たけしたあきこ

地球を愛でる。地球にあふれる美しいものを見ること、古いもの、手仕事が好き。日々の気づき…

たけしたあきこ

地球を愛でる。地球にあふれる美しいものを見ること、古いもの、手仕事が好き。日々の気づきを綴ります。

最近の記事

見方が変わる

きれいなことを言うのだけれど なんだか信用できない。 それは他者を罵倒してる姿を見たから。 他者が罵倒される場面を見ている自分も辛くなる。 表では良い人を装っていても 裏では他者を蔑んでる。 そう思って信用していなかった。 時が経って ふと思い出した。 罵倒してると思ってたけど実は 何かを守ろうとする熱い気持ちのあらわれだったのでは? 強い口調でしか自分の熱意を伝えられない、 他のやり方を身につけていない不器用さゆえの 行動だったのか。 その頃の自分は、 目の前だ

    • 地球を愛でる

      昼間の空に白い月。 そうだ、これを見たかったんだ。 景色を見るのが好き。 絶景には感嘆させられ、 近所の山には癒される。 奇跡的な空の映像に嫉妬する。 私だってめぐり会いたいのに。 『そういう奇跡を見なくても、 当たり前のことにも十分心を動かされるでしょ』 そうだった、 身の回りのものにも 美しさが宿ってる。 地球に存在する全てのものは愛で護られている。 地球に存在する全てのものは愛なんだ。 地球に存在する愛を見に来たんだ。 地球を愛でる。

      • 2位じゃダメなんだ

        自分にはここまでのことはできないから、 この辺りで手を打とう。 それは自分には高望み過ぎるから、 分相応にこのくらいにしておこう。 これって 自分が自分に枠を作って その中におさまっていたっていうことか。 日々穏やかに、幸せに暮らせているのに、 なんだか突き抜けないこの感じ。 自分の中のマグマが 突破口を探してる。 枠から出て、 やりたいことを自分に許して ちょこちょことやってきたつもりだけど、 それでもなんとなく満足できないのは それらは1番やりたいことではなかっ

        • 平気なふり

          包容力のある人になりたい。 何でも受け止められる、心の広い人になりたい。 そうなることが自分の成長、 大人になることだと思っていた。 何かあっても、受け止められるよう 平気なふりをしてきた。 気持ちを感情的に表すなんて、 心の狭い、 幼稚なことだと思ってきた。 大人として振る舞わなければいけないと 思ってきた。 そうやって大人になるために 自分の感情を押しとどめてきたのか。 平気ではないのに、 平気な「ふり」をしてきたんだ。 感情を押しとどめることに慣れ過ぎて 本

          悪者でいい

          なんか、 物事を良いように捉えようとして 無理してない? 良い面を見よう、良い解釈をしようと 無理してない? ネガティブなものをポジティブに変換しようと 無理してない? 良い人の顔しなきゃいけないって 無理してるんじゃない? なんか、 わざとらしいんだよ。 そんな自分に反吐が出る。 もっとブラックでいい。 もっと汚くていい。 もっと悪者でいい。 無理に気取らなくていい。 自分の本質に 絶対的な信頼があるから。

          逆転した

          揉め事が苦手。 周りの空気を感じて、その場が丸く収まることが 最優先。 そんな私に対して、 自分の中の秩序が最優先。 自分の秩序を妨害するものには噛みつく。 そんなあの人。 そんなあの人が噛みついた相手に 私がフォローを入れる。 そうやって私が場を収めている。 私があの人のフォローをしてる。 そう思ってきた。 いつもそうだったはずなのに、 この場はこう動くべきだよね、 私の立場では言っておかないといけないよね、 と、強気の私に対して、 あちらの立場もあるし、 わ

          一致する

          そういえば、 「振り回される」って あの人から言われたときに浮かんだのは、 『口と腹が違うんだよ』 ってこと。 口から出る言葉と お腹の中の思いが違ってるから、 自分が自分に振り回されてるんだよ。 自分が、自分に、振り回されてるんだよ。 言葉と思いが違う。 本音と建前ってやつか。 これはとっても素敵な気遣いでもあるのだけど、 我慢がともなうと 疲れてしまうから、 本当の自分にそわせて 言葉と思いを一致させていく。 2つに分かれて複雑だったものを 1つにまとめて

          しようとしない

          愛の存在として 愛の振る舞いをしなければいけない。 ほらほらー、また自分で自分を縛ってるよ。 どれだけまじめなの。 まじめさが根深すぎる。 いーのいーの もっと、ちゃらんぽらんで いいんだよ。 何かをしようとしなくていいんだよ。 自分に愛の装備を搭載しようとしなくて いいんだよ。 愛の装備を持たない人を 責めてたでしょ。 あの人のありのままを 責めてたでしょ。 存在すること自体が 愛なんでしょ。 存在自体が 愛なんでしょ。 自分もあの人も 同じことだよ。 何か

