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プロカウンセラーの方にお話を聞きました

夏休みに気持ちがダウンしてしまい、心理学の勉強をしよう!と思い立ちました。

プロのカウンセラーの仕事をしている方に、プライベートでお会いする機会があったので、お話を聞かせていただきました。
ただの学校の先生が、仕事にいかすために、どのような勉強をしたら良いかと言う相談です。
勉強や資格のことを聞こうとしたのがきっかけですが、本当にたくさんのことを教えていただいたので、忘れないように記録させていただきます。

1 心理学の資格や勉強について

本格的なものだと、やはり大学院に行って臨床心理などの資格をとるのが良いのですが、学部生が挑戦する心理学検定が基礎を学べておすすめとのことです。

試験はCBT方式でA領域とB領域から選択して受けるそうです。自分の住む地域も試験会場となっていてほっとしました。

あと、学校心理士という資格があるそうで、スクールカウンセラーを目指す学生は取得するそうです。

こちらは受験資格もあり、なかなかハードルが高そうですが、学校心理に関わる業務(学級担任も含む)に5年以上関われば大丈夫らしいです。
資格の維持に会費が必要であり、県外で受験する必要があるのと、試験の時期が部活動の大会との時期と重なるので、いずれ機会があればという感じです。

2 自分自身を守ることについて

なぜ心理学を学びたいか?と聞かれて、
1番は自分自身を守りたいからと答えました。

もちろん誰かのためにと思うけど、自分自身を守ることが最優先です。
1番はの回復方法は、7時間以上の睡眠と良質な食事。食事は栄養価が高く、旬のものが良いとのことです。
どんなクライアントさんも、睡眠と食事ができていない場合は他の治療が始められないほど大切らしいです。落ち込むと食欲がなくなりますが、とにかく食べて!とのことでした。
あと、ストレス解消法として、お酒や喫煙、爆買い、ゲーム、アニメなどは一時的にしか解消できないためおすすめできないそうです。
やはり、ヨガやストレッチ、軽い運動やマッサージ、アロマなど、突発的な効果は感じられないけれど、長期的に見るととても良いそうです。

3 話の聞き方について

傾聴、受容といいますが、実際ついついアドバイスをしてしまい、上手く聞けなくなるという悩みを打ち明けました。やはりアドバイスはNGとのことです。
とにかく相手の話をじっくり聞くこと。聞くだけで良いらしいです。
自分だったら…とか相手の気持ちになって考える必要もないらしいです。どれだけ相手の気持ちになろうとしても、自分と相手は違うから。
相手がしてほしいことを言ってきた場合のみ応じれば良いそうです。
また、話を聞く時は、相手の周りと自分の周りそれぞれに壁があると考えると良いそうです。
自分の領域に相手の悩みを入れないようにすることが大切です。

4 心配だと思う人には

心配だと思う人がいても、他人である自分にはできることには限りがあります。助けられなかったと思う必要はないそうです。
人には自己治癒力があり、ある程度は自分で回復する力があるため、暖かくそっと見守るのが良いそうです。あれこれ口を出すと、本人の行動を邪魔してしまうそうです。
とはいえ、1人で溜め込んでしまうといけないので、ただただ辛いということを話したり、弱みを見せたりできる人が側にいることは大切らしいです。そうできる信頼関係をいかに作っていくかですが、実際は難しいところです。

5 将来について

仕事については、1年後、3年後、10年後、今のような働き方ができるか考え、難しいと感じたら、別の道を探るのは有効とのことです。本当にまずくなった時に新しく考え始めるのは大変なので、保険ではないですが、頭の隅に別の道を置いておくとちょっと気持ちが楽になるのではとのことでした。
ちなみに、何かやりたいことがある場合は、理由をつけて、後回しにしてはいけないそうです。今の自分ができないことは、将来の自分もできない可能性が高いからです。もちろん心身共に成長中の中高生は除く、らしいですが。
今やりたいことを後回しにし続けても、後悔が残るだけだから、らしいです。

最後に

ここ最近いろんな人に話を聞いてもらいましたが、学ぶことが多く、また、前向きになりました。またいつでも相談して良いと言って下さり、心理学の本も沢山紹介していただきました。今の状況の私が心理学を勉強するのは良いことだと感じたので、また勉強を続けていきたいと思います。
この場を借りて、話を聞いてくださったプロの方に心から感謝します。


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