【雑談】チロリンと僕
産まれたからには、生きるしかない!
愛に飢えているピンクパンサーです!
(๑╹ω╹๑ )ギョピー!
【はじめに】
この話は以前にも記事にした事がありますが、
ワタクシ、ピンクパンサーは皆んなに望まれて産まれた子ではありません。
巷でよくある、「出来ちゃった子供」です。
ワタクシが母のお腹に存在する事を知った父は、猛烈に産まない事をオススメしたらしいです。
しかし母は、
「1人で産む!」
と決意!
困惑した父は、「産んで欲しくないし、結婚する気もない。」それを周りに相談。
父の親戚一同は母に対して非難。
「勝手に産むな!」
母は意地っ張り。言われれば言われる程、産む決意が固まっていきます。
もちろん、母も自分の家族や親戚に相談。
母の親戚も父の人柄を知っていた様で、
「産まない方がいい!」
母は、自分の家族や親戚にも反対をされました。
母は本当に意地っ張りです!
僕を産みたいというより、周りに対する反発心で産んだっぽいです。
その結果、
ワタクシ、自分が産まれた病院を知りません。^_^;
そもそも、その状況でどうやって病院を見つけたのか?
母は看護師でした。なので、仕事の人脈を使って病院を探したのかも知れません。
ワタクシの産まれた病院については、何故かタブーになってます。
触れてはいけない雰囲気が漂っています。
結局、父はイヤイヤ籍を入れた様です。
ギリギリまで悩み、産まれるちょっと前に籍を入れたらしいです。
「お前、川で拾って育ててやったんだぞ?」
と父に子供の頃からかわれた事がありますが、
「むしろ、その方が嬉しいんだけど。」
と思った記憶があります。
それなのに今年3月、ワタクシは父の喪主を手伝い、自分を望まなかったおばあちゃんの骨を拾いました。
経緯はどうあれ、家族は家族、親戚は親戚なんだな〜と、なんか不思議な感覚でした。
【チロリンの出生】
チロリンは、母の家にいるお母さん猫です。
この子がお母さんなので、もしチロリンがいなければ他の猫もいません。
このチロリンちゃん。
外に捨てられていた様です。恐らく、親が育児を放棄したっぽいです。
まだ父と母が離婚する前の、8年ほど前。
3日以上、外で鳴いていたようです。
昔の住んでいた所はペット不可。どうしようもなかった状況です。
「中途半端に助ける方が残酷だ!」
と父は言っていた様です。
そして、4日目に鳴き声が聞こえなくなったみたいです。
鳴き声が聞こえていた所を見ると、チロリンはいなかった様です。
「誰かが拾ってくれた!」
そう思い、父、母、そしてその時実家に住んでいた弟。
3人とも安堵した様です。
しかし翌日、またチロリンの鳴き声が。
何があったのか分かりませんが、また捨てられていたらしいです。
「やはり猫が飼えなかったのか?」
「チロリンの状態を見て、生存するとは思えなかったのか?」
理由は分かりませんが、またもチロリンは外に投げ出されました。
そして、その翌日もまだチロリンは鳴いていた様です。
突然、母がチロリンを拾う事を決意!
家では飼えないので、玄関を開けっぱなしにして、
「野良猫が家に入ってくるだけで、飼ってはいない。」
その方向で拾う事にしたらしいです。
実際に拾ってみると、
生きれるとは思えない程にボロボロだったらしいです。
父と弟は、
「もう生きれないから、外に戻してあげた方がいい。」
と母に言った様です。
すると、何故かまた母の意地っ張りが爆発!
「私が助ける!」
と、常にチロリンを見続けた様です。
すると、徐々にチロリンは元気になり、母はエプロンを付けて、小さいポケットと大きいポケットを駆使し、常にチロリンと一緒に居続けた様です。
もう十分元気になった頃には、カンガルーみたくなってたみたいです^_^;
【チロリンも僕も、何故か母が嫌い?】
チロリンは恐らく、母に助けられました。
僕も、母が突っ張ったお陰で今生きてます。
じゃあ、チロリンは母に懐いているのか?
全然懐いていません!むしろ、母が手を出すと本気で怒ります!w
しかし、このチロリンの気持ちが僕にはちょっと分かる気がするんです。
母は、僕の命が大切だったのではなく、チロリンの命が大切だった訳ではなく、自分の意地が1番大切だった気がするのです。
なのでチロリンも僕も、真正面から感謝する気持ちになれないのだと、ワタクシは思っています。
結果的に助けられました。しかし、僕は複雑な心境です。
「母に感謝しなきゃいけないのは分かる。しかし、このモヤモヤした感情は何なんだろう?」
同じ境遇のチロリンは、母親に敵意剥き出しに攻撃しています!w
自分のモヤモヤはきっと、チロリンが母に敵意剥き出しに叩く行為と同じなんじゃないかな〜という気がしています。
【最後に】
チロリンも母に攻撃して、自分も母にモヤモヤしている。
しかし、本当に危機が訪れた時結局は母を頼ります。
チロリンも本当に辛い時は、母の布団に入ります。滅多に入らないので、本当に辛い時だけだと思います。
僕も、結局は困った時は母に相談します。
家族というのは、様々な形があるんだなーと思う今日この頃です。
ちなみにチロリンと僕は仲良しです!
同じ境遇だからなのかも知れません。
という訳で今回は以上です。
また次回の記事で会いましょう♪
(๑╹ω╹๑ )ピニャー!
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