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母の死、父の再婚

北海道での生活が、居候状態でスタートしたので、私は、遠慮するのが当たり前になってしまった。
とにかく、お父ちゃんが迎えに来るまでの辛抱と耐えていた。

私が小学三年生になった時、旅行から帰った叔母さんから、お母ちゃんが死んだ!お葬式に出て来た、と言われた。
私は、それを聞いて泣いたという記憶は無い!
今、思えば、おかしな話だ。
子供の私が、親のお葬式に出席しないなんて!
それもそのはず、前に書いたように、それは、嘘だったのだ。
でも、私は疑わなかった。

また、その後だと思うが、父が再婚したと聞かされた。
その時の感情も覚えていない。

母親の死、父親の再婚、
どちらも私にとって衝撃的なことなのに、感情の記憶が全く無い!辛すぎて、消したのでしょう。

そして、四年生になる前の春休みに、突然!
今まで、叔父さん、叔母さんのことを、「おじちゃん、おばちゃん」と呼んでいたが、
「お父さん、お母さん、か、パパ、ママ、と呼びなさい!」と叔母さんに言われた。

その時、あー、もう元の家には戻れないんだー💦と思った。
私は心の中で、私には、お父さんもお母さんもいる❗
と強く思った!ので、
パパ、ママと言います、と答えた。
でも、すぐ言えないでいると、強い調子で、すぐ言わないと、お金を払いなさい!と叔母さんに言われた。
で、必死に、パパ、ママと呼んだ。

間もなく、叔父さん、叔母さん、相変わらず猛獣の男の子と一緒に、飛行機に乗って出かけると言われた。
出発の駅には何故か?仲の良かった同級生の子達が見送りに来てた。
全く訳分からなかった💦

つづく