          しようとしない

          自分を許す

          お花畑を歩いているつもりが あれ?ぬかるみにはまってる。 もう、いろんな縛りを脱ぎ捨てて 持ち物少なく生きているつもりなのに、 また引き戻されたか。 本当の自分の声にそって 外に出る。 外の光、きれいな景色を見てるのに 心はそこまで晴れてはいない。 心が揺さぶられる経験を重ねたいと思うけど、 そうか、 毎日快晴なわけではない。 天気が変わるように 自分の心も変わるって わかってるのに 晴れていないことを嘆いている。 ぬかるみにはまるのは気持ちよくないけど そういえ

          ただ歩く

          歩くことが好き。 好きというほどではないかも 歩くことが苦にならない。 歩きながらいつも思う。 「なんで歩いてるんだろう」 歩かなくても、車でもバスでも 自転車でも行ける。 ハアハア息を切らせながら上る坂道を 車がビュンビュン通り過ぎる。 歩いた後に、 あー楽しかったー♪ という感情が湧くわけでもない。 ただ、歩いているときは ニュートラル。 これか。

          時差

          「なんでだろう」 ん? それにはこういう理由があって こうだからこうなってるんじゃないの? え? 本当にわからないの? これって私の思いこみなのかな。 真実はわからなくても、 理由を推測して納得している自分と、 疑問を持ち続けてるあの人。 確かに、タイプは正反対かも。 大雑把な自分と、細かいあの人。 そんなあの人の細かさが癇に障り、 何にも知らないくせに 負けないようにとライバル心をみなぎらせ いつも下に見ていた。 心の支えにならない人と決めていた。 心の支えに

          何を知りたいの?

          朝、 仏壇に向かって般若心経を唱え、 いつもより長く手を合わせる。 何か教えてもらえるかな。 『何を知りたいの?』 そうか、答えは自分の中にある。 外の情報から選ぼうとしてるけど、 自分の本当の望みを ただ思い出すだけ。 最近のモヤモヤの正体は、 この先どうやって生きていくのか? それが定まらない。 お金も時間も家族も なんの制限もなかったら? ぼんやりと思っていることを 呼び覚ます。 ただひたすら歩いて お寺や神社を巡り、 私に話を聴いてほしいという人がいれ

          何を知りたいの?

          振り回される

          他者に振り回される。 周りがいろいろ言うから、どうしたらよいのか困る。 「お前らに振り回される」 ん?こちらのせい? あなたが自分の意見をしっかり持って 行動しないからだよ。 人のせいにしないで。 そうか。振り回されるってそういうことか。 振り回されるのって、すごく疲れる。 あっちに動いてみたり、こっちに動いてみたり。 自分がしっかりと軸を持っていないからなんだ。 優しさから合わせてくれてる、 大人の余裕のようにも見えるけど、 疲れてくると、他者を攻撃することに

          遊んで暮らす

          働かざる者食うべからず 何十年とこの言葉に縛られていた。 縛られているとは認識できないくらい 身体の隅々まで 染み込んでいた。 自分が働いて得たお金で、 自分の欲しいものを買う。 これが幸せだと思っていた。 年を重ね体力が落ちてくると、 決められた勤務時間をこなすことが だんだん辛くなってきた。 自由がほしい。 そして、今、 無職。 やっと手に入れた自由のはずが、 このままでいいのか? やることがあるのではないか。 組織に縛られたくないけど、 うまく対応

          言い聞かせる

          花粉症ではない。 目がかゆい。 鼻水が出る。 鼻がつまる。 そういう症状があるだけで 花粉症ではない。 病は気から。 自分にそう言い聞かせてきた。 認めてしまうと、 花粉症の呪縛に からめとられてしまうのではないか。 負けるような気がした。 今年は花粉症で毎年大騒ぎしている夫よりも 症状が出るのが早かった。 そして息苦しい。 こんな苦しいことに向き合い、 苦しさを抱えながら自分の役割をこなす人々に 頭が下がる。 もう認めてしまおう。 今まで何を相手に闘ってき

          何を選ぶか

          洋服が好き。 ウィンドウショッピングが癒し。 買えたらもっといいけど、買えなくても 見てるだけで楽しい。 バブルの余韻が残る頃、 ハウスマヌカンという職種に憧れた。 ファッション通信を楽しみにしていた。 ランウェイを歩くモデルにも 憧れた。 自信がなくてその道へは進まなかったけど、 デパートでDCブランドの服を買うのが楽しかった。 流行を押さえながらも 自分のスタイルを通してるつもりだった。 定番を取り入れ、 ジャケットに長めのスカート トラッドを少し崩した感じ。 時