分析の結果が示されている。CCDC(中国疾病管理予防センター)のYanping Zhang氏らによるChinese journal of Epidemiology誌オンライン版2020年2月17日号掲載の報告。…


全国の小中高 臨時休校要請 に関して(2020年2月27日付)

私は子供がいないので当事者の立場が見えづらく解釈が難しいです。 客観的な立場の人間として言える事は、親たちや子供たちからのニーズがあるなら正しい判断なのでしょう。 働く親たちが仕事が出来なくなる事を心配する人たちも多くいますが、働く親たちは夏休みはどうなさっているのでしょうか? 今の親たちは、リスクが想定される状況下(実際にはリスクは低く恐怖心のみ)で学校に子供たちを預けておくことに対してどう考えているのでしょうか? 一方では、確かに、昨今のいじめ問題や児童虐待問題にみる思考力のない学校の先生たちでは、リスク時にマニュアル外の柔軟な行動出来ずに、子供たちが見捨てられそうで怖いですね。 他方では、昨今の学校施設は外部からある種の隔離空間になっているので、設備的には安心と言えなくもないですね。 翻って、全国の小中学校から子供たちが居なくなると、隔離空間を利用して臨時の病院施設に転換する事が出来ますね。今後のCOVID-19の感染拡大における最悪時の想定をした際に、そこが真の目的でしょうか? あり得ますね^ ^

MBAデザイナーnakayanさんの2020年2月27日付 NewsPicksより



新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者血清中に含まれる抗ウイルス抗体の検出に成功(2020年3月9日付)

(以下転載)
横浜市立大学学術院医学群 微生物学 梁 明秀教授を中心とする研究グループは、ELISA法*1とイムノクロマト法*2を用いて、新型コロナウイルス患者血清中に含まれる抗ウイルス抗体(IgG)の検出に成功しました。今後、これらの検出法について臨床的意義などの有用性を多数の患者検体で検証し、診断法の確立や試薬キットの開発、実用化を目指します。…


「肺外コロナ??」(2020年3月9日付)

新型コロナウイルスには、肺外結核みたいな症状が出ている患者が一部にいるようですね。
素人目ながら、症状を見る限り自己免疫疾患に似ています。ウイルスによって高まり過ぎた自己免疫機能が、正常な臓器を攻撃してしまっている可能性もありますね。
素人が記事を読む限りですが、李亮さんの「食欲がない。体温は35度3分。脈拍が弱くてだるい。舌が口にくっついたようなしゃべり方になる」は、自己免疫疾患の一つであり膠原病に分類されるシェーグレン症候群に起因した橋本病(甲状腺機能低下症)とそっくりです。
シェーグレン症候群に起因した橋本病のケースでは、何らかの要因により自己免疫機能が過剰になってしまう事で正常な臓器の一つである甲状腺を攻撃してしまい甲状腺機能が低下してしまう状態です。
あくまでも素人意見ですが、仮に肺外コロナみたいな症状に陥っても、そこまで怖がる必要はないと思います。
事前に体調の変化に気付いてさえいれば、既存の医療の組み合わせで死に至ることはないと思います。
私たちに出来る毎日の検温などで体調の変化に早く気付くことがとても有効だと思います。
COVID-19がサイトカインストームを引き起こしているのか?症状を一時的に抑える薬による副作用なのか?
現状ではCOVID-19に起因するものと断定は出来ませんね。
(MBAデザイナーnakayanさんのtweetより)


新型コロナ無症状患者 陰性化までに9日間(2020年3月13日付)

クルーズ船での無症状陽性患者は約9日(中央値)で陰性化とのこと。
別の記事では、外れ値として症状は軽かったものの陰性までに約1ヶ月かかった事例もありました。
ここ最近、風邪症状が出たならば、その後1ヶ月程度は他人にうつさない注意が必要そうです。

(以下記事内転載)
…その結果、陰性化するまでに要した日数は、中央値で9日だった。90人のうち81人が陰性化に6日以上を要した。陰性化を確認できた累積割合は、初回陽性の検体採取日から6日目で36%、7日目39%、8日目48%、9日目60%だった。
 多くの感染者では2回連続陰性となったが、20%で1回目陰性の後、再度陽性となる現象が見られた。12%では、2回連続陰性が確認されるまでに15日以上を要した。…

