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2022年1月の記事一覧
君は風、君は足音、君は2時、君は夕暮れ、触れずとも抱き
この短歌は、愛猫が亡くなった後に作りました。
この1月で、10年経ってしまったけど
薄れることなく鮮明に覚えています。
二十歳から三十歳半ばまで、私が一番危うかった時期を支えてくれた、猫、、、、
私が、一人で大丈夫になるのを確認したように逝ってしまった。
身内のいない私にとっての娘であり、妹であり、姉であり親友であり、母でもあった、猫、、、、
君がいなかったら今の私はいない。
いつも、
雨の夜に思い出す詩は。
大阪は、昼からずっと雨が降っています。
雨の夜に思い出す詩の一片があって、、、、
.......雨の日
埃だらけの本から
僕は言葉をさがし出す─
黒つぐみ 紫陽花 墜落 ダイヤの女王.......
(僕は僕の言葉を見つけない!)
夜が下手にうたつてきかせた
眠られないと 僕はいつも
夜汽車に乗つてゐると思ひだす
立原道造「日記」より
夜は、雨音をBGMにして
目を瞑