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短歌。詩。読書日記。

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短歌創作。好きな詩人や歌人、読んだ本のことなど。
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#桜

もう6月だけど💦③小泉八雲「十六ざくら」「乳母ざくら」

もう6月だけど💦③小泉八雲「十六ざくら」「乳母ざくら」

6月になってしまいましたが(;^_^A
桜がテーマの本の続きを書きます。

坂口安吾、梶井基次郎に続いて
今回は小泉八雲です!!

小泉八雲と言えば、怪談。
耳なし芳一、雪女、ろくろ首やムジナなど
ちょっと怖い昔話が有名ですね。
何を隠そう、大好きなんですこの部類♡


桜に関していえば
これまで(坂口や梶井)と同様に「命と引き換え」に咲く
「十六ざくら」と「乳母ざくら」があります。


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もう5月だけど②梶井基次郎「櫻の樹の下には」

もう5月だけど②梶井基次郎「櫻の樹の下には」

こんにちは。暑い!
夏か、夏なのか。いや、まだ初夏にもなっていない5月のはず。
まだまだ毛布は健在です(朝寒い・・・)

さて桜シリーズ。前回は坂口安吾「桜の森の満開の下」のことを書きました。

今回は、梶井基次郎「櫻の樹の下には」です。

「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」という衝撃的な言葉で始まる短編です。

物騒やな!と思いつつなんだかカッコイイなぁなんて。

読み始めると、男の妄想で気

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もう5月だけど①坂口安吾「桜の森の満開の下」

もう5月だけど①坂口安吾「桜の森の満開の下」

こんにちは。
気づけばもう5月・・・

4月は忙しかったので桜を愛でていません(*T^T)

ということで、4月書きたかったけど書けなかったことを書きます!(3回書く言うた笑)

私の好きな、桜小説。それは・・・

坂口安吾「桜の森の満開の下」

梶井基次郎「櫻の樹の下には」

小泉八雲「乳母ざくら」「十六ざくら」

です。どれも昔の小説です。
大正~昭和初期あたりの文学が好きなのです。多少時代は

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