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200313/k10012330271000.html



新型コロナウイルスは3日間滞留し空気中で3時間生存…弱点は湿度=米で報告書(2020年3月14日付)

Yahoo!ニュースより(※現在リンク切れ)

(以下転載)
アメリカの「アレルギー感染症研究所」「国立衛生研究所」「国防総省先端技術開発庁」「全米科学財団」などの委託を受けて行われた「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)媒介物報告書」がまとまった。
 今後、プリンストン大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、国立衛生研究所の専門家による内容精査が行われる。その概要が11日に公表された。その報告によると、今回のCOVID-19の感染力のしぶとさが想像以上に大きいことが明らかになった。
要約すると、以下の通りである。「COVID-19のウイルスは空気中であれば3時間、プラスチックなどの表面の場合には3日間ほど滞留する」。そのため、「ヒトは空気感染や媒介物による感染リスクにさらされることになる」。

 この発見は重大だ。なぜなら、感染者と接触しなくとも、空気感染でウイルスが拡散する可能性がある。今後、専門家がチームを組み、空気感染するのかを確認することになっている。

 従来は「感染者との濃厚接触がなければ感染はない」と思われていたが、そうした楽観論が打ち砕かれることになった。

 更にこの報告書によれば「ウイルスは空気中であれば3時間は生存するが、銅製品の表面であれば4時間、厚紙の表面では24時間、プラスチックやステンレスの表面の場合には2~3日にわたって生存すること」が確認された。

 その一方、弱点があることも明らかになった。それは湿度に弱いということだ。加湿器を使い、湿度50%でカ氏72度(セ氏22.22度)にすれば、ウイルスの活動が収まることが判明したという。

日本人は輸入情報に価値があると思い込みがちで、今現在は日本の現場での情報の方が信憑性が高いですが、加湿器を使い湿度50%でセ氏22.22度にすればウイルスの活動が収まるとのこと。
そうするとエアコンの設定温度を23度に、加湿器を2台使用で、念の為で水に濡らしたバスタオルでも干しておきましょうか^


感染拡大??感染確認??(2020年3月25日付)

新型コロナに関しては、これから感染が拡大するというよりも、既に多くの人が感染しており、ただの風邪だと思っているだけで、いつどのタイミングでPCR検査を受けて陽性判明するかだけだと私は考えていますが、中小企業での集団感染判明は、企業存続の致命傷となり得ますね。
人は見えない恐怖心に対して何らかの因果付けをすると、恐怖心が薄れていくものです。
因果付けの際にチェリーピッキングしてしまうのもまた、人間が陥りやすい心理の特徴です^ ^

(MBAデザイナーnakayanさんのfacebookでの投稿より)


感染爆発、重大局面 小池知事(2020年3月25日付)

病院での新型コロナ感染が確認されると世間の心理的なインパクトが大きいですね。 見えない恐怖心を齎す新型コロナ感染に対して、現状においては唯一病院が心理的安全性を与えてくれます。 病院以外の心理的安全性を確保するサードプレイスを用意し、十分なキャパシティがある事を示す必要があると私は考えます。 そうすれば、「爆発感染、重大局面」を「PCR検査実施数の増加、実態把握へ前進」と緩やかに導くことが可能ではないでしょうか? サードプレイス候補としては、2020年オリパラの関係者用に組織委員会がかなりの部屋数を確保しているホテルなどどうでしょう? 1年延期となったホテル業界は夏まで空室だらけになります。 政府や都庁が替わりに借り上げ、万が一のオーバーシュート用の軽症者隔離施設として活用した方がホテル業界にとっても良いかもしれません。
2020年3月25日付 MBAデザイナーnakayanさんのNewsPicks より


BCGワクチン臨床試験へ=新型コロナに効果か―豪研究所(2020年3月28日付)

新型コロナポジティブ情報。(海外)
「BCGワクチンが新型コロナに一定の効果があるのではないか」とのこと。
私はあくまでも素人ですが、世界的に子供の感染が少ない状況から「もしかしたらワクチン接種の影響ではないか?」と考えていました。
当初はインフルワクチンかな?と考えていましたが、インフルワクチンは子供達だけではなく高齢者や医療関係者の接種率も高いので、これは違うなと。では何のワクチンか?
免疫的な観点からは、仮に子供の感染率の低さをBCGに限らず他のワクチン接種によるものと考えるならば、高齢者は加齢と共にワクチン接種による免疫が低下するために感染率が高くなっているのだと言えます。更に、子供時代に予防接種が必要な感染症の多くはインフルエンザを含めて、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)とは比較にならないほど強いウイルスや細菌ばかりです。SARS-CoV-2に一定の効果があってもおかしくありません。
加えて、症状的観点からは感染者の8割は軽症ですが、新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)によるサイトカインストームや、肺外結核に似た肺外コロナのような症状が当初から一部で確認されていました。結核のような症状を予防するという側面からも、BCGワクチンには一定の効果があることを私も期待したいです。
2020年3月28日付 MBAデザイナーnakayanさんのNewsPicks より


「新型コロナウイルスは15日程度で変異を繰り返しているとのこと」(2020年4月2日付)

以前から、新型コロナウイルスが変異をしていると耳にする度に、私は少し怖さも感じていました。しかしながら、ウイルスが変異をしているのは確かですが、変異によって致死率が上がったり怖さを増しているという訳ではないそうです。
新型コロナウイルスのゲノムの塩基配列が、人から人への感染を繰り返すことによって変異する事で、ブロックチェーンの分散台帳技術のように、変異を手掛かりに感染の足跡を辿ることが可能であったり、変異に応じた感染拡大を防止する戦略が立てやすくなるとの事です。
MBAデザイナーnakayanさんのfacebook より)





新型コロナクラスター対策専門家チームから(2020年4月4日付)

新型コロナクラスター対策専門家チームからの重要なメッセージです。
「私たちがNO3密の行動を実践すれば、目前に迫っている集中治療の限界を超えない」ことも可能とのこと。
#NO3密 #NO集近閉 #Stayhome #SAVELIVES


新型コロナクラスター対策専門家チームから。
キャバレー、ナイトクラブ、バーや酒場などでの感染者が急増中との事。
夜の飲食を好む人は、お店を日夜転々とする傾向が強いので、感染が確認された時点で既に拡散を繰り返している可能性が高くなります!!
#NO3密 #NO集近閉 #Stayhome #SAVELIVES


もしかしたら集中治療の現場でおこるかもしれないこと(2020年4月11日付)

(以下一部転載)

・治療を開始した後に救命の可能性がきわめて低い状態になった場合には、治療を中止せざるをえません。
・あなたの治療を開始した後に、あなたよりも救命の可能性が明らかに高い患者さんの治療が必要になった場合には、あなたが使っている集中治療室の病床、人工呼吸器、ECMO等をあなたよりも明らかに救命の可能性が高い患者さんの治療に使わざるをえません。…
#専門家有志の会


新型コロナウイルス、太陽光で急速に不活性化 米研究(2020年4月24日付)

(以下転載)

 実験は国立生物兵器分析対策センター(NBACC)で実施。ブライアン氏が示した実験結果をまとめたスライドによると、ウイルス量の半減期は、気温21~24度、湿度20%の無孔質の表面で18時間だった。無孔質の表面には、ドアノブやステンレス製品の表面などが含まれる。
 しかし、湿度が80%に上昇すると、半減期は6時間に減少し、これに太陽光が加わると、わずか2分にまで減少した。
 また、新型ウイルスが空気中に漂うエーロゾルの状態になった場合の半減期は、温度21~24度、湿度20%で1時間だった。これに太陽光が加わると、1分半にまで減少した。…



(随時更新中)


中山兮智是(なかやま・ともゆき) / nakayanさん
JDMRI日本経営デザイン研究所CEO兼MBAデザイナー
1978年東京都生まれ。建築設計事務所にてデザインの基礎を学んだ後、05年からフリーランスデザイナーとして活動。大学には行かず16年大学院にてMBA取得。これまでに100社以上での実務経験を持つ。
お問合せ先 : nakayama@jdmri.jp







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